「二日酔いで最も苦しむのは29歳だと判明 / もう若くないのに現実を認めないのが理由」
-ネット情報 ロケットニュース24(2013年8月4日08時00分)より引用。-
滅多な事でネット情報を丸のみしない原左都子が、上記ロケットニュースの表題のみを一見して“29歳との具体的かつ的確な指摘”に恐れ入ってしまったのだ。
と言うのも、自他共に認めるバリバリ飲兵衛かつ今後もそれを貫く人生を志している私自身が、まさにちょうど29歳の時、「酒」によりもしかしたら命を失うのかとも表現可能な地獄を彷徨ったからだ。

上記ネット情報により、今思い出しても命が縮まりそうな忘れ難き我が苦悩の記憶が脳裏に蘇ってしまった…
上記ロケットニュース内に列挙されている今時の飲兵衛連中どもの具体例は後回しにして、まず原左都子自身が29歳時に味わった「酒」の大失敗談を以下に紹介しよう。
酒による「醜態」ならば、何も29歳の時に限らず今に至って尚繰り返す日々だ。

そうではなく、酒に強い私が“完璧に体を崩してしまった出来事”をその時経験したのだ。 いえいえ二日酔いにより多少体調を阻害される事は今でもままある。
にもかかわらず、何故29歳時の酒による体調不良状態がそれ程までに我が脳裏に鮮明に刻まれているのかと言うと、まさに命を失うのかと一瞬本気で思ったからだ。
当時の私は、人生の大きな転機の渦中にいた。
30歳直前にして次なる学問に励もうとの目標設定の下、新卒入社後それまで勤めてきた医学関係会社退社を視野に入れ、会社の休みの日には大学受験勉強に驀進し寝る時間も惜しんでいた。 しかも会社にはその事情を一切伝えておらず、今まで通り医学専門職社員として勤務時間中は最大限の努力を惜しまず労働力を提供し、職場の誘いに応じて飲み会にも頻繁に参加していた。
それまでの私なら、これしきの事“お茶の子さいさい”である。 もちろん“二日酔い”は辛いが、酒が理由で仕事を休むなどとの記載は私の辞書にはない!
志望大学から合格通知が届くまでは、上記のごとく今までと変わりない会社での勤務態度及び飲み会の付き合い、休日は受験勉強に没頭するとの超ハードスケジュールを難なくこなす日々だった。
そして私の手元に志望大学から「合格通知」が届いた後の話だ。
私はまだ勤務先に大学進学退職を告げない方針を貫いていた。 それは今後勤労学生を貫かねばならない経済的事由による。 大学入学は4月だが、会社の6月ボーナス支給日まで勤務を続けられれば100万円程の大金を入手可能だ! (参考のため、私が勤務していた会社は当時一回のボーナス額を若手社員に100万円程出せる程に活気付く優良企業だった。)
そんな折、どうも私は体調を崩している事を何となく自己分析出来ていた…
大学から合格通知が届きそれまでの受験勉強から解放され、夜自宅でテレビを見ていると、何故か「革靴を煮て食べる」なる信じられない企画影像がNHKテレビより写し出されたのだ! これを一瞬見た私は咄嗟に“吐き気”をもよおしてしまった。
その“革靴を食べる”との変態的ショッキング影像が我が脳裏から消え去らない内に、次の日職場から「飲み会」に誘われた。 果敢にもそれに参加し深夜帰宅した私だが、その翌日にとんでもない“二日酔い”状態に苛まれる結果と相成る。 それでも(きっと昼頃になれば今まで通りこの二日酔いも治まるだろう)と思い直し、翌朝体調の悪さにムチ打って会社に出勤した。
ところが今までの二日酔い経験とはまったく異なり、私は昼食で摂取した食材を職場のトイレで実際に吐いてしまったのだ。 しかも体調がどうにも悪い。 それでも一旦トイレから職場に戻り自分の仕事を続けようと決意した私だが、やはりトイレに入って今一度吐いた。
こんな苦しい経験は飲兵衛の私にとっても実に初めての出来事である。 社内周囲の人間がそれに察した気配はない。 それ程に私は普段の私を装えていたと解釈するが、結局もう倒れかけ寸前の状態で上司に申し出た。 「申し訳ありませんが、少しロッカールームで休憩していいですか?」 驚いた上司が「どうしたの?」と尋ねたかどうかの記憶はない。 その後夕刻となって体調がもっと悪化する私は上司にその旨申し出た。
