のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

生まれる

2011年07月10日 22時23分17秒 | テレビ鑑賞
■生まれる
■のりぞう的2011年度春クール4位
■金曜22時 TBS放送
■出演
堀北真希、大倉忠義、中島健人、竹富聖花、田中美佐子、
戸田恵子、金田明夫、大杉漣、西村知美、酒井若菜
■脚本:鈴木おさむ
■感想 ☆☆☆
堀北さんと大倉さん目当てで見始めたこのドラマ。
思っていた以上に「妊娠・出産」に関する情報盛り沢山で
ドラマを楽しむというよりは、出産について、命について
学ぶことができたドラマでした。
今年最初に見た映画がやはり出産に関するドキュメンタリー映画で
その映画で気付かされた「出産って命がけだったんだな。」という思いを
このドラマで改めて心に刻み付けることができた気がします。

赤ちゃんができること。
そのことも素敵な奇跡だし、赤ちゃんが無事に生まれてくること。
そのこともこれまたやっぱり素敵な奇跡なんだな。
私たちは医療の発達のおかげで妊娠して赤ちゃんが無事に生まれてくることを
当たり前のこととして受け入れられるようになっているけれど
それって全然、当たり前のことじゃないんだな、と思いました。
このドラマを見ている期間、ごくごく身近に妊婦がいて
そういうタイミングでこのドラマを見られたことも幸せな出会いだったな。

個人的には51歳で妊娠したヒロインの母親よりも
望んで望んで望んでいるのに、赤ちゃんができないそのお友達を演じた
西村知美さんの迫真溢れる演技のほうに心を動かされました。
51歳という高齢での妊娠は命がけで
周囲の戸惑いも本当によく分かるけれど
望んで望んでいるにも関わらず、赤ちゃんに巡り会えない。
その切実な気持ち、追い詰められてしまう気持ちに
女性として寄り添ってしまいました。

ドラマとしては情報を盛り込みすぎて、説明場面が多かったかなー、とか
出産にまつわる情報を盛り込むために、
いろんなエピソードをヒロイン家族に抱え込ませすぎたかなー、
とも思うのですが、でも、こういった情報ほど「勉強」としてではなく
楽しみながら知ることができる「ドラマ」という手段が向いているよね、
とも思いました。少なくとも、私は最初から最後まで楽しみながら
妊娠にまつわる知識を得られたな。

それにしても堀北さん!美しすぎ!!
私、堀北さんの瞳や芯の強そうな表情が大好きなんだわー、
とドラマを見ながらしみじみと思いました。
そして、ダウン症の男の子を演じた高井萌生くん。
「以上です!」という口癖がとってもかわいかったな。
また他のドラマでぜひとも会いたいです。

ぼったくりめ。

2011年07月10日 01時28分27秒 | 日常生活
あ。私、今日、お金が必要だった!と思い出して財布を覗き込んだところ
本日はきちんとお財布の中に人の姿を発見することができました。
お財布の中にちゃんとお金が入っているなんて、珍しいよね・・・。
と我ながら呆れるほどオトナ失格の感想を抱きながら、
お札の種類を確認したところ、目が合ったお相手は
本日、私が必要としている夏目さんではなく、樋口さんでした。

・・・樋口さんかー。
いや、基本的には夏目さんに遭遇するよりも
樋口さんに遭遇できたほうが嬉しいし、テンションも上がるんだけど。
でも、今、必要としているのは夏目さんなのよー。
本日のお相手には、おつりを要求できないのよー。
かといって、「釣りはいらねーぜ。」という憧れの決め台詞を言えるほど
かっこいいオトナではない私は両替求めて自宅をうろうろします。

「ねえねえ。5000円札を両替できる?」
と、両親に確認したところ、
「1000円札5枚あったかなぁ」と考え込む母上の隣で
いつも寡黙な父上が珍しく私の言葉に反応を返してくれました。

「1000円札4枚でよければしちゃる。」



・・・・それはね。
それは最早、「両替」とは言いません。