壱岐・対馬 2泊3日観光ツアーの3日目・最終日です。
11月7日の朝です。宿泊した東横イン厳原前の県道です。この先(右側)が国道382号線になります。この辺が対馬で一番の繁華街です。心配した天気ですが、雨は夜の間に通り過ぎたようで、どうやら心配なさそうです。ツアー最終日はここから観光バスに乗ってスタートです。
まず向かったのは、「椎根の石屋根倉庫」です。屋根が瓦でも茅葺きでもなく、石で作られているこの地方独特の建物です。詳しい事は下の画像をクリックしてご覧下さい。
←クリックで拡大します。
そして次に向かったのは「万関瀬戸」です。かつて対馬は陸続きの一つの島でしたが、対馬東海上までの所要時間を短縮するための航路として1900年に作られた運河で、これにより、対馬は北と南に分断される形となりました。写真下はその運河に架かる「万関橋」です。日露戦争時の日本海海戦では水雷艇部隊がここを通って出撃したと言う事です。更にここより南に行った所に「大船越瀬戸」と呼ばれる運河があって、対馬は3分割された形となっています。残念ながら今回のツアーでは訪問していません。
動画からの画像ですが、「万関橋」を通過中の車窓から写した「万関瀬戸」です。かつて陸だった所です。ここを水雷艇部隊が航行したんですね。
「万関橋」を通過して次に向かったのは、「和多都美神社」です。彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と、その妻であり豊玉彦尊の娘である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の夫婦神が祀られており、竜宮伝説が伝わる神社でもあります。下の写真のように本殿正面に5つある鳥居のうち2つが海中に立っていますが、今年の夏に相次いで通過した台風の影響で、一番海側にある鳥居が倒壊しています。
「和多都美神社」本殿前の鳥居ですが、一番向こう側(一の鳥居)が台風の影響で倒壊しています。現在、復旧に向けての寄付集めをしていました。この後、神社境内を散策しました。
本殿入口には夫婦の狛犬が見守っています。上が♂で下が♀ですが、画像のある部分を見ればお分かりですね。
まるで龍が天に昇るかのように見える松の大木があります。これらの画像を含め、他にも見所満載の神社です。もう少し時間があればのんびり見学出来たと思いますが、ツアーでは時間制限があるので止むを得ませんね。こちらに神社のパワースポットなどが紹介されていますので、ご覧下さい。
そして、今回のツアー最後に訪れたのが、対馬の絶景を360度見渡せると言う「烏帽子岳展望台」です。
急勾配の狭隘路を大型バスが上って行きます。バス同士の離合はまず困難で、その辺はバスのドライバー間で確認して調整しているようでした。マイカーでも離合には気を使いそうです。上の画像は動画からのものですが、駐車場から頂上の展望台までは100メートル近くある坂道&階段を登って行く事になります。老体にはかなりハードです。息も絶え絶えに辿り着いた先には、浅茅湾の絶景が広がっていました。
天気が曇り空だったのが少々残念でしたが、晴れた日には韓国(釜山)も見える時があるらしいです。雨でなかったので良しとしましょう。
「烏帽子岳展望台」の位置関係はこのようになっています。韓国までの距離の方が長崎県よりも近く、国境の島と言われる所以ですね。
対馬の絶景を堪能した後は、対馬名物の対州そばで昼食タイムです。ツアー客が良く利用すると思われる「そば道場 美津島」へ向かいます。
こちらが昼食場所となった「そば道場 美津島」です。ここで対州そばを頂きました。対州そばと言うのは、つなぎを使わず、蕎麦粉のみで打つのが特徴の蕎麦で、おつゆは殆どありません。
こちらが昼食の対州そばです。左側はセットメニューのミニとんちゃん丼で、豚丼によく似た丼ぶりものです。蕎麦は独特の風味で、味は正直微妙で、私はとんちゃん丼の方が美味しく頂けました。上の画像2枚はスマホで写しています、
お腹も満たされた所で、今回のツアーも終了です。この後、バスは厳原港へ向かい、帰路に就きます。
帰りはジェットフォイルで博多港を目指しますが、途中、壱岐の芦辺港に寄港します。博多港までは約2時間少々の船旅です。
ジェットフォイル船内の様子です。壱岐からの乗客も併せてほぼ満席状態でした。それぞれツアーの思い出を抱きながら博多港までもう少しです。
