島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首39

2013-08-14 | 奈留島百人一首

 39. 浅茅生(アサジウ)の 小野のしの原 忍ぶれど
                あまりてなどか 人の恋しき

                        参議等(880~951)
 参議等は第52代嵯峨天皇のひ孫にあたり、祖父が臣下に下って源姓を名乗った、嵯峨源氏の源等(ミナモトノヒトシ)です。
 「しの原の言葉のように忍びに忍んできたのですが、今はもうこらえきれません、あなたが恋しいです。」と詠ったこの歌は、「浅茅生の 小野のしの原 しのぶとも 人知るらめや いふ人なしに」という歌からの本家取りです。
ですから私の替え歌とそう変わりはないですかね。
むしろ本家取りより、替え歌の方が難しいかもしれませんよ。
  
 39. 奈留名所 前島のトンボロ 眺むれば
            あまりてのどか 人の恋しき

                  の・れ・あまりて・どか・人の恋しき  15字 同じ
 奈留島の表玄関浦湾の前に、防波堤のように浮かぶ前島。
定期船津和丸で10分、200円で行くことが出来ます。
  
 この前島とその向こうの末津島の間に、奈留島の名所トンボロ(陸繋砂洲)が有ります。
 陸近くに島があると、海流の影響で徐々に島と繫がるように砂が堆積して出来る砂洲をトンボロと言い、その大きな完成型が函館の町のようです。
 
 前島まで渡って、峠からこの奈留島のトンボロを眺めていると心が安らぎますが、なんでここにいるのか自分でも判らなくなる時があります。
潮の満ち干でだんだん繫がったり、切れ始めたりするのを眺めているのも人生です。

    返事

花水木さん:若い時は太陽の下であんなに元気だったのに、今はドラキュラ並になってます。
大雪男さん:「ム・アート」に座布団1枚ありがとうございます。(気付いていただいて感謝感激!)
    「むあ~」とする感じと、ARTFESTIVALの感想をかけて「ム・アート」、
    「無・ART」まで結び付けていただいたら、なお幸いです。
   付け加えるなら、暑い暑い日でしたので、水色を基調とする3枚の写真でまとめたことで、
    座布団2枚!はどうでしょうか?
  しょうもなついでに、四万十市で40℃が続いていますが、市の命名を間違えましたね、
   せっかく涼しげな四万十川から取った命名だったら、「四万十川市」にしていれば、こんなに熱くならなかったかも?
   これを契機に、「四万℃市(シマンドシ-シ)に変更を提案します。
商家の嫁さん:オイオイ!相変わらずリッチな生活ですね。
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1 コメント

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Unknown (大雪男)
2013-08-15 06:06:14
「ム・アート」は皆さん気付いたと思いますよ。写真は気付きませんでした。市町村や駅の名前はよくよく考えて付けないと後で笑われます。呆れたのは「南アルプス市」「富士山駅」ですが他にも変な名前だらけです。奈留のトンボロはその内見に行きますので宜しくです。それにしてもサッカーを観にスペインとは凄いですねえ。
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