HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

もしもし? もしゅですけど… SEASONⅡの巻

2014-10-18 19:54:23 | 身辺雑記


母が死んだ。

とゆーことで、喪主としてこの3日間、あれこれと。いやあ、なかなかの日々でした。


3年前、父が死んだ際、下記のようなものをぶちかました小生。

http://blog.goo.ne.jp/19960408/e/7a4ee8926da0b823a34185780bdf4163

おおかたの顰蹙と、ごく一部の含み笑いを得たわけですが、まあ、今回も書いていきましょう。


もう一カ月前から、幽境をさまよっていたババ。

これは亡くなる2日前ぐらいかな。




ただ、重篤な状況を脱した感じもあって、帰広していた姉は再び上京。

俺も何となく油断してたのよ。


で、15日夜、にやにや飲んでた俺様。



そこへ電話が掛かってきました。


天から聞こえたね、ババの声が。

「HAPPYMANちゃんのバーカ! 油断してたでしょ。ぷぷぷ」って(笑)


娘を帰し、俺様のウラをかいた上でのご臨終。

さすが、茶目っ気たっぷりとゆーか、ネタに走りがちな、わが一族の血統であるw


さすがに飲みを切り上げ、シータクでGO!



急いで病室に向かうわし。って、写真撮ってるじゃん、早く行けよw




病室にたどり着いたら、彼女、死んでました。

きれいにしてもらうってことで、追い出されるアタクシたち。


そこで、ショーネン、やってくれますね、

勉強してます。



さらには、「TIME」を読み始めました。

「お前は、宮澤喜一か!」とw




そんなこんなでここへ。




ジジイもこの病院で最期を看てもらったので、馴染みのスポット。

さあ、葬儀場へGO!でやんすな。


これもジジの時に倣い、自宅前を経由してもらいました。

彼女の場合、ホントに家に帰りたがってた。

ただ、帰ると即アウトって病状だったので、それも叶わず。


ババは2000年7月、心臓のバイパス手術をしました。

それから一気に衰え、坂道を転がり落ちるように。

ここ5年半はずっと寝たきり。

40年来の糖尿病のため、体の自由ばかりか「光」さえも失った彼女。

元来社交的で勝気だっただけに、その口惜しさはいかばかりか。

可哀想だったと思う。


って、まあ、病床にあっても、なかなかメンドクサイひとだったけどねw

ジジと合わせ、献身的に看病してくれた奥さんに感謝、感謝であります。


そーいえば、彼女と俺のエピソードで鉄板なのはこれさ。


ババが心臓のバイパス手術をする際、俺が主治医と話し合うわけ。リスクや許諾について。

で、GO!ってことに。


そしてその一か月後、TOKIO転勤の引っ越し中、わしもシンキンコーソクでぶっ倒れ、生死の境に。

某県立病院の同じフロアで、堂々の「親子丼」でやんす!

いや、親子で入院でありんすw









世界で一番元気のいい心臓病患者! ほぼ、ヴァンダレイ・シウバですけど(笑)


息子が運び込まれたことを伝えるとショックを受けるってことで、ババには伏せられていたこの「暗黒」の事実。

小生もそう言われてたんだけど、やっていいことと悪いことがわからない人なんですね、俺様は。

小学校の通信簿に、ずーーーーっとそう書かれてきましたw


で、歩けるまでに恢復した俺様、ババの病室に乱入っす!

僕  「おい、元気か」

ババ 「あら、どしたん? 見舞いに来てくれたん? あら、HAPPYMANちゃん、東京じゃないん? なんでパジャマ着とるん?」

僕  「俺も死にかけて、入院ぢゃあ! わはは!」

ババ 「ええっーーー! ちょっと待って、具合が悪くなってきた…」

看護士さんに退場を命じられたアタシでありんした。ぷぷぷ。


とゆーよーな、50年に及ぶオロカしい思い出が走馬灯のように。

まさに情愛あふるる感情に浸っていた小生ですが、くされ外道が俺様の心をかき乱すのよ。


ってゆーのは、葬式のやり方をめぐってのことなのさ。




僕はもう家族葬でよかったのですね。本音はどうかしらんが、姉も同意。

ひっそりとやろうとしてたわけです。


で、よくあるパターンですが、従姉がグズグズ言いやがる。

「Iさん(町内会世話役)やYさん(遠い親戚)にそんなこと言えない。何で教えてくれなかったのかって、私が責められる」って。

バカじゃねえか!と。




僕は言いました。

「この瞬間、何が一番優先されると思う? 貴女のメンツや都合? それとも喪主である僕の気持ち?」

従姉は言いました。

「そりゃあ、HAPPYMANちゃんの気持ちじゃけど、でも、そんなことやったことない、家族葬なんて。死んだお姉ちゃん(ババ)が可哀想! ねえ、そうでしょ、そうでしょ」と周囲に。