博多港からは来た時と同じく、タクシーに分乗してJR博多駅まで戻って来ました。博多駅で新幹線乗車まで約2時間のフリータイムがあり、駅デパ内をうろつき、GoToキャンペーンで貰った地域振興券(ポイントカード)でお土産や駅弁などを購入しました。
帰りの新幹線は、博多発16時54分ののぞみ52号で新大阪まで向かいます。新幹線が出発した頃から雨が降り始めました。新大阪には19時22分に到着しました。岡山や新神戸からツアーに参加したメンバーは既に降車しているし、更に京都や名古屋からツアーに参加したメンバーとはここでお別れです。
新大阪からはくろしお29号(20時15分発)で和歌山駅まで帰ります。和歌山からツアーに参加したご夫婦も一緒です。和歌山駅には21時25分に到着しましたが、かなり雨が降っています。和歌山駅東口改札を出て、駐車場まで土砂降りの雨の中を歩いて向かいます。駐車代4,700円(って高い!)を精算して、我が家を目指しました。家に到着したのは23時を少し過ぎた頃でした。
こうして、2泊3日の壱岐・対馬ツアーが無事に終了しましたが、アッと言う間の3日間でした。移動距離が長いと言う事と、交通機関(電車、船など)の待ち時間がロスと感じたりして、けっこうバタバタしたツアーの印象で、やはりツアーの良い所と悪い所を感じた3日間でした。とは言う物の、新聞の折り込み広告の「壱岐・対馬」の文字だけを見て、後先考えずに申し込んだツアーでしたが、充分楽しめた旅行だったと思います。なにより安価だったと言うのが今回のツアーの最大のメリットでした。ただ、もう少しツアーの内容を詳しく確認していたら、申し込んでいなかったかもしれないと思われる今回のツアーで一番残念だったのが、対馬の最北端へ行けなかった事です。ツアーから帰って来てその思いが一段と強くなり、直ぐにでももう一度行きたいと思って計画を練って見たのですが、予算的にも時間的にも年内は無理だと言う事になり、いつか行ける日が来るまで待つことにしました。今度行く時は、個人で、飛行機利用になるかもしれませんね。現地でレンタカーを借りて、島内を巡りたいと思っています。自分の車で、対馬迄行くのはかなり大変ですからね(^.^)
早く安心して旅行に出られる日が来る事を願って、今回のツアー報告とさせて頂きます。ここまでご覧頂き有難うございました。
そやけどホンマは台湾へ行きたいんやぁ~!
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11月7日の朝です。宿泊した東横イン厳原前の県道です。この先(右側)が国道382号線になります。この辺が対馬で一番の繁華街です。心配した天気ですが、雨は夜の間に通り過ぎたようで、どうやら心配なさそうです。ツアー最終日はここから観光バスに乗ってスタートです。
←クリックで拡大します。
動画からの画像ですが、「万関橋」を通過中の車窓から写した「万関瀬戸」です。かつて陸だった所です。ここを水雷艇部隊が航行したんですね。
「万関橋」を通過して次に向かったのは、「和多都美神社」です。彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と、その妻であり豊玉彦尊の娘である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の夫婦神が祀られており、竜宮伝説が伝わる神社でもあります。下の写真のように本殿正面に5つある鳥居のうち2つが海中に立っていますが、今年の夏に相次いで通過した台風の影響で、一番海側にある鳥居が倒壊しています。
「和多都美神社」本殿前の鳥居ですが、一番向こう側(一の鳥居)が台風の影響で倒壊しています。現在、復旧に向けての寄付集めをしていました。この後、神社境内を散策しました。
まるで龍が天に昇るかのように見える松の大木があります。これらの画像を含め、他にも見所満載の神社です。もう少し時間があればのんびり見学出来たと思いますが、ツアーでは時間制限があるので止むを得ませんね。こちらに神社のパワースポットなどが紹介されていますので、ご覧下さい。
そして、今回のツアー最後に訪れたのが、対馬の絶景を360度見渡せると言う「烏帽子岳展望台」です。
急勾配の狭隘路を大型バスが上って行きます。バス同士の離合はまず困難で、その辺はバスのドライバー間で確認して調整しているようでした。マイカーでも離合には気を使いそうです。上の画像は動画からのものですが、駐車場から頂上の展望台までは100メートル近くある坂道&階段を登って行く事になります。老体にはかなりハードです。息も絶え絶えに辿り着いた先には、浅茅湾の絶景が広がっていました。
