知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『早熟・大型化・多収穫で味よし「凍結解凍覚醒法」は夢の農業革命か 1』ーどこまで実現可能か!耐寒性や豊産性・成長スピード・加速収穫時期の調整ー

2020-12-18 09:17:51 | 科学

『早熟・大型化・多収穫で味よし「凍結解凍覚醒法」は夢の農業革命か 1』

ーどこまで実現可能か!耐寒性や豊産性・成長スピード・加速収穫時期の調整ー

 

先日、民放某局で紹介されました。 農業の『凍結解凍覚醒法』は、素人目にも、かなり期待が持てそうです。 『凍結解凍覚醒法』について一般財団法人ASCO・通称:アスコの代表理事田中節三氏は、こう言っています。 『私が思いついたのは、当時と同じ状況、つまり氷河期と温暖化の移行期を人工的に再現すれば、温暖化の気候に順応した環境情報がリセットされて、15000年前の冬眠から覚めた時期のように低温下で繁殖するのではないか、という考え。これが、凍結解凍覚醒法の出発点です』と。

 

先ずはウェブ情報です。

 

 ウエブ情報(植物工場・農業ビジネス オンラインonline)より引用

 

 バナナの成長細胞をマイナス60℃で凍結し、バナナに負荷を与え、その環境情報をリセットすることでバナナが持つ様々な可能性(耐寒性や豊産性、 成長スピードの加速、収穫時期の調整)を発現させる事が可能となることが実証されました。これが「凍結解凍覚醒法」です。

<ここがすごい!>
◆普通のバナナの倍の早さで実がつく
◆糖度”糖度25度” !皮ごと食べてもおいしい
◆赤道直下でない日本でもぐんぐん育つ

 

凍結解凍覚醒技術論

 地球誕生から46億年、生命誕生から約38億年、生物は幾万回もの氷河期を越える度に激しく進化しました。今日の熱帯植物が氷河期の環境に適応して生き延びてきた事実に注目し、凍結環境による効果に着目し、熱帯植物を温帯地域で栽培すべく、研究を重ねてまいりました。

 13千年前まで赤道直下のパプアニューギニアにも氷河期が存在し、その極寒な環境下でも現在の熱帯植物は生存していましたが、いつしか熱帯植物の性格が固定化し、温帯地域での生存が不可能となりました。

 そこで、熱帯植物を再度氷河期環境に戻し、温帯地域で発芽・栽培すれば、温帯気候にも順応するのではと閃き、凍結時の細胞保護剤として動物細胞保護用のトレハロース(*)を、濃度対流と氷結晶速度の相関関係に注意しながら適正濃度の溶液を作成し、その液を熱帯植物の適正活性化温度に維持し適正時間の含浸処理を施し、それを緩慢に凍結させ緩慢に解凍するという外部ストレスを与えたところ、発芽以降の熱帯植物に極めて速い成長速度と耐気候性が発現しました。  この「凍結解凍覚醒法」により、今日までに230種類以上の熱帯植物などが、温帯地域で栽培可能となりました。

 *トレハロースとは、夢の糖質と呼ばれる甘味料で食品添加物です。 様々な食品に使われ国際的に安全評価は高い。しかし原料に遺伝子組み換えの危険性を心配する声もあります。

 

凍結解凍覚醒技術の安全性について

 様々な品種に対する、凍結と非凍結の比較実験を何度も繰返し、遺伝子(DNA/RNAいづれも)及び染色体の解析を行った結果、凍結解凍での遺伝子情報の変異が全くないことは、世界的権威ある複数の研究機関で既に解析されています。 よって、物理的に安全性が変化する事は科学的にあり得ませんので、凍覚醒技術での作物の安全性は立証済みです。

 

『凍結解凍覚醒法』とは、植物の種子や成長細胞に超低温のストレスを与えることにより、植物が本来その遺伝子中に持つ様々な可能性を覚醒する技術です。具体的には独自の手法によって、種子や成長細胞をマイナス60℃という超低温で処理することにより、以下のような現象が確認されました。

