金曜日は会社忘年会でした。
「会社忘年会」という響きに当日までぶうぶう文句を言って
幹事の新人君に八つ当たり(というよりは後輩いびり)をしていましたが、
始まってみると非常に楽しく呑んだくれることができました。
毎回毎回、会社飲み会があるたびに楽しんでいるくせに
なんで「会社飲み会」という響きへの抵抗は大きいままなんだろう。
いい加減、「会社飲み会って楽しいよね」という記憶に
塗り換わってもよさそうなもんなのに。
普段はあまり接する機会のない別プロジェクトの先輩方と
なぜか無線の話で大いに盛り上がり、
普段、接する機会は多いものの、お互いがお互いに
会社では他人に対して興味を持たないようにしているために
がっつり話し込むことの少ない後輩とぽつりぽつり話し込み、
普段から「周囲の人大好きです!僕のこともかまって!かまって!」オーラで
過ごしている新人君に珍しく自分から話し掛け、
通常時の3割り増しの濃度で会社の先輩後輩と接することができました。
はー。楽しかった。
忘年会終了後、出口へ向かう私のところへ
隣の部署の部長がやってきました。
「のりぞうくん。ずっとお礼を言わなきゃ、と思ってたんだよ。
ありがとう。」
突如、発せられたお礼の言葉にきょとんとしていると
部長が更に言い募りました。
「ほら。この前の打ち合わせのときに、
スケジュールが遅れてるから全体会議を早めにしたほうがいいって
強硬に言い張ってくれたやろ?早めに全体会議をして
『統括部長にこれだけしかできませんって言って、
1回ちゃんと怒られときましょうよ。』
って言ってくれたけん、あれで「あ?そんなに遅れてたんだ?」って
意識が高まったもんね。あれはよかった。ありがとう!」
いや。
お礼を言われると心苦しいというか・・・。
あれは本当に単純に自分の身を守ろうという思いからの言動でして。
なんせ、私の担当分野は現在の工程の次の工程なのです。
ここで既にスケジュールが遅れていることを
きちんと皆様に(というか部長に)お伝えしとかないと、
3ヵ月後の自分の身が危うい。
私だけのせいじゃないんですよ・・・?と遠まわしに伝えておきたい。
そういった完全に自分中心主義ゆえの言動です。
つまり、「1回ちゃんと怒られときましょうよ」は
「(私がスケジュールを更に遅らせちゃうと思うけど!
「思う」じゃなくて、確実に「遅らせる」けど!
でも、既に遅れてるわけだし!私以外の人もこのへんで)
1回ちゃんと怒られときましょうよ!」
の「怒られときましょうよ」であって、私の
ひとりで怒られるのはいやよー!
みんな巻き込んでしまえー!
という思いなのです。
という本音部分はひとりこっそり胸の奥にしまいこみました。
「会社忘年会」という響きに当日までぶうぶう文句を言って
幹事の新人君に八つ当たり(というよりは後輩いびり)をしていましたが、
始まってみると非常に楽しく呑んだくれることができました。
毎回毎回、会社飲み会があるたびに楽しんでいるくせに
なんで「会社飲み会」という響きへの抵抗は大きいままなんだろう。
いい加減、「会社飲み会って楽しいよね」という記憶に
塗り換わってもよさそうなもんなのに。
普段はあまり接する機会のない別プロジェクトの先輩方と
なぜか無線の話で大いに盛り上がり、
普段、接する機会は多いものの、お互いがお互いに
会社では他人に対して興味を持たないようにしているために
がっつり話し込むことの少ない後輩とぽつりぽつり話し込み、
普段から「周囲の人大好きです!僕のこともかまって!かまって!」オーラで
過ごしている新人君に珍しく自分から話し掛け、
通常時の3割り増しの濃度で会社の先輩後輩と接することができました。
はー。楽しかった。
忘年会終了後、出口へ向かう私のところへ
隣の部署の部長がやってきました。
「のりぞうくん。ずっとお礼を言わなきゃ、と思ってたんだよ。
ありがとう。」
突如、発せられたお礼の言葉にきょとんとしていると
部長が更に言い募りました。
「ほら。この前の打ち合わせのときに、
スケジュールが遅れてるから全体会議を早めにしたほうがいいって
強硬に言い張ってくれたやろ?早めに全体会議をして
『統括部長にこれだけしかできませんって言って、
1回ちゃんと怒られときましょうよ。』
って言ってくれたけん、あれで「あ?そんなに遅れてたんだ?」って
意識が高まったもんね。あれはよかった。ありがとう!」
いや。
お礼を言われると心苦しいというか・・・。
あれは本当に単純に自分の身を守ろうという思いからの言動でして。
なんせ、私の担当分野は現在の工程の次の工程なのです。
ここで既にスケジュールが遅れていることを
きちんと皆様に(というか部長に)お伝えしとかないと、
3ヵ月後の自分の身が危うい。
私だけのせいじゃないんですよ・・・?と遠まわしに伝えておきたい。
そういった完全に自分中心主義ゆえの言動です。
つまり、「1回ちゃんと怒られときましょうよ」は
「(私がスケジュールを更に遅らせちゃうと思うけど!
「思う」じゃなくて、確実に「遅らせる」けど!
でも、既に遅れてるわけだし!私以外の人もこのへんで)
1回ちゃんと怒られときましょうよ!」
の「怒られときましょうよ」であって、私の
ひとりで怒られるのはいやよー!
みんな巻き込んでしまえー!
という思いなのです。
という本音部分はひとりこっそり胸の奥にしまいこみました。