「烏帽子岳展望台」の位置関係はこのようになっています。韓国までの距離の方が長崎県よりも近く、国境の島と言われる所以ですね。
対馬の絶景を堪能した後は、対馬名物の対州そばで昼食タイムです。ツアー客が良く利用すると思われる「そば道場 美津島」へ向かいます。
こちらが昼食場所となった「そば道場 美津島」です。ここで対州そばを頂きました。対州そばと言うのは、つなぎを使わず、蕎麦粉のみで打つのが特徴の蕎麦で、おつゆは殆どありません。
こちらが昼食の対州そばです。左側はセットメニューのミニとんちゃん丼で、豚丼によく似た丼ぶりものです。蕎麦は独特の風味で、味は正直微妙で、私はとんちゃん丼の方が美味しく頂けました。上の画像2枚はスマホで写しています、
お腹も満たされた所で、今回のツアーも終了です。この後、バスは厳原港へ向かい、帰路に就きます。
帰りはジェットフォイルで博多港を目指しますが、途中、壱岐の芦辺港に寄港します。博多港までは約2時間少々の船旅です。
ジェットフォイル船内の様子です。壱岐からの乗客も併せてほぼ満席状態でした。それぞれツアーの思い出を抱きながら博多港までもう少しです。
博多港からは来た時と同じく、タクシーに分乗してJR博多駅まで戻って来ました。博多駅で新幹線乗車まで約2時間のフリータイムがあり、駅デパ内をうろつき、GoToキャンペーンで貰った地域振興券(ポイントカード)でお土産や駅弁などを購入しました。
帰りの新幹線は、博多発16時54分ののぞみ52号で新大阪まで向かいます。新幹線が出発した頃から雨が降り始めました。新大阪には19時22分に到着しました。岡山や新神戸からツアーに参加したメンバーは既に降車しているし、更に京都や名古屋からツアーに参加したメンバーとはここでお別れです。
新大阪からはくろしお29号(20時15分発)で和歌山駅まで帰ります。和歌山からツアーに参加したご夫婦も一緒です。和歌山駅には21時25分に到着しましたが、かなり雨が降っています。和歌山駅東口改札を出て、駐車場まで土砂降りの雨の中を歩いて向かいます。駐車代4,700円(って高い!)を精算して、我が家を目指しました。家に到着したのは23時を少し過ぎた頃でした。
こうして、2泊3日の壱岐・対馬ツアーが無事に終了しましたが、アッと言う間の3日間でした。移動距離が長いと言う事と、交通機関(電車、船など)の待ち時間がロスと感じたりして、けっこうバタバタしたツアーの印象で、やはりツアーの良い所と悪い所を感じた3日間でした。とは言う物の、新聞の折り込み広告の「壱岐・対馬」の文字だけを見て、後先考えずに申し込んだツアーでしたが、充分楽しめた旅行だったと思います。なにより安価だったと言うのが今回のツアーの最大のメリットでした。ただ、もう少しツアーの内容を詳しく確認していたら、申し込んでいなかったかもしれないと思われる今回のツアーで一番残念だったのが、対馬の最北端へ行けなかった事です。ツアーから帰って来てその思いが一段と強くなり、直ぐにでももう一度行きたいと思って計画を練って見たのですが、予算的にも時間的にも年内は無理だと言う事になり、いつか行ける日が来るまで待つことにしました。今度行く時は、個人で、飛行機利用になるかもしれませんね。現地でレンタカーを借りて、島内を巡りたいと思っています。自分の車で、対馬迄行くのはかなり大変ですからね(^.^)
早く安心して旅行に出られる日が来る事を願って、今回のツアー報告とさせて頂きます。ここまでご覧頂き有難うございました。
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クリスマスイブは如何お過ごしでしたでしょうか?
ツアーから随分遅くなってしまいましたが、やっと壱岐・対馬ツアーの最終日の様子をアップする事が出来ました。最終日はあまり天気は良くなかったのですが、対馬の観光スポットを幾つか見て回る事が出来ました。本文にも書きましたが、出来れば最北端まで行きたい気持ちがあったのですが、ツアーですので、仕方ないですね。コロナの影響で、韓国からの観光客は皆無で、その分、静かに過ごせたと思います。ホテルの前が一番の繫華街ですが、人通りは多くなかったですね。いつか機会があれば再訪して、島内一周したいと思っています。貴殿も是非もう一度訪ねてみて下さい。
私が行ったときは、韓国の方が、大勢
みえてマツモトキOシとか、買い物が
凄かったです。釜山から近いですから。
私も同じように個人でゆっくりめぐりたいな
と思いました。