『読書は今のペースで続けたい、でも‼(いろいろ難しい事もあり)』
―読むのが辛い厳しい内容、難しい内容、傘寿には時間不足等々―
本はよく読みますが、未だに、読書途中の長編・大作もあります。 自分が覚悟して、強い意志で、やっと読み切った本のトップスリー、著者の方々の凄まじい精神力にただ脱帽です。 トップはなんといっても『苦界浄土』です。
❶苦界浄土(くがいじょうど)(水俣病の実態、重症患者を裏の非衛生な掘立小屋への隔離) 石牟礼 道子著
ウエブ情報から引用
➋蒼穹の昴(清朝末期の宦官の自宮(宮刑でなく、その自己手術と事後の機能修復の実態) 浅田次郎著
ウエブ情報から引用
❸アンデスの奇跡(冬のアンデス山中で墜落事故遭難者の一部16人が72日後に生還、宗教上自殺できずとった行動) 生存者ナンド・バラード著
ウエブ情報から引用
さらに続きます。
❹古代史疑-増補新版(中公文庫)(古文・現代文併記でも難解)松本清張著
ウエブ情報から引用
最も気合を入れて、頑張って、再度、読んでみようと思っているのが、松本清張著の『古代史疑』です。 推理小説『点と線』で大ファンなったこの作家・松本清張氏の『昭和史発掘を』香港駐在中に、この全集を香港まで、身内に送って貰って読みました。 『歴史』と『歴史小説』の違いを考えたのもこの頃でした。
更に、最近、広範囲の異分野、文学者・医学者・科学者の先生方の歴史関連の本を読む機会がありました。 それも興味のある、縄文・弥生・古墳・奈良時代です。 それぞれが、素人にも解りやすい解説をされていました。 歴史学の中に理論的・科学的分析を多くされており素直に納得が出来ました。
上記の先生がたの本の中に、松本清張著の『古代史疑』の邪馬台国・卑弥呼に関する内容と通じるものもありました。 半世紀も昔の氏農耕慧眼に感心しており、今後の課題が出来ました。
❺日本の歴史(15巻/全26巻)大名と百姓(内容は殆どが年貢について)(中公文庫)佐々木 潤之介著
ウエブ情報から引用
❻戦争論(上・下)(中公文庫)カール・フォン クラウゼヴィッツ著
(古典と言われるが、現在の経営管理のバイブルになりそう)
ウエブ情報から引用
昨今の日本のテレビ番組の内容ですが、お笑い系の方が多い番組の爆笑・嘲笑と、番組の6割近くが食べ物関連と多く、長く海外に住んで、そこでテレビも見た傘寿爺には、『温故知新』などという四字熟語が霞んでしまいます。 視聴率最優先だけが、その原因・理由でしょうか! 不可解なりです。
(20210212纏め、#285)