母が死んだ。
とゆーことで、喪主としてこの3日間、あれこれと。いやあ、なかなかの日々でした。
3年前、父が死んだ際、下記のようなものをぶちかました小生。
http://blog.goo.ne.jp/19960408/e/7a4ee8926da0b823a34185780bdf4163
おおかたの顰蹙と、ごく一部の含み笑いを得たわけですが、まあ、今回も書いていきましょう。
もう一カ月前から、幽境をさまよっていたババ。
これは亡くなる2日前ぐらいかな。
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ただ、重篤な状況を脱した感じもあって、帰広していた姉は再び上京。
俺も何となく油断してたのよ。
で、15日夜、にやにや飲んでた俺様。
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そこへ電話が掛かってきました。
天から聞こえたね、ババの声が。
「HAPPYMANちゃんのバーカ! 油断してたでしょ。ぷぷぷ」って(笑)
娘を帰し、俺様のウラをかいた上でのご臨終。
さすが、茶目っ気たっぷりとゆーか、ネタに走りがちな、わが一族の血統であるw
さすがに飲みを切り上げ、シータクでGO!
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急いで病室に向かうわし。って、写真撮ってるじゃん、早く行けよw
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病室にたどり着いたら、彼女、死んでました。
きれいにしてもらうってことで、追い出されるアタクシたち。
そこで、ショーネン、やってくれますね、
勉強してます。
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さらには、「TIME」を読み始めました。
「お前は、宮澤喜一か!」とw
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そんなこんなでここへ。
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ジジイもこの病院で最期を看てもらったので、馴染みのスポット。
さあ、葬儀場へGO!でやんすな。
これもジジの時に倣い、自宅前を経由してもらいました。
彼女の場合、ホントに家に帰りたがってた。
ただ、帰ると即アウトって病状だったので、それも叶わず。
ババは2000年7月、心臓のバイパス手術をしました。
それから一気に衰え、坂道を転がり落ちるように。
ここ5年半はずっと寝たきり。
40年来の糖尿病のため、体の自由ばかりか「光」さえも失った彼女。
元来社交的で勝気だっただけに、その口惜しさはいかばかりか。
可哀想だったと思う。
って、まあ、病床にあっても、なかなかメンドクサイひとだったけどねw
ジジと合わせ、献身的に看病してくれた奥さんに感謝、感謝であります。
そーいえば、彼女と俺のエピソードで鉄板なのはこれさ。
ババが心臓のバイパス手術をする際、俺が主治医と話し合うわけ。リスクや許諾について。
で、GO!ってことに。
そしてその一か月後、TOKIO転勤の引っ越し中、わしもシンキンコーソクでぶっ倒れ、生死の境に。
某県立病院の同じフロアで、堂々の「親子丼」でやんす!
いや、親子で入院でありんすw
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世界で一番元気のいい心臓病患者! ほぼ、ヴァンダレイ・シウバですけど(笑)
息子が運び込まれたことを伝えるとショックを受けるってことで、ババには伏せられていたこの「暗黒」の事実。
小生もそう言われてたんだけど、やっていいことと悪いことがわからない人なんですね、俺様は。
小学校の通信簿に、ずーーーーっとそう書かれてきましたw
で、歩けるまでに恢復した俺様、ババの病室に乱入っす!