 

1.処理後の植物は「環境情報」がリセットされ、「耐寒性」が発現しました。

2.処理後の植物は、未処理の植物に比べて、数倍の「成長スピード」が確認されました。

 

 丁度読んでいました。 川上紳一著『全地球凍結』に影響を受けたようで自分も大変興味があります。 この「凍結解凍覚醒法」の凄さですが、バナナの収穫量は倍増、米作では4期作ができる。 確かに連作のできる米作で4期作もできれば、食料革命ですし、米食拡大と米パン拡大を進めるべきだと思います。 米パンは一時期熱病のようにマスコミが騒ぎましたが、今度こそは米パンの普及に期待したいものです。

 

 どこのテレビ局も、いつも目新しいことは、とかく大騒ぎに取り上げることが多く、身近な例では、先般『夢の新建材CLT(Cross Laminated Timber)で、超高層ビル』のことですが、日本の場合は、知れば知るほど、森林大国の国々と比べていろいろなハンディを背負っています。 特に、コストパフォーマンスが心配です。 そこで、この農業の『凍結解凍覚醒法』についても、これからじっくりと今後の経過を勉強させて頂きます。

                                        (20181122纏め、20200408改 20201218追補 #036)

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『銃の発達は星形要塞を造り、大砲の発達が星形要塞を終焉に 1』ー星形要塞ネットワークがナポレオン軍の侵略から小国ポルトガルを守った!ー

2020-12-18 09:15:37 | 城・城郭・城塞

『銃の発達は星形要塞を造り、大砲の発達が星形要塞を終焉に 1』

『星形要塞ネットワークがナポレオン軍の侵略から小国ポルトガルを守った!』

 

先日(20180603)にBSテレビで放映されていました。 ポルトガルの星形要塞『エルヴァス』と周辺の5ヵ所の小要塞『サンタル、グラーサ、他』ネットワークが強国スペイン軍や,ナポレオン軍の侵略から、小国ポルトガルを守った。 5ヵ所の小要塞軍は、丘の上の本要塞『エルヴァス』を取り囲むように周囲の丘の上に構築され、それらの丘は、敵砲兵が陣地を構築したい丘を、先取りしていた。  史上、このような星形要塞とそのネットワークは短命でした。

 写真中央がエルヴァス要塞、黄枠内が小要塞、周囲に5ヶ所

 ウエブ情報(エルヴァス要塞の写真)から引用

 

写真は多稜郭のエルヴァス要塞(この周囲に小要塞群)

ウエブ情報(ウキペディアのエルヴァス要塞の写真)から引用

星形要塞と言うと、先ず思い出すのは、函館の五稜郭と榎本武揚です。 この人・榎本武揚は、最後まで明治新政府に抵抗しましたが函館で敗北、捕虜になったが、敵将・黒田清隆の尽力により助命され、釈放後、明治政府に仕え、活躍しました。 星形要塞には五稜と六稜が主力ですが四稜も多稜もあります。

 

星形要塞は、世界には340ヵ所あり、発祥の国・イタリアが最多の37ヵ所、続いては、ドイツの35ヵ所です。 因みに日本は函館の四稜郭と五稜郭、長野佐久市の龍岡城の3か所です。

ヒトは他人の領土を侵略する、これに備えて、独立峰、尾根上や先端に、砦や山城を構築した。 武器は矢・刀・槍でした。 この山城は世界に10万ヶ所以上と言われていますので星形要塞340ヵ所は、一時期、短期間のものでした。

さて、本題です。 ポルトガルの国境防衛都市エルヴァスとその要塞群のこと。
戦争の心配は薄れると『目立つ平城』が主流になり、砦や山城が衰退するのは自然の流れ。  それでも、この平城の石垣・城壁はどんどん高くなりましたのは、理由は銃・大砲の発達です。  一方、『目立つ、大規模平城や宮殿』は権威・威厳の象徴でした。

