『写真は「一期一会」とか「TPO・テーピーオー」とか言うけど! 6』
『昔、茨城県利根町に住んだから、撮れた「夕日のくびれとヒガンバナ 1」』
昔、夕日をバックに、その夕日の中にシルエットで、ヒガンバナ(曼殊沙華)そのものと、そのヒガンバナの糸状の花柱を撮りたいと、利根川の堤には、ニコンの天体望遠鏡のような『リフレックス ニッコール 1000mm F11』と3㎏以上の三脚持参で通いました。 理由は夕景が好きであったのと、この花のエピソードや、名前の由来等々、話題豊富なヒガンバナ(曼殊沙華)の存在でした。 彼岸花が不吉な意味の別名を多く持っていますが、それは次の機会に。
先ずは拙作2点、『夕日の中のヒガンバナ(曼殊沙華)』(偶然の夕日のくびれ)
せっかくですので、簡単に、ヒガンバナ(曼殊沙華)ウエブ情報です。
彼岸花は、秋に花が咲いている時は、不思議なことに高さ30~50cmの茎には葉っぱがまったくない状態で、花だけぽつんとついていることに気付きます。
それもそのはず、彼岸花は、別名『葉見ず花見ず』(ハミズハナミズ)と言われ、
“葉と花が出会うことがない”という異名を持つ。
ヒガンバナ(彼岸花、石蒜)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)、学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれるという。
原産地は中国大陸であり、日本においては帰化植物に分類される。 分布は北海道や東北地方を除く日本全国である。 秋の彼岸(9月)の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては珍しい性質を持っている。 地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物であるが、かつて救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていた。
彼岸花(ヒガンバナ)の名は秋の彼岸頃、突然に花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花が開花する事に由来する。 別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、という説も有る。
別名の曼珠沙華は歌にも歌われた事でも知られ、梵語(サンスクリット語)で「赤い花」「葉に先立って赤花を咲かせる」という意味から名付けられたと言われている。 サンスクリット語 『manjusaka』 の音写であり、『法華経』などの仏典に由来する。 おめでたい事が起こる兆しに 赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。
この花は、これからも撮り続けていきたいと思っています。
(記事投稿日:2022/02/23、#483)
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