59.天空の蜂/東野圭吾
■ストーリ
「爆発物を積載した超大型ヘリを高速増殖炉に墜落させる。
それを防ぎたければ日本中の原発を即刻使用不能にせよ」
「天空の蜂」と名乗る犯人が仕組んだ恐るべき犯行。超大型ヘリは
すでに原子炉上空千数百メートルでホバリングを始めていた。
だが犯人にも誤算があった。コンピュータによって遠隔操作される
ヘリ内部には、子供が閉じこめられていたのだ。
原発が、子供が、日本が危ない!!
■感想 ☆☆
さすが東野さん!と言いたくなる理系っぷり。
根っからの文系だった私には、かなり辛い描写が続いたが、
それでも読み進めることができたのは、この作品が原子力発電の
理論だけではなく、その現状、メリットとデメリットまで
あますことなく、きちんと描いてくれていたからだと思う。
安易に原子力発電に反対している内容ではない。けれども、その
危険、抱える問題、これから起こりうる問題をしっかりと
描き出している。 その上で、原子力発電が今の日本、そして
これからの日本ににどれだけ必要か、も省くことなく描かれている。
すごくフェアな本だと思った。
私自身がこの作品に描かれている無責任な国民だったため
この作品で描かれていたことは、何一つ知らなかった。この
作品内の情報をほとんど知らなかった。この作品をきっかけに、
原子力発電について、発電所周辺の地域について、調べてみたい。
そう思えたことがこの作品を読破できた際の一番の収穫だと思う。
■ストーリ
「爆発物を積載した超大型ヘリを高速増殖炉に墜落させる。
それを防ぎたければ日本中の原発を即刻使用不能にせよ」
「天空の蜂」と名乗る犯人が仕組んだ恐るべき犯行。超大型ヘリは
すでに原子炉上空千数百メートルでホバリングを始めていた。
だが犯人にも誤算があった。コンピュータによって遠隔操作される
ヘリ内部には、子供が閉じこめられていたのだ。
原発が、子供が、日本が危ない!!
■感想 ☆☆
さすが東野さん!と言いたくなる理系っぷり。
根っからの文系だった私には、かなり辛い描写が続いたが、
それでも読み進めることができたのは、この作品が原子力発電の
理論だけではなく、その現状、メリットとデメリットまで
あますことなく、きちんと描いてくれていたからだと思う。
安易に原子力発電に反対している内容ではない。けれども、その
危険、抱える問題、これから起こりうる問題をしっかりと
描き出している。 その上で、原子力発電が今の日本、そして
これからの日本ににどれだけ必要か、も省くことなく描かれている。
すごくフェアな本だと思った。
私自身がこの作品に描かれている無責任な国民だったため
この作品で描かれていたことは、何一つ知らなかった。この
作品内の情報をほとんど知らなかった。この作品をきっかけに、
原子力発電について、発電所周辺の地域について、調べてみたい。
そう思えたことがこの作品を読破できた際の一番の収穫だと思う。