それでも、侵略に対しては、人は戦います。   そこで、平地や丘陵地に造られたのが、星形要塞です。
星形要塞は火砲に対応するため15世紀半ば以降のイタリアで発生した築城方式。イタリア式築城術とも言われます。
 
ここで著名な、ポルトガルの国境防衛都市エルヴァスの中心星形要塞とその周囲の5個の小星形要塞群です。  この小要塞群は中心要塞を大砲攻撃からまもるための小要塞軍ネットワークです。  これは小田原城とその支城ネットワークとはそのコンセプトが異なります。 正に『必要は発明の母なり』です。

    (記事投稿日:2018/06/22、最終更新日:2020/12/18、#023)

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『夏目漱石と黒猫のこと 2(猫には優しい飼い主と思っていたが)』ー漱石は胃弱・癇癪の独特の作家でしたので、吾輩も、実際は苦労したのではー

2020-12-18 09:08:07 | 読書

『夏目漱石と黒猫のこと 2(猫には優しい飼い主と思っていたが)』

『漱石は胃弱・癇癪の独特の作家でしたので、吾輩も、実際は苦労したのでは』

 

今回も、表題には関係のない写真です。

20181110付け日経読書欄で紹介されていた、山崎光夫著『胃弱・癇癪・夏目漱石』の紹介記事の一部抜粋です。

 

夏目漱石は人間の機微に精通した作品を残していることから人間的にも完成された人格を持っていたと思われがちだ。 しかし鏡子夫人の追想録や子供たちの随筆には、漱石が良き夫、良き父からはほど遠い癇癪持ちで、家族は悪態、暴言、暴力に悩まされていたことが記されている。 医療分野の小説を手がける著者が漱石の人生を病の視点からとらえなおした。

正岡子規との交流もあって文学的才能を開花させるが、名作を次々と発表するのは1907年に40歳で朝日新聞に入ってからだ。 漱石は1910年伊豆の修善寺で大量吐血し、1916年には、遺言も辞世もなく世を去った。 夫の暴言や暴言の原因を知りたいと思ったからか、夫人は『頭部と消化器系に限って解剖を許可』した。  

 

 

更に、ウエブにはこの本『胃弱・癇癪・夏目漱石』の内容紹介として下記のようにあります。

疱瘡、眼病、強度の神経衰弱、糖尿病、結核への恐怖、胃潰瘍……。
次々襲う病魔と、文豪はいかに闘ったのか。
医師との付き合い方にミスはなかったのか。
診察の中身は、本当の死因は何だったのか。

そして病は、彼の生み出した文学にどんな影響を与えたのか・・・。
ままならない人生に抗い、嫉妬し、怒り、書き続けた49年。
作品、書簡、家族、知人の証言や、当時のカルテを掘り起こし、
その生涯を、「病」という切り口から読み解く! 

 

『吾輩は猫である』を座右の書にしたばかりの自分には今回の山崎光夫著『胃弱・癇癪・夏目漱石』の内容には驚かされました。

 

明治時代の二大文豪は『森鴎外と夏目漱石』ですが、 この二人は、いろいろな面で、好対照ではあったようです。 鴎外は、情熱的な医者で留学先での大恋愛の経験からの小説『舞姫』著しており、スタンダールの自伝的恋愛小説「赤と黒」を思い出します(ここでは恐れそれ多いですが、人は人生に一度一遍の片想いの小説又は、相思相愛の恋愛小説は書けると言われる所以でしょうか)。 

 

漱石は胃弱・癇癪の独特の作家でした。 持論ですが、二人とも、まだまだ芥川龍之介の凄い生涯よりは良いかと、併せて思いを巡らせました。

  (記事投稿日:2018/11/03、#035)

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『夏目漱石と黒猫のこと 1(猫好きにはたまらない飼い主のやさしさ)』―吾輩が、餅を見た時「見るとうまそうにもあるし、気味が悪くもある」とー

