太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

TOMMY EMANUEL

2020-01-10 07:35:27 | 日記
1月3日。
ハワイシアターでトミー・エマニュエルのコンサートに行った。
ハワイシアターはダウンタウンにある歴史あるシアターで、
何度かコンサートに来ている。
一時は取り壊しの危機にあったのが、たくさんの企業の援助があって復活。
ステージ上のモザイク

2階席もある

曲線を使った造りが優雅で、クラシック。
音響もすこぶる良し。

さて、トミー・エマニュエル。
夫の叔父叔母がクリスマスのプレゼントにチケットをくれたのだけれど
名前を聞くのも初めてだ。
オーストラリアから来たギタリストで、とにかく一緒に行こう、
というので叔父叔母、義両親ともに出かけたのだった。

TOMMY

開いた口がふさがらない。
良い意味で。
音楽が好きで好きで、ギターが好きで好きで、というエネルギーが
わんわんと会場全体に響きまくってくる。
誰にも師事したことがない、ただ自分で弾いてきた、というので驚く。
1本のギターなのに、3本分ぐらいの音が重なっている。
前から6列目という良い席で、トミーの指の爪まで見える。
8時から始まったコンサートが終わったのは11時。
NYから呼んだ若手のギタリストとの共演があったにしても
すごいバイタリティ。

インターミッションのときに、CDを買おうとして、やめた。
生の、この良さはCDには収まらない。
建物の空気を震わせるような感動は、生だからこそのもの。
かつて、何度もコンサートでCDを買ったけれど、
家に帰って聞いてみても、同じ感動は得られない。
アーティストが地元の若者だったりすると、援助する意味でCDを買うのだけど
結局、それを聞くことはあまりない。

高揚したまま家に帰ると、すでに12時近かった。
腹立たしいことに、翌日仕事なのは私だけ。
翌日は眠かったけれど、縁起のいい感動をわけてもらったようで気分がいい。
トミーさん、70代だろうか。
また彼がハワイに来たら、必ず足を運びたい。






誕生日

2020-01-06 16:08:37 | 日記
記事がまったく追いつかない。
ハワイは1月6日だが、まだ2日の記事を書こうとしている。
開き直って、ズレたままいくことにする。

1月2日は、私の誕生日だった。
ハワイは元旦だけが休みで、2日からは平常どおり、ということで2020年仕事始めの日。
夫には、アイランドスリッパーのサンダルと、新しい水着をもらった。
アイランドスリッパーは、メイドインハワイなのに、かなり優れている。
こっちで買う靴は(高級ブランド品は違うだろうけど)、それほど履いてなくても
年数がたつとバラバラになってしまう。
だから高価な靴は買いたくない。
アイランドスリッパーのサンダルは、布が使ってあるものでも9年履いても壊れない。
見た目も素敵なものがたくさんある。
それで1万円ぐらいというお値段は、絶対に安い。
ハワイに来た時に必ず買って帰るという日本の知人もいる。

靴といえば、もうひとつおすすめなのが、CLARKS。
どの靴も、しっとりと足に馴染んで履きやすい。
長時間履く、家の中のサンダルは、これに限る。

誕生日のディナーは、BUZZ'S。
何かあると出かけてゆくので、おなじみの店だ。


カイルアにあって、地元民の憩いの店である。
かつては民家だった建物をレストランにして、半世紀以上。
いつ行っても混んでいる。
ディナーには、サラダバーがつく。
20種類以上のサラダは、どれもこれも新鮮でおいしい。
ランチには、サラダバーはつかない。

前菜にエスカルゴを頼んだ。
何十年も昔に1度食べたきりのエスカルゴ。
同僚が美味しい、と言っていたので頼んだのだけれど、
あらー、こんなに美味しかったかしら・・・・・
こんがりトーストしたパンに、ガーリックバターをたっぷりしみこませて食べると
もう止まらない。

リブステーキ

モンチョンのチャイニーズ風

モンチョン、という魚も、ハワイではおすすめだ。
マヒマヒに似て、マヒマヒよりもしっとりしていて美味しいのだ。

さすがにデザートは無し。
クリスマスから年明け後までのご馳走続きで、せっかく落とした体重が
あれよあれよと戻ってゆく。
この翌日の晩もまた、コンサートがあって外食になるので自粛しておく。


年をとるのが憂鬱だったのは40代まで。
50を過ぎたら、元気に幸せに誕生日を迎えられたことに感慨すらある。
私をこの世に送り出してくれた両親に
生まれてくれた私自身に
祝ってくれる人たちに
1番近くにいてくれる夫に、大感謝。


2020

2020-01-03 07:58:06 | 日記
日本に1日遅れて、ハワイも2020年を迎えた。
元旦は穏やかな良い天気。

初日の出を眺めながら海で泳ごうと、6時に家を出た。
いつものビーチ カイルア

同じように日の出を見たい人たちが、すでに10人ぐらいビーチにいた。
海に飛び込むと、あたたかい水が体を包む。

2020年初日の出
海の中から初日を眺める。

ホノルルにある、妙法寺で新年の祈祷があるというので、友人を誘って出かけた。



妙法寺は、毎年節分会に必ず行く。
ここの住職の山村氏はまだ30代で、オペラも歌う。
腰が低く、気さくな人柄がすごくいい。
お寺も、きれいなエネルギーが満ちていて、ここにくるとホッとする。
宗教、宗派にかかわらず誰でも来てください、という雰囲気。


祈祷のあと、社務所でちらし寿司やおせち、お神酒やデザートなどが用意されていた。
住職さんみずからお神酒をついでまわって、見知らぬ人同士が
なごやかに集う。
妙法寺さんのおかげで、今年はおせち料理が食べられて感謝。
住職の
「心は磁石。どんな心でいるかは自分の責任」
「自分というのはこの体だけじゃなく、体の外側にも広がっている」
というお話に深く納得。


どこも仕事が休みなのは元旦だけ。
二日からは平常に戻る。
それも、またよし。
2020年は、心の持ち方を意識して、楽観的にあかるくいこう。
ハウオリマカヒキホウ(あけましておめでとう)