のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ついた以上に食べました

2010年12月27日 22時38分43秒 | 日常生活
会社の先輩のご自宅で毎年恒例の餅つき大会が開催されるため
お手伝いで参加してきました。
臼と杵による今は珍しい本格的な餅つきで
だからこそ人出(特に力ありあまっている若者の人出)が
必要なのだとか。
とはいえ、作業全体が経験値による慣れがものを言う部分は大きく、
経験値のない私は始終あたふたしどおしでした。
そして、あたふたしどおしの割には
「あたしも餅つきしてみたい!」とか
「あたしも餅をこねてみたい!」とか
「あたしも餅を丸めたい!」とか
好奇心の赴くままに各作業場をまわっては
自ら率先して更なるあたふたを体験してまわっていました。
だってせっかくだから全部体験してみたいんだもの!

というわけで、結果として、当然のことながら。
各作業担当者の方々にご迷惑かけっぱなし。
ひとつの担当を究められていた先輩や同期男性陣は
立派に戦力として活躍していたというのに・・・。
ホント、手伝いに行ったんだか邪魔しに行ったんだか。
でも楽しかった!楽しくて充実感あふれる1日でした。

考えられないぐらい寒かったし
雪はどんどん降ってくるし、
周囲の景色はどんどん白一色になっていくし、で
普段の私だったら
「絶対に部屋の中から(いや、むしろ布団の中から)
 外に出ませんよー!!」
と宣言して過ごすような一日でしたが
その寒さも餅つきの楽しさの前には見事にかすんでおりました。
寒くて寒くてたまらなかったけれど
楽しくておもしろくてわくわくした一日でした。
小さい頃に「笠こ地蔵」や「鶴の恩返し」で出会って
胸のどこかに「日本人の記憶」として残っている
懐かしい原風景に出会えたからかなー。

毎年参加しているご家族がいて、
入れ替わり立ち替わりやって来ては数時間お手伝いをするご家族もいて、
今年初めて参加しました!というご家族もいて。
血縁関係があったりなかったりする10家族以上のご家族が集まって
わいわい楽しくお話し、ちびっこちゃんたちと再会して
「おっきくなったねー!」
と挨拶する。そんなあたたかい光景も懐かしい感じでした。

できることならば、もうすぐ会える予定の甥っ子ちゃんなり
姪っ子ちゃんなりにもこういったことを体験させてあげたいなー、
などと気の早すぎることをちらりと思ってもみたり。
とにかく楽しい1日でした。
餅つきをしながらぱくぱく食べたつきたて素餅の甘さときたら!
でもって、15時過ぎに終わって食べた馬刺しと焼き肉のもたらした
充実感ときたら!んまかったー!

昨日のワタクシ、つきたてのお餅を軽く15切れぐらいは食べました。
お餅は密度が高いため、1切れでご飯茶碗3杯分相当なんだとか。
ということは茶碗45杯分ぐらいのもち米になるわけで。
美味い。けど恐ろしい。
恐ろしい。けど、美味いーっっ!
と苦悩しつつ、餅をぱくつきながら
ビールも飲みたかったなー。などと思った私は
本当に食べることが大好きなんだと思います。

好きな食べ物を聞かれるたびに「お餅とカレー!」
と答えている私にとって、これからの季節は至福と苦悩の季節です。