2020-12-17 17:46:25 | 読書

『夏目漱石と黒猫のこと 1(猫好きにはたまらない飼い主のやさしさ)

―吾輩が、餅を見た時「見るとうまそうにもあるし、気味が悪くもある」と―

(この写真の猫は、箱根強羅公園の看板猫で表題とは関係ありませんが、思わず貼り付けてしまいました)

 昔の読書は、二度以上読むことはめったにありませんでしたので『座右の書』なるモノがありませんでした。それでも思い出せる、二度以上読んだ本は、梅原猛著の『隠された十字架 法隆寺論』と『塔』、増田俊也著『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか』です。

 

最近、二度目を読み始めたのは、夏目漱石の長編小説であり、処女小説である『吾輩は猫である』です。 常に脇に置いて、どのページをめくってもよめる本に喜寿にして出会いました。 今までは脇に置いて、どのページをめくっても、読める小説が、自分にとっては、ありませんでしたので。 

 

 半世紀も昔のことですが、ある先輩のところにお邪魔した折に、リビングの本棚の『黒色装幀版志賀直哉全集18巻』を前に、先輩が一言。 『この全集の、どの巻を取り上げ、どのページを読んでも、この作品の良さが解る』と、この時には感心ばかりで、このことをよく理解できませんでしたが、余生の残り時間に余裕のない昨今、少し納得できるこの頃です。

 

 この小説は、のっけから(岐阜の方言)凄い。 引用させて頂きます。

『吾輩は猫である。 名前はまだない。 どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。 何でも薄暗いじめじめしたところで、ニャーニャー泣いていた事だけを記憶している。 吾輩はここで始めて人間というものを見た。 しかもあとで聞くと、書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。』

 

この長編小説が擬人化であるかどうか混乱してしまいましたので、擬人化についてのウェブ情報です。

小説「吾輩は猫である夏目漱石:作)は、主人公いや主猫公である"吾輩"の視点から、様々な人間模様を風刺して描いた文学作品である。
"吾輩"自身は、言葉を話すことは無いが、相手の話す言葉の内容は理解している上、自身も人語で思考している。
人間的性質(人語理解)を有するという点では、擬人化の範疇に値する』と。

 

この小説には『吾輩』が雑煮餅に挑戦と、その結末があります。 自分も猫とは長い付き合いがありました。 中学生時代には、布団の中の足元で子猫を出産されたことがあります。 子猫のあばら骨と鋭い爪が当たり、気が付き、目が覚めました。 また夜中に枕元に、獲物(ネズミやヘビなど)を生きたまま見せに来たことも何回かありました。 然しながら、この小説の『吾輩の雑煮餅への挑戦』の著者の観察は圧巻です。 引用させて頂きます。

 今朝見た通りの餅が、今朝見た通りの色で椀の底に膠着している。 白状するが餅と言うものは今まで一度も口に入れたことがない。 見るとうまそうにもあるし、また少しは気味が悪くもある。 前足で上にかかっている葉っぱをかき寄せる。 爪を見ると餅の上皮が引き掛かってねばねばする。 嗅いでみると窯の底の飯を御櫃へ移す時のような香りがする。 食おうかな、やめようかなとあたりを見廻す。 幸か不幸か誰もいない。 もしこの機をはずすと来年までは餅と言うものの味を知らずに暮らしてしまわねばならぬ。 吾輩は実をいうそんなに食いたくないのである。 いくら躊躇しても誰も来ない。 吾輩は椀の中を覗き込みながら、最後にからだ全体重量を椀の底へ落すようにして、あんぐりと餅の角を一寸ばかり食い込んだ。 大抵のものなら噛み切れるわけだが驚いた!

