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田村能里子さんの壁画は、私は、最初、古川美術館で見ました。
当時古川美術館は、ほとんど日本画の展示物、突然油絵風の天井画があるのがとても不思議でした。
連れ立っていた人が「古川さんが田村さんをとても気にいってらして、ここに描かせたらしい」と説明してくだっさたことでよく覚えていました。
今回は京都の嵐山臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院「宝厳時」の本堂再建に当たり描かれた、60メートルにわたる襖絵です。
禅寺の襖絵を女流画家が手がけるのは初めてとのことで、よくよくの技量を買われてのことでしょう。
内陣などを含む前58面の襖絵と20余点の油絵とデッサン画もたくさんありました。
彼女は武蔵野美大で学んだ後、インドに渡り、そこで、。彼女流の描き方や「田村レッド」と呼ばれる独特の赤を用いた画法に開花。
逞しく生きるアジア女性をテーマに描き続けています.
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好みはいろいろあるでしょうが。
日本人独特と思われる感性を生かした、筆使いの美しさ。
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これは日本画の流れを汲む物ではないでしょうか、襖絵だからかと思いましたが、彼女の油絵からも同じ様なことを感じました、
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レオナール藤田と同じ様な筆の美しさを感じました。
この壁画かちょうど50作目になるとかすごいバイタリティーに感服!