僕はその瞬間、こいつは世の中から消えてなくなればいいのに、と思いました。

その一方で、一週間後に仕事でコラムを書く予定だったので、「いいネタ、ゲット!」って調子で、さらに従姉をあおり始めたのでありましたw


いやあ、コイツ、くそだな、と。お前の都合なんてまるで関係ねえよ、と。

願わくばこのブログを読んでくれて、今後、一切の関係を絶っていただきたいなあ、と。

50になってもガキな俺様はそー思うんですね。

で、すべて家族が尻拭いするとゆー。

申し訳ありません orz



しかしまあ、家族葬ってのは難しいわ。

ホントにやろうと思ったら、「故人の強い遺志で」とか、テキトーにでっちあげないと無理ですよ、奥さん!

って、誰に話してる(笑)


そもそも香典を辞退するだけでも、なかなか大変。

会社や友達関係はちゃんとわかってくれるけど、近所のムラ社会からは「HAPPYMANちゃんは、おかしなことをする」とか「かえって迷惑」とか、グズグズ聞こえてきます。

「俺はお前たちと縁を切りたいから、こうしたの!」って感じなのに、わかんないかね、チミたちは、ハアハア!(怒)

心安らかに母と別れさせてくれよ、と、そー思うんですがねえ。


そんな怒り新党なチチを尻目に、いつもちゃんとしているショーネンは淡々と仏事をこなします。

通夜のショーネン。




ジジの時よりはお焼香が上手くなりましたヨ。

って、P押さえてるワシもいかがなものかw


で、通夜を終えて、告別式へ。

まあ、オートマチックな流れなので、淡々とこなします。

事前に、ババの大好きだった、あり得ないデザインのブラウスを棺にぶち込むアタシですた!





多少、起伏があったとすれば、喪主挨拶。

前夜、ショーネンに「どんな挨拶するの?」って問われた小生。

「参考例文ってのを貰ったから、棒読みするよぉ」って答えてました。


で、喪主挨拶の直前、喪服に内ポケットから例文を取り出したワシ。

すると、あれ?

通夜の例文でした orz


急きょ、アドリブでテキトーなことをむにゃむにゃ。

昔、従兄が挨拶してた雰囲気をアレンジして、口から出まかせをぶちかますアタシ。

ショーネンは尊敬の眼を向けてくれました。いや、侮蔑か(笑)


さあ、火葬場へ。



なかなかのヒルクライムです。




久し振りにそろったいとこ同士。楽しそうにおしゃべりしてました。




俺が葬式に意義を認めるとしたら、ふだん会えないメンツの再会の喜びがあるってゆー、その一点だな。




リッパそうなんだけど、大好きなのはクリームソーダ。

それじゃ、モテないだろう…

ショーネン、賢いのか、バカなのか(笑)




とゆーことで、ころっけ、留守番させてごめんね。

淋しかったでしょう。





「お父さん、おばあちゃん、なんでいないの? 写真になっちゃったよ?」

ころっけは不思議でなりません。




ご飯をぽろぽろこぼすおばあちゃんが大好きだったころっけ(笑)

おばあちゃんもころっけの話ばかりしてたよ。

http://blog.goo.ne.jp/19960408/e/149ed8e40edaba3df0dfd55975f4600e







無闇に情が深く、ムダに心配性な「ママさん」。

彼女がいなかったら、俺もこんな駄文をしたためることができなかったわけで、感謝感謝でございます。


まあ、ジジと二人で、あっちでもどこでも仲良くやってくれたまえ。

そして、また逢えたら、親子をやっていきましょう。


じゃあね、バイバイ、ありがとう。