『写真は「一期一会」とか「TPO・テーピーオー」と言うけど! 14』
『不思議な形の素晴らしい夕日を背景にしたヒガンバナ・曼殊沙華』
『この花の異名は沢山、「葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事 花、
蛇花、剃刀花、狐花、捨て子花、灯籠花、天蓋花」等となぜ、これからの
調査課題! 中国では「曼殊沙華」のみ、日本と日本文化・日本語は不思議!』
『この写真では、花の6本のおしべと1本のめしべの区別はつかず!』
茨城県利根町の栄橋付近の堤防のヒガンバナを1000㎜反射式レンズで、撮ったものです。 この『くびれた夕日』は、夕日にフォーカスを合わせていたものを、手前のヒガンバナに焦点を戻したときに、夕日にかかった横一線の細い雲が影響した偶然の結果でした。 これは『一期一会』よりは、レンズの構造のなせる業でしょうか。
ヒガンバナ(彼岸花、石蒜)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)。 原産地は中国大陸で、日本では帰化植物に分類。分布は日本全国、秋の彼岸(9月)の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては珍しい性質を持っている。 地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物であるが、かつて救荒植物(きゅうこうしょくぶつ)として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていた。
救荒作物
飢饉、戦争その他で食料が不足した時に、その不足をしのぐために間に合わせに食料(救荒食)として利用される植物
この花の異名、
『日本では各地方のみで通じた異名が派生し、別名・地方名・方言は数百から1000種以上あると言われている。「葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事花、蛇花、剃刀花、狐花、捨て子花、灯籠花、天蓋花」などがその例で、不吉な別名が多く見られる。 それに加え、開花時に葉が無く花と葉を同時に見られないため、葉見ず花見ずの別称も有する。』
この花の原産地は、漢字の国・中国ですが、日本では、これほど多くの呼び名が付きました。 表意文字・漢字と、ひらがな、カタカナ、ローマ字を使いこなす日本は凄いと思います。
昔は、この花の異名の一部を聞いていましたので、良い印象は持っておりませんでしたが、最近は、この花・ヒガンバナ・曼殊沙華を、被写体で見るようになって大きくイメージが変わりました。
(記事投稿日:2023/12/05、最終更新日:2024/12/05、#705)
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