島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

満ち潮・引き潮

2007-10-09 | ノンジャンル
 「満潮で人が生まれ、引き潮で人が亡くなるか?」 花水木さんの質問ですが、京都では海がないので、あまり聞いたことはなかったですが、ここ奈留島では、患者さんがいよいよとなった時、看護婦さんは「8時が引き潮だから準夜ぐらいね」とか言ってくれます。
 ただし入院患者は、点滴などで昇圧剤や利尿剤など、いろいろ使っている人が多いので、なかなかそうはいきません。

 2005年12月の日別の出生数のグラフです。1週間周期で波のようなグラフになっています。
すなわち曜日で見ると、火曜日に生まれる人数は、日曜日より千人ほど多く、明らかに土日休日に生まれる人は少ないのです。又時間帯別の統計では、14時台の出生数が深夜帯(1時・2時)の2倍以上だそうです。これは良い悪いは別にして、陣痛促進剤の使用によるものでしょう。
 今の世の中、生まれるときも死ぬときも人工的に管理されているようです。他人事のように言っていますが、私もそうすることで御飯を食べてきました。
 もっと自然にしていたら、月の満ち欠けは生物の一つである人間にもっと影響を及ぼしているでしょうね。
 結局花水木さんの質問の対する答えは、「そうでしょうけど、そうでもない」ぐらいですか。
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奈留神社

2007-10-07 | 奈留島
  今日から長崎では、「おくんち」が始まりました。当直ですが何も呼ばれないので、朝7時から10時ごろまでTVでくんちの見物でした。
毎年、出場する町内も違い、新しい試みもする祭りなので、この3年TVで飽きずに見物です。面白いお祭りです。
 
前回のお話で、木花開邪姫(このはなさくやひめ)の死体が漂着した浜と、そこにある奈留島で一番大きい神社の奈留神社です。
引き潮にも拘らずここに流れ着いたのは、「鳴神鼻の中良返しの入潮」(ながれがわし)と言って、引き潮の最中に、一時潮流が湾口に逆流する流れの為のようです。
ちなみにこの現象は、日本では、ここと鳴門の2箇所だけです(「奈留郷土誌」より)
 この奈留神社例大祭も「おくんち」と言いますが、旧暦の9月9日前後の日曜日なので、毎年日時が違います。
喜珍さんのコメントのように、今年は10月21日です。
私は集会で鞫≠ノ行くので今年は観られません。
9日にやるので「くんち」言うのですか?

 奈留神社正面です。時々散歩でここまで来て、お願いはしています。奉賛金はもう払いました。
伊勢神宮から式年遷宮の寄付として、奈留神社にも75万円の寄付依頼が来ているようです。天照大神はさくや姫の大姑になるので寄付も仕方がないといえばそうですが、伊勢神宮もここまで支配しているのですね。
 島に来てから、月を良く見ます。月の満ち欠けとともに暮らしていた昔の人や、今の漁師さんの生活なら、絶対に旧暦のほうが便利でしょうね。

 私もこんなカレンダーを買って、月とともに暮らすまねをしています。
尺貫の単位はもうぴんとこなくなりましたが、面積は坪が分かり易いし、靴は今でも10文半と言うほうがなじめます。
エコとか自然派とか言うなら、旧暦に戻して、「月の初めは新月なんだ、15日には満月
だ」と、月とともに暮らす生活を提唱して欲しい。
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奈留島

2007-10-05 | 奈留島
奈留島の名前の由来は、鳴島からだそうです。

 島の一番南の「奈留神鼻」を長崎に行くフェリーから撮りました。「左側がそうかな」
ここに波が当たって「ドンドン」と鳴るから、鳴島です。それが昔<奈良時代?)のどこでも二字の漢字にする命令で、「奈留島」となったそうです。
 昔々、あの天孫降臨の「ににぎの尊」(漢字出せない)の妻であり、神武天皇の曾祖母である「このはなさくや姫」は、怒って船で飛び出し、ここ奈留神鼻に漂着しました。
そしてここで出産し、その後産の血が岩に着いて、赤い帯状の岩の層になっているそうですが、それは確認できませんでした。
 この後、海で溺れて死んでしまうのですが、残された赤ちゃんはどうなったのか、又それなら早くも天皇家の血筋は途絶えてしまうのに、古事記や日本書紀の話とどう上手く結び付けてくれるのでしょうね。
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略語

2007-10-04 | ノンジャンル
 コメントのNHK、ご指摘のようになかなか不思議な略ですね。
NHK:Nippon Hoso Kyoukaiと言うローマ字の略なんですね。普通にはJBC:Japan Broadcasting Corporationのほうが正しそう。 
 奈留病院では毎月勉強会をしています。11月は私の番なので「カルテの略語」と言うお題で話をする予定です。もちろんパワーャCントを駆使してです? 
 このスライド原稿を特別にお見せしようとしましたが、上手く画像に転化できず、今回は写真無しになってしまいました。
 勉強会の本題の前振りに、少しおかしい略語を調べましたので、見てください。

馬券:「勝馬投票券」なんですって。それなら僕はほとんど馬券を買ってないことになります。
風営法:「風俗営業の規制及び業務の適正化等に関する法律」長い!!中身も長いのか?それは知りません。
銀ブラ:銀座をぶらつくことと思っていましたが、元々は、銀座の「パウリスタ」と言う店でブラジルコーヒーを飲むことだそうです。
NATO:North Atlantic Treaty Organization北大西洋条約機構ですが。(昔覚えました)フランスではOTAN:Organisation du Traste de Atlantique Nordと逆になってますよ。これなら日本語だけで憶えたほうがよかった。
JR: Japan Railwayは7つの会社の総称らしいです。その一つJR九州:Kyuusyuu Railway Companyは九州旅客鉄道株式会社です。
今回の郵便もJRと同じく、JP post日本郵政グループがJP network郵便局・JP holding日本郵政・JP bankゆうちょ銀行・JP insuranceかんぽ生命の四つだと言うことらしいですね。
 今回は長ったらしく、解りにくい文になりましたね。
途中で書き手も嫌になり、当直でしたので、その間に2人も外来を診ました。
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民営郵政

2007-10-01 | ノンジャンル
 今日から郵便局が民営です。

昨日夜の奈留郵便局です。遅くまで局員さんが仕事をしていました。看板は早くから半分見せていましたが。

 今日の奈留郵便局です、いろいろな看板が出ていましたし、旗も新しそうです。
確かに、民営化になりそうだと決まったここ数年で、郵便局の窓口は親切になりました。
親切になるだけなら、病院も昔よりよっぽど親切になりましたし、民営化してない役所でさえも最近は比較的親切です。
 国鉄も、JRになって親切でサービスも良くなったようですが、安全性の問題と何よりもプライドがなくなったような気がします。
 郵便局も、貯金や保険の仕事ばかりに走らず、民営になっても最後まで郵便の仕事を第一にやっていただきたいと思います。
 いずれにしても、国鉄と郵便局が・・・JRとJPになったなんて最低ですね。
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