ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  一日違いの中秋の名月 !  彼岸花は未だ未だ盛んです。

2021年09月23日 | 自然 花 写真

( 中秋の名月 ?! 実は1日前ですが ほぼ満月。 正確には 9月21日夜9時頃が中秋の満月。 )

 

中秋の名月 お月見の習慣 最近はほんの形だけになりました。 黒井さんはススキを取ってきて 満月を眺めたそうですが 高知は

雲に隠れることが多く 前夜のお月さんで我慢頂くことになりました。前回彼岸花特集をしましたが 今回も多くの彼岸花を載せること

になりました。 私は教会の友人と彼岸花を求めて 鏡川の土手を歩きました。本当に各地で咲いていました。赤だからよく目立ちます。

東京でも大阪でも 秋田でも咲いていたと聞きましたが 北海道は全くその姿が無いとも・・? お彼岸の時 全国一斉に咲くとも聞き

ましたが そうでもないんですね・・?

 

今日は秋分の日。 昼と夜の長さが同じとなり これから夜の時間が長くなってきます。9月のことを 長月というのは 昔 夜長月 と

言っていたから・・と聞きました。『 ♬ 十五夜お月さん・・♩ 』 という唄がありますが 昔は美しい中秋の名月を眺めながら 

収穫に感謝する農業行事だったようです。お団子など供えてますね。そもそも中秋とは 秋の真ん中のことで 十五夜とは陰暦の15日で

満月の夜を指します。本来10月の満月を意味したそうですが 実際は9月が多い・・? これは何故だか分かりません・・?

 

ついでに彼岸花、 別名曼珠沙華ですが 中国原産で秋の彼岸頃に 道端や田んぼのあぜに 強く反り返った鮮やかな赤い花が群生して

咲きます。ほぼ同じ時期に 茎だけ伸びて咲き 花の後秋の終わりに葉っぱが伸び 翌年の初夏ころに枯れる 変わった多年草です。

文献では北海道でも咲くようですが 釧路の友人は見た事が無い・・ と言ってました。

 

色々な要素が重なって 彼岸花と名がついたようです。 彼岸とはあの世ですね ! この花の根っ子に毒性があるので食べたらあの世へ

行く・・という意味もあるようです。別名曼珠沙華はサンスクリット語で『 赤い花 』 仏教の経典ではお釈迦様が法華経を説き 

それを祝って天から降って来た花とも・・。『 天上の花 』 ですね。 やはり仏教伝来の頃に 日本に渡来した花かと思われます ?

 

もう一つ 『 暑さ寒さも彼岸まで 』と言います。確かに昼間は30℃前後になる高知でも朝夕はヒンヤリしてきました。クーラーも

扇風機も要らなくなりました。秋の夜長 読書の秋かも知れませんが 私は10時過ぎには寝るタイプなので 読書は朝です。

残暑という言葉も 彼岸以降使わなくなるんですね・・。高知などまだ昼間は暑いですが その時は 夏のような暑さというそうです。

日本の言葉は 日本の季節に合わせて 生まれてきたのが分かります・・。

 

 

東京の黒井さんが撮った 月と右端の木星。 満月と木星を同時に撮るのは至難の業 ? 

中秋の名月とは1年の内で最も美しい月とされる。それを満月で見られるのは 次回2030年 !?

ゆっくり散策をしていると 普段は通過する花に出会います・・。 露草です。

昼咲月見草(ひるさきつきみそう) 小さい花ですが 一輪可愛く咲いてました。

色鮮やかな サフランモドキ。 モドキとは可哀想な名前 別名カリナタです。

久し振りの ユッカラン。 見つけるのが遅かった・・? 相当花が落ちています。

イタドリ 白い花が無数に付いてます。今野原に一杯です。

秋を実感する 色づいた柿。 

もう一度 彼岸花。 幾つかの花が交わり 一つの花のように見えます。

ピンク色もあるようです。 後ろはカンナの葉っぱ。

北海道には 彼岸花は咲かない ??  信じられない ? でもいつか上陸するでしょう・・。

今年は お蔭で彼岸花を堪能しました !!

 

コメント
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