知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『写真の魅力 2(思わぬ結果に驚き 3)』ーこの写真のキャプションは「でっかい犬! びっくりした!」ー 

2019-02-08 11:26:24 | 

    『写真の魅力 2(思わぬ結果に驚き 3)』

『この写真のキャプションは「でっかい犬!びっくりした!」』 

 

狙い通りと言いたいとこですが、連写モードであれば、もっと厳しいか、又は、怯えた表情の瞬間も撮れたハズですが、残念ながら連写モードにはセットされてなく、これでは作品とは言えませんが、この貴重なチャンスでは、狙い通り、に近いと納得せざるを得ませんでした。

この写真は、上野公園の不忍池の『鵜の池』で撮ったものです。  

 

不忍池は、遊歩のための堤で3つの部分に分かれており、それぞれ、『一面がで覆われる蓮池』、『ボートを漕いで楽しむことのできるボート池』、『上野動物園の中に位置しカワウが繁殖している鵜の池』の3つがあります。

 

この日は珍しく、茶虎の地域猫(別呼称は野良猫)が水鳥を狙って水辺にいました。 そこに自分の後方から、『鵜の池』に向かって『でっかい犬!! セントバーナード犬』が飼い主に連れられてやってきました。 『茶虎猫』が『セントバーナード犬』に鉢合わせした瞬間の驚きの表情を狙ったものです。この大型犬は、まったく茶虎猫などは、気にしていませんでした。 普通猫は、地域猫でも、家猫でも、散歩中の犬に遭遇した時は、遭遇のかなり前から気が付く、野生を残しているようです。 

 

この話ある先輩から伺ったのですが、ずーっと、頭の隅っこに残っていました。 当然、撮影は、ファインダーを覗けない『ノーファインダー撮影』になります。 こんな時のためにアクセサリーの『アングルファインダー』は持っていますが、取り付ける時間がありませんでした。 カメラは遊歩道路面に直置きで、広角レンズ用のフードで、レンズが支えられて、撮れました。

 

この写真には、後日談があります。 この写真を自分が所属する、写真同好会の作品展に展示した時のことです。 写真展では受付当番の日には、展示会場で、自分の作品への来場者の声を、それとなく聞くことにしています。 この写真への『母子の会話』です。 女の子『この大きな犬は、なぜ頭が写っていないの』、母親『こういう撮り方もあるのでしょう』と言って頂きました。 撮った本人は、広角レンズは最大広角になっていましたので、この瞬間では、これ以上の画面構成はできませんでした。 母親の『女武士の情けに深謝』です。  

                                                                           (20190208纏め #069)

 

 

 

 

 

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