太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

それって何畳?

2022-01-11 07:39:00 | 日記
日本とアメリカは、ものの単位が違う。
温度は摂氏(℃)ではなく、華氏(℉)だし、距離もメートルではなく、インチやマイル、
重量もグラムではなく、オンスやパウンドや、ガロンだ。
最初はいちいち変換しようとしていたが、覚えきれないしめんどくさい。
そのうち変換するのを諦めて、すべてをサラにして、
牛乳のあのボトルが1ガロン、このぐらいの気温が70℉、1パウンドが430g、というように感覚で覚えるようになったが、広さだけはダメだ。

「ワイキキで、低価格の30sq.ftのストゥディオが月に1500ドルだって。
申込者殺到だねえ」

今朝、新聞を見て夫が言った。
30スクエアフィート、と言われても、さっぱーーーーりわからん。
それって何畳?
人によって、想像しやすい単位の広さというのがあるが、
部屋の広さを表すのに、私は畳でしかピンとこない。
立って半畳、寝て1畳。ちょうど人が一人横になれる広さが1畳というのは、なんてわかりやすいのだろう。

ちなみに、1畳=1.8㎡=16.7スクエアフィート らしい。

小学生の頃の算数の単位の変換が苦手で(算数全般ダメだけど)、苦労した私が、こんな変換に耐えられるはずもなく、そうそうに諦めてしまう。

これが広くなると、もっとダメだ。
「東京ドーム何個分の広さ」という言い方をするけれども、日本人のいったい何パーセントの人が、その広さを想像できるのだろう。
だいたい、行ったこともない場所が何個分と言われたって、わかりようもないではないか。
部屋より広い場合でいえば、私なら学校の25mプール、あるいはオリンピックの50mプールまで。
それ以上になると、想像がつかない。


それって何畳?
と心でつぶやいているのは、昭和の人間だけだろうか。




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