『世界の城郭・宮殿 010(オラヴィ城(オラヴィリンナ)』
『フィンランド三古城のひとつ、ロシア侵攻にも耐えた要塞』
オラヴィ城
ロシアのコサック騎兵隊と攻城兵器に備えた縄張りと総構えの湖上要塞
ウエブ情報から引用
ウエブ情報から引用
ウキペデイア情報から引用
北欧フィンランドの南東部にある、サイマー湖の穏やかな水面の上に、凛と佇む中世の城『オラヴィ城』。 『オラヴィ城』はフィンランドがスウェーデン統治下にあった1495年に、ロシアの侵攻を食い止める軍事要塞として建設されましたもので、「優雅、優美なお城」ではなく、どっしりと力強くそびえ立っています。
主な建築資材は近郊で採取した石で、石造りの城塞としては世界最北に位置しています。 17世紀には5つの塔がありましたが、戦争が激化した18世紀に占拠と奪還が繰り返されたことで塔も破壊され、最終的に現在の形である3つの塔が残りました。
5つの塔を備えた内郭を持つコンセントリック型(多重環状城壁)の城のようです。 ローマの水道橋とローマの街道の土木石造建築技術は、ここ北欧まで、影響していたと思うと、やはりローマは偉大でした。
また、日本を代表するRPG『ドラゴンクエスト』に登場する、『竜王の城』のモデルとなった城。 ドラクエファンからオペラファンまで多数の人が魅了されるフィンランドの古城でもあるようです。
ロシアのコサック騎兵隊や攻城兵器にも耐えられる縄張りのこの湖上の要塞は、ロシアの侵攻をくい止められたようです。
(記事投稿日:2022/11/09、#F077)
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