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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

「あまちゃん」の巻

2013-05-24 06:58:00 | 子育て

NHKの朝ドラ、「あまちゃん」が絶好調だ。





上司Kは、再放送のある12:45から13:00まで、



「お前ら、わしに声かけたら堪えんどぉ! ぐらあ!」って喚いてらっしゃる。




それほど人心を惑わせ、惹きつける「あまちゃん」。





クドカンワールドの面白さもあるが、やはりヒロインの可愛らしさだろうなあ。







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そんなあまちゃんと、うちのショーネンは同級生。






おんなじ高2です。






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だいたいおんなじレベルだな、二人は。







かなーり無邪気で素直なところも似通ってます。








とゆーか、表向きはそう見える。








でも、ホントはそうでもないだろう。






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自分を顧みたとき、そう思います。











高2って、メッチャ面白いけど、かなり苦しい時期。








今なら簡単に押さえられる、あるいはほぼ消失してしまった「自意識」と、






ひたすら格闘する時だよね。







まさに中島敦の「山月記」。















誰が言ったか忘れたけど、





人間って、




生まれた時と青年期、そして老年期、最も死に近いっていうよね。








それはかなり当たってて、小生も結構死ぬことを身近に感じてた。






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っていうか、自分に価値が見いだせないわけで、





「誰か一人の命が救えたら、今、死んでもいいなあ」って思ってましたです。










そんなことを考えてるから、今では考えられない危ない橋を渡ってたんだろうけどね。










でも、それって俺だけじゃなく、割とフツーの感覚だった気がする。















高1のある日、数学の授業で、老教師が言いました。






「この中で自殺を考えたことのある奴は手を挙げろ」









どんな乱暴やねんって話だけどねwww












すると、クラスの3分の1が手を挙げた。









真っ直ぐに。








驚いたし、ちょっとホッとしたな。











そんなもんなんだろうと思う。











素直で「あまちゃん」に見えるショーネンもアキも、









きっと内心の懊悩を抱えているはず。






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何とか、この疾風怒濤、シュトゥルム・ウント・ドラングを乗り切ってほしい。







爺いはそう思うわけですな。








それにしてもシュトゥルム・ウント・ドラングって懐かしい。







ドイツの文学運動なんだけど、







あの頃、高橋健二の影響か、トーマス・マンとかに夢中だったんだよなあ。






思考する肉体派、





あるいは「文学全集の角で殴るヤツ」とゆーキャラを確立していたアタシですが、






「魔の山」なんて、今なら5秒で寝るなwww





















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(文と写真は、まーるで関係ありません)