『大ピラミッドのこと 6(標準石材のサイズの不思議)』
ー今回、判ったことですが、大ピラミッドの縄張り・設計の凄さー
世界七不思議のほとんどは、地震や破壊などで消滅してしまい、『ギザの大ピラミッド、BC2584年』のみが現存する唯一の建物になっている。 さらに凄いのは、残っていない他の六ケ所が建造されたのは、BC600年からBC280年で、大ピラミッドは、これより2000年ほども古い。 今回、判ったことですが、大ピラミッドの縄張り・設計の凄さから、かの想像力豊かな作家、グラハム・ハンコックの著書『神々の指紋』も『今は昔の物語・スーパーフィクション』です。
クフ王の大ピラミッドが4500年ほど前に建造されたことと、当時の周辺国の文明と比較しても、とにかく群を抜いて凄いと思いました。 同年代のメソポタミアのシュメール文明、中国の龍山文化、インダス文明等を改めて調べてみたいと思いました。
『三大ピラミッドのピラミッド複合体(ピラミッド・コンプレックス)』
の縄張り。 これが4500年ほど前(日本の縄文時代)の縄張りです。
ウエブ情報から引用
『大ピラミッド、260~280万個の石灰岩キューブを積み上げて造った急峻(51.5度)な山のような建造物の中に、重力軽減の間、大回廊、王の間、王妃の間等の空間を造った、』とあります。 どのように建造したか?
ウエブ情報から引用
ウエブ情報から引用
『大ピラミッドには、260~280万個が組み込まれているが、石材のサイズが、下段から203段(現在、当時はトップ210段まで)リニアに小さくなっていない、途中で大きくなっている層がいくつかある』と。
ウエブ情報から引用
以上の三点だけでも、今の自分には、想像をはるかに、超えている4500年ほど前の技術レベルです。 そんな時、ウェブ情報にこんな記事がありました。
2015年3月14日に放映された『世界ふしぎ発見』で、クフ王のピラミッドに登頂し、頂上からのリポートに成功したという内容の番組が放送されました。
番組の中で、各段の石材の高さを計測しながら登っていく様子が映し出されています。 計測した生データをネット上で探したのですが見つからない。 公表されていないようです。 そこで、英語で検索すると直ぐに見つかりました。 これまでに二人の研究者が大ピラミッドの各層の石材高さに関する詳細な計測データを残しているようです。
これからは、大の苦手な、英語検索も頑張ってやっていこうと思いました。
(20190910 纏め、20212020追補 #117)