またまた香り豊かな薔薇をいただき嬉しい限りです。
えもいわれぬほのかな上品な香りです。
薔薇にちなんで、薔薇を描き続けた画家、ルノアールの薔薇を少しアップしましょう。
ルノアールは、豊かな幸せそうな婦人像で有名です。裸婦像もたくさん描いています。花に囲まれた婦人像も多いです。
うちわを持つ少女1875年ごろ
1874年《花束のある静物》
(これはルノアールのマネにたいする尊敬の念の表明です。花束は、当時マネのスキャンダラスといわれた絵「オランピア」に対する尊敬と後ろの版画はマネのエッチングです。)
裸婦像の次にたくさんかいたのが薔薇の花といわれています。
1883ハーゲン婦人 (ワシントン・ナショナルギャラリー)
/P>
/P>
1890年頃から、彼は薔薇を盛んに取り上げるようになり、
ある時,画商のヴォラールがその理由を尋ねたところ、
「これは裸婦の肌の色調の為に必要なのだ」とこたえたという。
花への賛歌
1903~09年ごろ(オルセー美術館)
/P>
1890年 薔薇 (パリ、オルセー美術館蔵)
晩年彼は歩くこともできず、パレットも持つこともかなわなかった。
それでも、美しいものを描くことだけが彼の喜びであったという。
/P>
/P>
1910年(MOA美術館蔵)
1919年になくなるまで描き続けた。
/P>
/P>
1918緑色のクッションの裸婦(日本個人蔵)
/P>
ルノアールのコレクションは日本にも多くありますね。
美しく幸せな絵柄だからでしょうか。
/P>
/P>
/P>
/P>
/P>