この本はWeb サイトマガジン Design Stories で日々連載された日記を一冊にまとめたもの。
その後も続いていますから、時々読みに行っています。
「やっと会えたね」という言葉と「シャルル・ドゴール空港」で、辻仁成さんと中山美穂さんとの出会いをイメージできたら、輝かしいミーハー^^の称号を与えられますね。
私は空港であの近未来的(当時としては)のエスカレーターですれ違いざま辻さんが中山さんにささやいた、と勝手に記憶していましたが、その後対談で再会したときに言ったせりふだというのが真相のようです。
お2人はめでたく2002年に結婚、でも2014年に離婚しています。2人の間には息子さんが1人。
パリで父ちゃん^^と暮らしています。
そんな生活は婦人週刊誌でも読めますね。
ミュージシャンの辻さんのことはよく知りません。文筆業の辻さんのほうが身近ですが、不思議ちゃんです。言い換えれば個性的な人。
日本にいるより、パリでの生活と人間関係の方が彼には合っています。
コロナ禍で、日本で予定していたコンサートがなかなかできない中、辻さんはセーヌ川を下る船上でコンサートの生配信をしました。
私は聴いていません。そのコンサートの準備などを記したブログのタイトルは「やっと会えるね」でした。
本のほうの出だしは昨年2月、マスクを買えなくなった日本でのことから始まりました。フランスへ帰ってからのロックダウン中のパリの雰囲気、オンラインで授業を進める息子さんのこと、真剣にコロナや民主主義を語る近隣の人たちとの会話。淡々と日々をリポートしています。
私はブログしか目にしてませんが、それが毎日長い。けれど、飽きない。
仁成さん、いい人生を送っていますね。
2回目のワクチン接種も済んで仁成さん、コロナ前の日常に戻りつつあるパリの中にいます。
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