僕 「おい、元気か」
ババ 「あら、どしたん? 見舞いに来てくれたん? あら、HAPPYMANちゃん、東京じゃないん? なんでパジャマ着とるん?」
僕 「俺も死にかけて、入院ぢゃあ! わはは!」
ババ 「ええっーーー! ちょっと待って、具合が悪くなってきた…」
看護士さんに退場を命じられたアタシでありんした。ぷぷぷ。
とゆーよーな、50年に及ぶオロカしい思い出が走馬灯のように。
まさに情愛あふるる感情に浸っていた小生ですが、くされ外道が俺様の心をかき乱すのよ。
ってゆーのは、葬式のやり方をめぐってのことなのさ。
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僕はもう家族葬でよかったのですね。本音はどうかしらんが、姉も同意。
ひっそりとやろうとしてたわけです。
で、よくあるパターンですが、従姉がグズグズ言いやがる。
「Iさん(町内会世話役)やYさん(遠い親戚)にそんなこと言えない。何で教えてくれなかったのかって、私が責められる」って。
バカじゃねえか!と。
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僕は言いました。
「この瞬間、何が一番優先されると思う? 貴女のメンツや都合? それとも喪主である僕の気持ち?」
従姉は言いました。
「そりゃあ、HAPPYMANちゃんの気持ちじゃけど、でも、そんなことやったことない、家族葬なんて。死んだお姉ちゃん(ババ)が可哀想! ねえ、そうでしょ、そうでしょ」と周囲に。
僕はその瞬間、こいつは世の中から消えてなくなればいいのに、と思いました。
その一方で、一週間後に仕事でコラムを書く予定だったので、「いいネタ、ゲット!」って調子で、さらに従姉をあおり始めたのでありましたw
いやあ、コイツ、くそだな、と。お前の都合なんてまるで関係ねえよ、と。
願わくばこのブログを読んでくれて、今後、一切の関係を絶っていただきたいなあ、と。
50になってもガキな俺様はそー思うんですね。
で、すべて家族が尻拭いするとゆー。
申し訳ありません orz
しかしまあ、家族葬ってのは難しいわ。
ホントにやろうと思ったら、「故人の強い遺志で」とか、テキトーにでっちあげないと無理ですよ、奥さん!
って、誰に話してる(笑)
そもそも香典を辞退するだけでも、なかなか大変。
会社や友達関係はちゃんとわかってくれるけど、近所のムラ社会からは「HAPPYMANちゃんは、おかしなことをする」とか「かえって迷惑」とか、グズグズ聞こえてきます。
「俺はお前たちと縁を切りたいから、こうしたの!」って感じなのに、わかんないかね、チミたちは、ハアハア!(怒)
心安らかに母と別れさせてくれよ、と、そー思うんですがねえ。
そんな怒り新党なチチを尻目に、いつもちゃんとしているショーネンは淡々と仏事をこなします。
通夜のショーネン。
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ジジの時よりはお焼香が上手くなりましたヨ。
って、P押さえてるワシもいかがなものかw
で、通夜を終えて、告別式へ。
まあ、オートマチックな流れなので、淡々とこなします。
事前に、ババの大好きだった、あり得ないデザインのブラウスを棺にぶち込むアタシですた!
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多少、起伏があったとすれば、喪主挨拶。
前夜、ショーネンに「どんな挨拶するの?」って問われた小生。
「参考例文ってのを貰ったから、棒読みするよぉ」って答えてました。
で、喪主挨拶の直前、喪服に内ポケットから例文を取り出したワシ。
すると、あれ?
通夜の例文でした orz
急きょ、アドリブでテキトーなことをむにゃむにゃ。
昔、従兄が挨拶してた雰囲気をアレンジして、口から出まかせをぶちかますアタシ。
ショーネンは尊敬の眼を向けてくれました。いや、侮蔑か(笑)
さあ、火葬場へ。
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なかなかのヒルクライムです。
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久し振りにそろったいとこ同士。楽しそうにおしゃべりしてました。
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俺が葬式に意義を認めるとしたら、ふだん会えないメンツの再会の喜びがあるってゆー、その一点だな。
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リッパそうなんだけど、大好きなのはクリームソーダ。
それじゃ、モテないだろう…
ショーネン、賢いのか、バカなのか(笑)
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とゆーことで、ころっけ、留守番させてごめんね。
淋しかったでしょう。
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「お父さん、おばあちゃん、なんでいないの? 写真になっちゃったよ?」
ころっけは不思議でなりません。
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ご飯をぽろぽろこぼすおばあちゃんが大好きだったころっけ(笑)
おばあちゃんもころっけの話ばかりしてたよ。
http://blog.goo.ne.jp/19960408/e/149ed8e40edaba3df0dfd55975f4600e
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d9/485e6a1a7e63fcfc8cf7605bd91a8062.jpg)
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無闇に情が深く、ムダに心配性な「ママさん」。
彼女がいなかったら、俺もこんな駄文をしたためることができなかったわけで、感謝感謝でございます。
まあ、ジジと二人で、あっちでもどこでも仲良くやってくれたまえ。
そして、また逢えたら、親子をやっていきましょう。
じゃあね、バイバイ、ありがとう。