この後の、歯は餅から抜けず、噛んでも噛んでも割りきれず、七転八倒する間に、ナント二本足立ちができ、これに感心している。 御三(女中)には『あらまあ』と、奥様には『いやな猫ね』と、ご主人は『この馬鹿野郎』と、女の子は『御かあ様、猫も随分ね』とも言われ、笑われて受難の日でした。 

  (20181103纏め 夏目漱石と黒猫のこと 2 に続く #034)

 

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『縄文人は・縄文文化は凄かった 3(4500年前の火焔型土器)』 ―火焔型土器が大英博物館の日本ギャラリーに展示―

2020-12-13 21:39:10 | 歴史・日本

      『縄文人は・縄文文化は凄かった 3(45000年前の火焔型土器)』

   『大ピラミッドと同時代の火焔型土器が大英博物館の日本ギャラリーに展示』

 

國學院大學名誉教授の小林達雄氏は著書『縄文文化が日本人の未来を拓く』の中の『おわりに』に、火焔型土器について次のように書いておられます。

 

『縄文時代と言えば、縄文土器を思い浮かべるほど存在感がある。岡本太郎が絶賛したほど、筆舌に尽くしがたい造形美で輝いている。しかしその芸術性だけでない重要性がある。つまり、縄文土器は器(ウツワ)として製作されながら、ウツワの機能とは無関係な大仰な突起をつけたりして、全体のプロポーションは見事という一言に尽きる。 

 

突起は、ウツワにとって無用の長物というよりは、むしろモノを出し入れするには邪魔である。それなのに平然と自らの造形方針を崩そうとしない。つまり縄文土器はウツワにしてウツワの本文をわきまえることなく、逸脱しているのだ。本意は土器のカタチに世界観、物語を表現しようとしていたのだ。縄文土器が名実共に縄文文化を代表するに相応しい理由がここにある。』 

 

火焔型土器

深鉢形土器(火焔型土器) 伝新潟県長岡市馬高出土。 把手部分に典型的な鶏頭冠形が見える。

ウキペデイアから引用

「火焔」よりも広い概念(例えば火焔(型)土器と王冠型土器とを包括するものとして)を表していることが多い。 最近では「火焔型土器」とされることがほとんどとなっている。

 

半世紀も昔のことですが、初めて大英博物館を訪れたことがありました。 事前には知らなかったのですが、館内でアルコール、ワイン・ビール等のサービスがありました。 ワインで食事を楽しんだ後は、展示品は、エジプト関係のものが圧倒的に多く、クラウンコロニー・コロニー・ではなかったが、大英帝国との関係の歴史をしみじみと感じました。

 

縄文文化が日本人の未来を拓く』からの引用です。

『大英博物館の日本ギャラリーには縄文文化を代表、象徴するものとして火焔型土器と、その仲間4点を陳列しているのはそれだけの意味がある。縄文土器を縄文文化の所産としての意味の枠に閉じ込めることなく、現代につながる日本文化発信の意志表現とみるからである。それだけでは終わらない、来る2020年、東京オリンピック・パラリンピックの聖火台のデザインに取り入れてはいかがか、と提案しているところである。』

ウキペデイアから引用

 

日本の古代文化として、埴輪や昔の壺なども説明されている。並べて展示されていた漫画は手塚治虫の「3つ目が通る」。

ここに縄文時代の土偶が出てくるのだが、その描写がとても正確だということで比較のために置かれたらしい。

 

最後に余談・脱線ですが、海外で日本の漫画が人気となっている理由としては、主にいくつかの大きな要因があると考えられています。まず、日本の漫画は大人も楽しめる内容の作品が多い点です。海外の漫画は子供向けに描かれている作品が多く、大人が読むと幼稚な印象を受けてしまう作品が少なくないため、あまり大人が漫画を読む文化は定着していません。そんな環境で育った外国人にとって大人も楽しめるような、深い内容の漫画は新鮮であるようです。日本の漫画はストーリーも複雑で凝ったものが多く、繊細なタッチで描かれているため、人気となっています。

 

と、言われていますが、大博物館のこの展示から、判ることは、『描写がとても正確』という一面があることを再認識しました。

(記事投稿日:2020/12/13、#259)

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