ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   コロナ危機の中での 諸問題 その3   牧野植物園の花

2020年05月16日 | 自然 花 写真

(      高知名物 文旦( ぶんたん )の花。 柑橘類ですから似ています。 牧野植物園 )

 

首都圏 関西圏 そして北海道を除いて 39県の緊急事態宣言が解除され 自粛要請が外れた。今後新しい生活様式を

守り 県外には出かけず  今まで通り 3密を避け こまめに換気 手洗いなどして 自らが感染しないこと。特に高齢者で

持病のある人は注意をし 無理をせず 自宅で過ごすことなどが要請される。

 

介護設備もまたコロナ危機の中で疲弊しているという。 在宅の高齢者を日中預かる 大変有り難いデイサービスである。

我が家でも母親が週2回デイサービスに行っている。朝迎えに来て 夕方送って来てくれる。その間 健康を管理し 

ご飯を出し お風呂に入れ トイレに付き合い 散歩をし 運動もさせてくれる。家ではどうしてもTVを見るだけの

生活になり勝ち。家内も時々運動に連れ出すが 仲々思うように動いてくれない。介護の方は いつも元気に 明るく

迎えに来てくれ 笑顔で接してくれるので 本人も喜んでいる。私たちも感謝しているが 半面 スタッフの皆さんは

大変だろうなーと思う。今はコロナ危機 利用者を感染から守るだけでも 大変である。消毒 換気 洗濯 距離感も

考えつつ クラスターにならないよう気を使われている。自分が感染すれば 利用者に感染させる危険があるので 日常も

充分注意しなくてはならない。 病院も大変だが要介護の高齢者を預かる介護施設も同様に苦労されている。既に休業されて

いる施設も多い。もしこの施設が休みになったら 家族の負担が増えることを思うと 長くやって欲しいし それにふさわしい

補償もしてほしいと 願います。

 

ホームレスの困窮が拡大している。緊急事態宣言後 支援活動が難しくなっている。食事がとれず 健康状態が悪化 

感染リスクが高まっている。失業して 住む所を失い ホームレスとなる人が増えている。日雇いの仕事が激減し 

収入がなく 食事もとれない悪循環となっている。支援の会は 数十人集まるボランティアを中止し 毎週数人で 

弁当やマスク 下着類を配っているが 会話をしたくても今は感染を恐れて 最小限になっているという。インター

ネットカフェを追われた住宅困難者に支援をしている団体もある。生活保護を申請する人も増えているが 自治体は

出勤抑制で職員が減り 福祉崩壊が起こりつつあるという。自殺対策団体もスタッフ不足 時間の短縮もあり 4割が

活動を中止 対面相談が難しく もっとも必要な時に活動出来ないもどかしさがあるという。支援団体も補助金の減額

などあり 維持が苦しくなっている。

 

今のところ 爆発感染は避けられた。医療崩壊、多くの死者も避けられた。でも新型ウイルスの本当の姿が分かった訳

では無い。韓国のように一旦ゼロになっても 急激に拡大する場合もある。100年前のスペイン風邪は 第二波の方が

被害が大きかった。愛媛も長い期間 出なかったのに20名もの感染者が一挙に出た。政府は防疫から経済重視へ舵を切る。

経済の深刻さはリーマンショックの何倍かになるようだ。全世界不況が起こる 約90年前の大恐慌以上かも知れない。

夏場は経済の戦いだ、そして秋冬に備えて 今回のコロナ対策を検証して 備えることである。 感染症対策の脆弱性が

よく分かった訳だから。

 

この立て直しに1~3年かかるかも知れない。でも悪いことばかりでは無い。これを機に前進すべきことも分かってきた。

最近ウイルスとの共存とよく言われる。人間がウイルスを絶滅させることなど出来ない・・ということを実感したからだ。

生態系の中で 彼らも我々も生きているということ。人間が進化・進歩したように 彼らも次々に変容している。お互いの

世界を守ることだ。少なくても 人間が地球の支配者でないこと 地球を人間だけで独占使用は出来ないということが明らかに

なった。

今まで開発を通して 人類は多くの生物を絶滅させてきた。森林を減少させ 資源を消費し 結果地球を温暖化させたこと 

そして森にいた生き物の生存を奪ってきたこと その反発が 今回ウイルスによって報復されたこと その被害は強烈なブローと

なった。でもノックアウトには至らなかったのは幸いだった。まだ収束した訳で無く これから南半球 アフリカなどで第二波が

あるかも知れないが この数ヶ月の体験を生かして援助しなくてはならない。中国が先行しているようだが これを政治的に

利用してはならない。内々の争いをしているようでは 人類の未来はない・・・。

 

我が事で恐縮ですが 肝臓手術半年後検査が目前になりました。18日(月曜日)です。 私が発熱などしないこと、中核医療機関

なので 多くの感染者が高知に出ないことを願っています。院内感染を恐れています。今回のコロナ危機は 世界中誰にも関係の

ある出来事です。守られるよう 祈っています。

 

去年の文旦は 3月末で終わりました。 果実の収穫は年末頃 少し寝かして出荷となります。

もう薔薇(ばら)の季節ですね。』ご近所にも素敵な薔薇庭園があります。又お届けします。

 

薔薇は 栽培される方が 美しい名前をつけます。 皆さんも好きな名前を どうぞ !

トビカズラ。 大きな木に 花が一杯です。豆科でつるでのびていきます。 

武蔵野黄菅(むさしのきすげ)と言います。 日光黄菅の仲間です。

翁草(おきなぐさ) いかにもおじいさんの髭 頭髪の感じ・・。

吸い葛(すいかずら) 『 忍冬 』 とも書きます。 何故か分かりません。

イタリアンラベンダー。

今年初めての 大手毬(おおでまり)。アジサイに似ています。 別名 てまりばな

ブラシの木。オーストラリア原産 やはり暖かい地方で栽培させる。

五台山から見る平地では 田植えが進んでいます。

 

 

コメント (1)
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