そこで初めて上司から「救急車」を手配するとの反応をもらったのだが、私としてはもうすぐ退職する職場で事が大袈裟になるのを避けたい一心だ! 「自分でタクシーに乗って救急診療病院へ向かいます」と伝えた。
その後職場に程近い“夜間緊急医療センター”までタクシーで行き着いた私だが、夜間救急の手薄さを思い知らされる運命になる。 そこにいた若手男性医師は簡単な問診のみで何の診断も処置もするではなく、私は直ぐに追い返された。 その後自分なりに「胃腸等消化器系の急性障害症状」とある程度の診断をした上で、昼間より度重なる嘔吐や下痢症状に苛まれている私は「脱水症状」こそを併発していると自分で心得、すぐさま水分補給をしたものである。
幸いな事に私は自己の判断による水分補給でその後蘇り、体調は相変わらずすぐれないものの、次の日からまた退職までの期間会社への勤務を続けるに至る。
29歳にして人生二度目に志した大学合格が叶い、4月から再びの大学進学が決定していた私ではある。 ところがその反面、それまで医学関係企業に於いて私が蓄積してきた実績や社会的地位すべてを捨て去る事に、大いなる抵抗感が我が内面に噴出していたのだ。 そんな切実な実態を我が精神内で病んでいた事こそが、上記29歳時の酒により勃発した「病」であったのかと後々考察している。
ここで、冒頭で紹介したロケットニュース内で「二日酔い」に苦しんでいる29歳若者達の酒の楽しみ方を紹介しよう。
夏といえば冷たいビール! ビールといえば飲み会にビアガーデン!! 次の日は最悪の二日酔い……。 夏真っ盛りの今、すでにこんなパターンを経験している人がたくさんいるのではないだろうか。二日酔いは誰にとってもつらいものだが、なかでも「二日酔いで最も苦しむのは29歳」という興味深いデータが発表され、酒好きの間で話題になっている。
なぜ29歳が二日酔いで最も苦しむのかというと、もう若くもなくスタミナもないのに、それを認めずに「まだまだ大丈夫!」と飲み続けるからだという。
ひどい二日酔いで苦しんだ29歳の声を紹介しよう。
「週末出かけたら、月曜日でもお酒が抜けていないのを感じる」「土曜に飲みに行ったら、日曜の夜8時ごろまで気分が悪い」「週末に飲んだら、次の日仕事に行くのは無理。仮病を使って休んだこともある」
6割の人が「月曜日に二日酔いのまま出勤している」 また1年のうち平均6日間も二日酔いが理由で会社を欠勤しているそうだ。
確かに30代に突入する前の29歳という年齢は、実年齢と自分の年齢感覚が折り合わない時期かもしれない。 楽しむのはよいが、健康のためにもお酒はほどほどに!
原左都子の私論で締めくくろう。
まず最初に自分が「酒」を飲める体質か否かを、年齢に係わらず医学的観点からわきまえるべきであろう。
それが分からずとも30歳手前とは、人それぞれに人生の過渡期なのかもしれない。 もしも心身不調の折りには、一時酒の付き合いを断って、今後の長い人生を見つめつつ静かに一人で時間を過ごすのもいいかもね?!?
-ネット情報 ロケットニュース24(2013年8月4日08時00分)より引用。-
滅多な事でネット情報を丸のみしない原左都子が、上記ロケットニュースの表題のみを一見して“29歳との具体的かつ的確な指摘”に恐れ入ってしまったのだ。
と言うのも、自他共に認めるバリバリ飲兵衛かつ今後もそれを貫く人生を志している私自身が、まさにちょうど29歳の時、「酒」によりもしかしたら命を失うのかとも表現可能な地獄を彷徨ったからだ。


上記ネット情報により、今思い出しても命が縮まりそうな忘れ難き我が苦悩の記憶が脳裏に蘇ってしまった…
上記ロケットニュース内に列挙されている今時の飲兵衛連中どもの具体例は後回しにして、まず原左都子自身が29歳時に味わった「酒」の大失敗談を以下に紹介しよう。
酒による「醜態」ならば、何も29歳の時に限らず今に至って尚繰り返す日々だ。


