ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  検査を受けてきました。 100年前スペイン風邪の高知の記録。

2020年05月20日 | 自然 花 写真

(  もうアヤメの季節も終わりですが・・ ) 

 

18日肝臓手術半年後の検査を高知医療センターでして頂きました。私も健康な状態で 病院もコロナ騒ぎも落ち着いて 

いつも通りスムーズに検査をして貰えて本当に良かったです。これが一月前だと 病院崩壊が叫ばれ コロナ以外の治療は 

後回しになる危険もありました。去年の11月といい 今年の5月の検査といい タイミングが良かった ? ことを感謝

しています。 結果は25日です。

 

高知新聞に 約100年前のスペイン風邪の特集記事が出ていました。今回は死者が3名の高知県ですが 当時は 1400人が

亡くなっています。A型インフルエンザがアメリカからヨーロッパ そして世界へ感染しました。世界では3000万人以上が

亡くなりました。日本の感染者は当時の人口の半数に近い2380万人でした。症状はコロナに似て 高熱 喉の痛み くしゃみ

嘔吐の症状から肺炎などに進行して死に至るケースが多かった。当時『感冒』 と言われた風邪の病原体は分からず 対策も

暗中模索の状態でした。

 

第一流行期は1918年8月から翌年の7月迄で 全国で25万人が亡くなっています。高知の初感染は10月陸軍歩兵連隊で 

11月には市内各地で感染爆発が生じました。官公庁や銀行 商店 交通機関は 業務停止 臨時休業になり 都市機能は停止 

病院は患者であふれ 新患の受け容れ拒否 医師の死亡など医療崩壊が起こりました。学校でも生徒の大半が登校出来ず 休校

措置が相次いだ。ただ大勢が集まる提灯行列などは行われていた。 今で言う3密はほとんど意識されなかったようです。

 

第一期では マスクは普及しておらず 手洗い 消毒などの衛生対策も行われなかった。治れば免疫が出来るから安全 という

意識で 病気が峠を越すのを待つだけだったようだ。翌年秋第二期が襲った。県は経済や文化活動を制限せず マスクとうがいで

乗り切ろうとした。電車に乗るとき マスク着用の無い者は 乗車拒否の通達が出され ポスターなどで 感染予防策の宣伝を

行った。第二期は500人弱が亡くなった。当時の防疫官は 隔離病棟の建設は感染者が多く 現実的ではない、始末に負えない

病気だと頭を抱えたとある。手作りしたマスク以外方策は無かった。ただ大清掃法に基づいて 一斉清掃が高知市で行われたと

ある。原因も分からず 薬 ワクチンも無く 接触感染への対策も不十分で 集団免疫を待つという感じだ。新聞では 対策が

遅い と後手に回った行政への批判があり 現在と似ている。

 

思えば 人類はウイルスとの戦いを 繰り返し多くの犠牲を払いながら 乗り越えてきた。今は原因も究明され ワクチンも

時間はかかるものの開発 様々な対策が取られているが 一つのウイルスに世界が振り回されたことは同じ。 経済被害の

大きさは当時の何十倍だろう。過去の記録を読む時 今回のコロナ危機をしっかり記録して 未来の参考にしなくては・・と

思います。

 

高知の鏡川土手では 季節に関係なく ? まだまだ咲いています。

思えば 麦秋の季節・・? 梅雨前の 天気の良い今を言うようです。

花菱草( はなびしそう ) カリフォルニアポピー とも。

ナナカマドの花 ?

チェリーセージ。 サルビアの種類。

椿の種類ですが 八重のようで ユニークな装いですね。

ばんまつり 最初は紫で 次第に白くなっていくらしい・・。 

先日載せた 姫檜扇( ひめひおうぎ)の 色違い。 ブロックの隙間に咲いています。

色の白いカラーも相変わらず咲き続けています。

小手毬 ? 大手毬 ?   違いますね・・?  もう少し近づけないと・・・? 

浜ギク リュウノウギク  マーガレットなど 似た花は沢山・・?

グラジオラス ?

突然ですが 鏡川の鯉 よく太っています。

 

 

コメント (2)
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