山科駅前から旧東海道を東に向かっているのですが、今回は地図青線の諸羽神社と青✖の人康親王墓を天皇陵巡りのように紹介します。
諸羽神社(モロハジンジャ)へは旧東海道沿いのこの鳥居をくぐり、京阪電車京津線の踏切を渡って行きます。
天孫降臨の際に、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に従った二神を祀っているので、両羽(モロハ)からその社名があるようです。
境内が平安時代第54代仁明天皇(ニンミョウ)第4皇子人康親王(サネヤスシンノウ)(831~872)の山荘跡になっているので、今のこの辺りの地名四宮(シノミヤ)の由来になっています。
境内には琵琶の名手だった人康親王がこの石に腰かけて琵琶を弾いたと言う「琵琶石」が有りました。
ここは6年ほど前に天皇陵巡りで訪れていたのですが、その時も歩き疲れていましたが、さすがにこの石に腰かけて休むのはやめておきました。
ここからすぐ近くの十禅寺(ジュウゼンジ)の東に、人康親王墓が有ります。
30歳にして両目を患って出家、法性(ホッショウ)と号しここ山科の山荘に隠棲した人康親王ですが、盲人で琵琶を得意としていたので、江戸時代には座頭・琵琶法師の祖とされています。
というわけで、「京都へ、京都から」が「天皇陵巡り」のようになった、あまり面白くない今回です。
お笑い芸人じゃあないから、毎回面白く無くても良いのです。
先生のブログは、頭の体操になります。
ニニギイノミコトは、知ってはいますが、こんなに難しい漢字とは❗
琵琶法師の祖、そんな話を聞くと、琵琶の音色がもの悲しい訳だと思いました。
琵琶の音色では、踊れませんね
見てみたい!