太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

節分

2014-02-07 20:02:36 | 日記
今頃節分の記事。



節分の前の日、節分の豆まきをやるらしいから行こう。と友人に誘われて 妙法寺 に行った。

妙法寺はホノルルの、ダウンタウンの近くにあるが、行くのは初めてだ。




ハワイには、こういうお寺がけっこうある。





ホノルルにあるのに、ここだけ我が家の近辺のような雰囲気。木々がうっそうとしている。



すでに何人かの人達が集まっていた。

椅子に座って待っていると、そのうち読経が始まった。




なんだかとっても本格的な感じ・・・

待てども待てども豆まきが始まる気配はなし。


読経の合間に、全員がお焼香をした。

生まれて始めてお焼香をした夫は緊張気味。



30分ほどの読経のあと、一人ずつ、丁寧にお払いをしてくれたので恐れ入る。

順番に並んで、お坊さんが頭と背中、首と肩をお祓いするのだ。


住職さんの講和がある。

この住職さん、まだ三十代で、しかも オペラ歌手 というのだ。

ときどき、コンサートをやるらしく、いつも盛況なのだと友人が言った。

講和は、宗教の話ではなく、むしろスピリチュアル本に書かれているようなお話だった。


厄年の人たちが前に出て、豆まきをする。

「豆まきって厄年の人だけだったっけ?」

友人が小声でささやくが、私が知るはずもなく。



豆まきはしなかったけれど、本堂の空気がどんどん澄み渡っていって、

すべてのことがビンビンと心に響いてくるような気がした。

それは夫も同じだったようで、すごく気持ちがいいから、また来たい、と言った。



外に出て、希望者は車のお祓いもしてくれるというのでお願いする。




菩提樹の木のそばで、1台ずつ、5分以上かける。


住職さんが明るく声をかけてくる。




庭に咲いていた、みたこともない花。




裏に流れている川に、不思議な物体を発見・・






夫が写した写真。

仏像が安置してあるガラスに、外の建物が移りこんでいるのが不思議な絵になった。



思いがけず身も心も車までお祓いしてもらって、

実はこれが私たちには必要だったようで、おかげで節分パワーでやってきた大きな変化の揺れを

なんとか乗り越えることができたようなものだ。

友人の子供も、学校でなにか気持ちの悪いもの(エネルギーのようなもの)が突然やってきて、食欲がなくなると言っていたのが

おさまったという。

友人がたまたま新聞の片隅の記事を見つけて、

たまたま私たちが会うことになっていた日で、

日常に偶然なんてものは、やっぱりないんだなあと思うのであった。





にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村