ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  9月に入ります。 高知県の話しです。

2021年09月02日 | 自然 花 写真

( 前回書いた様に 高知の平均気温は この100年で約2℃上昇・・という恐ろしい事実 !

  ある人の話しでは 人間の体温に置きかえて 平熱36℃の人が 38℃になった状態だという。)

 

前回  (高知県は)家計収入も大阪などと比べ悪くない。と書いたが 異論があった。この際 家計収入とは 2人以上の所帯の内 

勤労者所帯の1ヶ月の家計収支が 大阪より9千円程上回っていることを指しているが 異論は高知はそんなに豊かでない 貧しい方の

県だという実感に基づいた話し・・。

確かに全国の平均年収では 東京の444万 大阪の386万に比べ高知は370万で 四国・中国地域でも最下位だ。どうやら食い倒れ

と言われる大阪人よりも飲み食いが盛んで 悪く言えば金遣いが荒い? 貯金は少ないのかも知れない・・。  ここにも高知県民の性格が

現れているようだ。


 
県人口は毎年減少している。最新の統計では県人口は68万3千人 平成20年には78万人だったから 12年前は10万程多かった。

ちなみに昭和31年は88万人だった。自然減が主な要因で 社会増減はわずかにプラスだ。県内市町村も県内への移住を促進している。

その効果も現れている。豊かな県作りに若者が移住してくれるのは有り難いが 他の県が減るということなので・・。  

 

ただ県内の農家は5年前に比べ 2割減っている。65才以上の農家は63%となり 高齢化が進んでいる。家族経営が減り 法人による

団体経営は増えている。その分経営規模は増えている。農業も様変わりしつつある。高知県には 『 よさ恋美人 』というコシヒカリと

同等のお米がある。県民愛だと思うが コシヒカリより美味しいという声が61%あった。夏の暑さに強く 7月下旬には収穫出来る。

早い きれい おいしい と3拍子揃った高知の新しいお米です。 8月長雨があり 稲作も影響を受けているが 早稲があると助かる。

 

高知は日本一の森林県だ。昔から林業が盛んで 杉やヒノキなど良質の木材を古くから大阪へ出していた。長宗我部元親が豊臣秀吉に

杉 桧を献上した記録もあります。しかし現在林業は『 山じゃ食えん 人がおらん・・。』という状態だ。 人が点在して 民家が

全焼して人が死んでも 周りが気付かなかった・・という悲しい事件があった。外材の輸入が高値になっている今こそ 国内産の木材を

大いに使用して貰いたい。それだけに 高知県の林業に期待がかかる。

 

限界集落という声がある。人口の50%が65才以上の高齢者になった集落のことで 昔は商店 旅館 製材所 パチンコ屋まであった

地域は今 すっかり息を細めている。戦後すぐが一番人口が多かった。『 山がよう動いた! 』 国有林から切り出した木材を都市へ

出荷 ミツマタの栽培も盛んだった。戦後の復興景気だったが その後100円紙幣が硬貨に替わり 外材が流入して木材価格が落ち 

若いもんに仕事が無くなった。男達は都会へ出稼ぎに行き そのうち家族も都会へ呼び寄せた・・。わずか10年で1/3に減った地区も

ある。学校も閉校し 地域の衰退も加速した・・。 高知県は秋田に続き 高齢化率 全国2位です・・。 

 

一方 観光振興や災害時の命の道として期待される 高知南国道路が全通した。新幹線が来ない四国ににとって高速道路は重要で 

四国8の字ネットワークが整備されつつある。横に広い高知でも県の東西をつなぐ円滑な往来が期待される。県勢浮揚を目指す取り組みも

進む。最近私のところへ 『 高知県民世論調査 』のアンケート依頼が来た。県の政策をよく知らないと答えられないような詳しい質問が

続く。私もこれを機に高知県政を勉強しようという気になる。幸いここ数年の高知新聞の切り抜きがある。問題も多い中でも 希望もある。

私も高知への郷土愛が芽生えることになるのかも・・? 

 

8月の青い空は 必ず猛暑日 ! というのが 今年のイメージ それが更に暑くなる !?

私のお気に入りの野菜カレーの店が コロナ禍で休業 !  残念なことです・・。

飲食業は 県 国から休業補償が出ますが 酒屋、 おしぼり屋さんなどは どうなんでしょう ?

処暑も過ぎているので そろそろ秋の気配も欲しい・・と探してみました。

山法師も実が赤くなりつつあります。 セミの声も ツクツクボーシ ! と変わってきました。

白木蓮の赤い実 と来年用のつぼみ(花芽) !? 

桜の葉も 大分黄バンで 来ました・・。 

部分的に葉が赤くなってきました。 山ハゼかも知れない・・?

イチョウの葉も 大分黄色くなってきました。

これは 唐楓(とうかえで) 先の方から 少し赤くなっています。

 

アオギリの実 青桐と書きます。この木は広島市から送られた 被爆二世の木とか。

更に近づいて見ると 固い実が見えます。これが黒くなって食べられる? 花のように見えるのは サヤ? 

クワズイモ というのかも知れません。 里芋の親類 ? 

キアゲハ。アゲハチョウの仲間。たまたま 美しい蝶が地面にとまっていました。

こんな張り紙が 当たり前になりました。 黙って食べて美味しい ? 悲しいことですね ! 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする