のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ナカオカツオライブ

2010年08月05日 23時50分01秒 | 音楽鑑賞
巻き込まれ飲みゴトが多かった7月がようやく終わりました。
飲みゴトに巻き込まれすぎ。
巻き込まれそうな飲みゴトから避ける術を身につけなさすぎ。
もう少しスマートに軽やかに飲みゴトを避けられないものかと
ワタクシの金銭感覚や理性がそっと囁いています。

ま。結局のところ、行けば楽しいのです。
行けば楽しいから、ついつい巻き込まれてしまうわけで
うーん。いいんだか、悪いんだか。
と、色々と思うところのあった7月。
例年、7月8月になるとバイオリズムが低下しています。

そんな低迷期のワタクシを救うかのように、ライブのお誘いをいただきました。
ひっさびさのナカオカツオさんライブです。
色々とタイミングが合わず、歌声を聴くのはおそらく1年ぶりぐらい。
わくわくしながらライブ会場に向かいました。

ライブ会場は春吉のGENGENさん。
初めて訪れましたが、カウンター席にテーブル席が3つ
壁にいくつものギターが、そしてちょっとした隙間には所狭しと
(おそらくオーナーのご趣味で集められた)コレクションが飾られている
ぬくもりあふれるスペースを提供するお店です。

21時前からライブ開始。
久々に聴くカツオさんの唄声に驚きました。
私が記憶しているカツオさんの唄声は
少し甘めのラブソングが似合いそうな声。
その声よりも数段、男らしく、渋い歌声が店内に響き渡りました。
声に深みが増しているような気がします。

正直に告白すると、以前のカツオさんよりも
昨日のカツオさんの歌声のほうが数倍、好みです。
声、というよりは発声が。
深い深い声の出し方がとても心地よく、その歌声に酔いしれました。

ライブは、ローリングストーンズのカバーから始まり
その後は、オリジナルソングへ。
記憶力のまったくない私は、曲のタイトルを何一つ覚えられていませんが
どの曲もすぐにメロディが入ってきます。
観客をすぐに仲間に入れてくれるような人懐っこい曲ばかり。
思う存分、唄を、そしてライブの空気を楽しみました。

最近の音楽ライフはずっとipodに頼りっぱなしですが
ヘッドホンは苦手だなぁ、と聴くたびに思います。
やはり音楽は、ヘッドホンではなく、体全体で聴きたい。
だから、音に包まれた状態で音を楽しめるライブは大好きです。
いろんな方のライブに行くたびに、音って心地よいなぁと思います。

・・・心地よいなぁ、と思っている割にリズム感は皆無ですが。
皆無だからこそ、音を奏でている方、音を全身で楽しんでいる方を見ると
心底羨ましくなります。そして、こちらまで楽しくなります。

自分用の記録

2010年08月05日 23時36分15秒 | 日常生活
ブログは「自分用の記録」なので自分の好きなように、好きな時に、
あまり深く考えずに言葉を垂れ流しています。
お付き合いくださっている方、本当にありがとうございます。

けれど、本日は完全なる私信です。
届かなくてもいい私信です。
そして、やはり「自分用の記録」です。
数年後の自分がこの想いを忘れていませんように。

日曜日に転入会を無事に終えました。
転入会を終えて、少しスッキリしました。
今通っている教会にお世話になり始めて2年近く経過しているんだから
きちんと転入会しなければ、ともやもやしていたのでスッキリ。
けれど、その一方でスッキリ以上の寂しさも感じてもいます。
以前、通っていた教会にはご恩や思い入れがたっぷりあるのです。
その前にお世話になった色々な教会にも
(なにせ教会ジプシー歴20年。通った教会の数6つですから。)
それぞれにたっぷりご恩や思い入れがあるけれど、
それでも私にとって、ベタニヤは確実に特別な教会でした。
そして、今も特別な教会です。

20年以上、教会に通ったり行かなくなったり、
通ってはいてもその目的は友達と会って話すことだったり、
バプテスマもいつか受けるかもしれないけど、でも実感ないよね、
と中途半端なことを考えていたりしていた私に
「神様とちゃんと向き合おう」「教会ときちんと付き合おう」
と思わせてくれたのも、あの教会だったからこそ。
個性豊かな人たちの集まりで、「クリスチャン」に抱いていた
そこはかとない憧れとか気後れ、そしてそれ以上に感じていた
違和感をものの見事にうちくだいてもくれました。

「日曜日は教会に通っている」と言うと、
気まずそうな顔をされることがあります。
けれど、私は気まずそうな顔をする人たちよりも、
教会へ通っていることに対して「偉いね。」と言われることのほうに
違和感を、というよりは壁のようなものを感じていて、
けれど、その壁は私自身も「クリスチャン」に抱いているもので、
だからこそ、あの教会で個性豊かな人たちと出会って
彼らがごくごく普通に遠慮なくいろんなことを言い合って、議論しあって
怒って、笑っている姿を見て、ようやく心が楽になった気がします。

ベタニヤ村教会で過ごした時間によって
ようやく私は教会や聖書、礼拝と肩に力を入れず、
自然体で付き合えるようになりました。
本当に本当にお世話になりました。

・・・と殊勝な気持ちになったわけですが、
転入会したからといって、以前通っていた教会とご縁がとぎれるわけではないし
いつだって「仲間」ですし、これからも会う機会はあると思うし
会う機会をきちんと作りたいと思うし、
そうなると、こんなこといちいち面と向かって言う必要もないのよね
とも思うわけで。

でも、本当に。
心からのありがとうを込めて。
そして、これからもよろしくお願いします。の気持ちも込めて。
この気持ち、忘れずにいようね、という自戒を心から込めて。
いつも祈っています。