島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留神社例大祭

2009-10-26 | 奈留島
     
 昨日10月25日(日)旧暦9月8日は、奈留神社例大祭です。
 朝は参拝して、お神酒もいただきました。
     
 12時過ぎの九商フェリーが出港してから始まると言うことで、お昼に再び奈留神社へ行きました。
 猿田彦や獅子舞を先頭にお神輿が神社を出発。喜珍さん親子の姿もその中に。
      
 今年当番に当ったまき網船団の本船に御輿を積み込んで、奈留神鼻まで出発です。
「乗って行きなさい」と言われ、犬や女はダメなので、私だけ本船に乗せていただきました。
       
 大漁旗・日章旗・青窒ナ飾り立てた船団を引き連れて、ぐるっと廻るように奈留神鼻の洞窟まで進みます。
外海に出ると波をかぶり、やや揺れましたが、特派員の使命感?で写真を撮る為、酔う余裕はなかったです。
     
 奈留島の南端奈留神鼻には、波の海蝕で作られた洞窟があり、波の高い時はドーンドーンと音が鳴り響き、鳴神鼻と名付けられ、元々奈留島は鳴神島と言われていたそうです。
 奈留神社のご神体コノハナサクヤヒメは、鹿児島からここ奈留神鼻に漂着し、出産したと言われ、この岬の上に元もとの奈留神社の祠が有った為、この洞窟に手が届きそうな所まで船は近づき、神事が行なわれました。
   
 帰路に着いた船団は、フェリー乗り場によって、待ち受ける人々に紅白の小餅を撒きます。 
  恒例のモチマキです
       
 最後、船は奈留神社向の浮き桟橋に到着、ここから御輿の一団は、子供みこしやお稚児さんをまじえて、島の中心を歩き回り、奈留神社に帰ります。
 私は先に帰って、拾った人から貰った餅を焼いて食べました。
    
 お神輿の一団は、病院前にもやってきました。
患者さん達も出迎えて、このようにいろいろな場所で、酒や食事のお接待を受けながら廻ります。
    
 地区ごとの子供みこしもやってきて、それぞれがお賽銭箱も担いでいるので、お賽銭を貰い、ジュースやお菓子を沢山貰って帰ります。
 私は子供のお賽銭箱にお賽銭も入れて、菊花賞を見に帰りましたが、効能無く、やはりダメでした。
 ダメだった途端電話が鳴り、病院かなと思ったら長男から。
「勝った①番スリーロールスから流して、単勝・複勝まで取った」と、嬉しそうに電話あり、こういうときだけ子供が偉く見えます。
私は勝った電話を、子供に半年もしていません。羨ましい!
 夜には又電話、今度は病院です。
「みこし担ぎに参加したアメリカ人が海に飛び込んで大怪我」と、急ぎの電話。
酔っ払った大きな日本語知らないアメリカ人と、わからん英語でしゃべりながら縫合処置、かきぶせを丁寧に取り除き、
   祭りの一日は終わりました。

   返事
花水木さん:日本3大うどん「五島うどん」、よく食べています。
    ただ、外で食べる五島うどんのつけ汁、何故か淡白で嫌です。
江口家さん:写真は下手で、実際のように写っていません。
    実際の朝の空は、恐いイメージは無く、すがすがしい雰囲気です。
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3 コメント

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Unknown (喜珍)
2009-10-26 22:14:12
「喜珍さん親子の姿も」の一言に、一瞬、えっ?・・・と思いましたが、そうでした、そうでした。
家の親父殿も、担ぎ手ではなく、先導役の役員(氏子総代)の中の一人として参加していたのでした。 (^_^;)

ここ数年、やっぱ若い子達に譲らなきゃだよなあ・・・なんて思って、脇で声を鰍ッるほうに廻ったりもしたのですが、
今年は、去年、参加できなかったこともあって、一度も譲ることなく、最初から最後まで担ぎました。

最初の頃の数年は、要領が分からず、御神輿を担いだ翌日から数日は肩が痛くて痛くてたまらないくらいに腫れ上がったものですが、最近は上手になりました。

オリンピックではありませんが、宗派に関係なく、お祭ごとは参加することにこそ意義があるように思います。 (*^_^*) 
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Unknown (花水木)
2009-10-26 23:06:54
熱い特派員報告、ありがとうございますっ。
喜珍さんも出演されていたんですね。
できればご尊顔も拝したかったです。

大漁旗に青窒ヘ、こちらのお祭りと同じですが
参加される方の衣装が、奈留島は上品ですね。
こっちは長襦袢に白塗り(馬鹿殿状態)ですから・・・

正しい五島うどんの食べ方はどうなんでしょうか?
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Unknown (やまもも)
2009-10-27 15:40:16
このお祭りには、今も天狗さんや獅子舞さんはいるんでしょうか?
子供のころは、この2人に追いかけ回されて浮「思いをしました。
2人とも酒をたくさん飲まされているので、本気で追いかけてくるのです。
私は子供のころから特に獅子舞さんが苦手で、頭を噛まれるのを必死で阻止してきました。
中学生くらいの時も泣き叫んで、絶対に噛ませませんでした。
(だから今も頭が悪いのかも)
昔は夕方暗くなってからもいろいろ行事がありましたが、
今は昼間だけで終わるのですか?
都心でも、小さな祭りは子供が減っているのとコミュニティの崩壊で、淋しいものになっています。
なぜか、どこの祭りでもよさこいソーランをやっているけど、
地元の歌ではないのがなんか淋しいです。
奈留町音頭は受け継がれているのだろうか?

♪ほんになるちょうはよかところ~♪

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