そうではなく、酒に強い私が“完璧に体を崩してしまった出来事”をその時経験したのだ。 いえいえ二日酔いにより多少体調を阻害される事は今でもままある。

当時の私は、人生の大きな転機の渦中にいた。
30歳直前にして次なる学問に励もうとの目標設定の下、新卒入社後それまで勤めてきた医学関係会社退社を視野に入れ、会社の休みの日には大学受験勉強に驀進し寝る時間も惜しんでいた。 しかも会社にはその事情を一切伝えておらず、今まで通り医学専門職社員として勤務時間中は最大限の努力を惜しまず労働力を提供し、職場の誘いに応じて飲み会にも頻繁に参加していた。
それまでの私なら、これしきの事“お茶の子さいさい”である。 もちろん“二日酔い”は辛いが、酒が理由で仕事を休むなどとの記載は私の辞書にはない!

志望大学から合格通知が届くまでは、上記のごとく今までと変わりない会社での勤務態度及び飲み会の付き合い、休日は受験勉強に没頭するとの超ハードスケジュールを難なくこなす日々だった。
そして私の手元に志望大学から「合格通知」が届いた後の話だ。
私はまだ勤務先に大学進学退職を告げない方針を貫いていた。 それは今後勤労学生を貫かねばならない経済的事由による。 大学入学は4月だが、会社の6月ボーナス支給日まで勤務を続けられれば100万円程の大金を入手可能だ! (参考のため、私が勤務していた会社は当時一回のボーナス額を若手社員に100万円程出せる程に活気付く優良企業だった。)
そんな折、どうも私は体調を崩している事を何となく自己分析出来ていた…

大学から合格通知が届きそれまでの受験勉強から解放され、夜自宅でテレビを見ていると、何故か「革靴を煮て食べる」なる信じられない企画影像がNHKテレビより写し出されたのだ! これを一瞬見た私は咄嗟に“吐き気”をもよおしてしまった。
その“革靴を食べる”との変態的ショッキング影像が我が脳裏から消え去らない内に、次の日職場から「飲み会」に誘われた。 果敢にもそれに参加し深夜帰宅した私だが、その翌日にとんでもない“二日酔い”状態に苛まれる結果と相成る。 それでも(きっと昼頃になれば今まで通りこの二日酔いも治まるだろう)と思い直し、翌朝体調の悪さにムチ打って会社に出勤した。
ところが今までの二日酔い経験とはまったく異なり、私は昼食で摂取した食材を職場のトイレで実際に吐いてしまったのだ。 しかも体調がどうにも悪い。 それでも一旦トイレから職場に戻り自分の仕事を続けようと決意した私だが、やはりトイレに入って今一度吐いた。
こんな苦しい経験は飲兵衛の私にとっても実に初めての出来事である。 社内周囲の人間がそれに察した気配はない。 それ程に私は普段の私を装えていたと解釈するが、結局もう倒れかけ寸前の状態で上司に申し出た。 「申し訳ありませんが、少しロッカールームで休憩していいですか?」 驚いた上司が「どうしたの?」と尋ねたかどうかの記憶はない。 その後夕刻となって体調がもっと悪化する私は上司にその旨申し出た。
そこで初めて上司から「救急車」を手配するとの反応をもらったのだが、私としてはもうすぐ退職する職場で事が大袈裟になるのを避けたい一心だ! 「自分でタクシーに乗って救急診療病院へ向かいます」と伝えた。
その後職場に程近い“夜間緊急医療センター”までタクシーで行き着いた私だが、夜間救急の手薄さを思い知らされる運命になる。 そこにいた若手男性医師は簡単な問診のみで何の診断も処置もするではなく、私は直ぐに追い返された。 その後自分なりに「胃腸等消化器系の急性障害症状」とある程度の診断をした上で、昼間より度重なる嘔吐や下痢症状に苛まれている私は「脱水症状」こそを併発していると自分で心得、すぐさま水分補給をしたものである。
幸いな事に私は自己の判断による水分補給でその後蘇り、体調は相変わらずすぐれないものの、次の日からまた退職までの期間会社への勤務を続けるに至る。
29歳にして人生二度目に志した大学合格が叶い、4月から再びの大学進学が決定していた私ではある。 ところがその反面、それまで医学関係企業に於いて私が蓄積してきた実績や社会的地位すべてを捨て去る事に、大いなる抵抗感が我が内面に噴出していたのだ。 そんな切実な実態を我が精神内で病んでいた事こそが、上記29歳時の酒により勃発した「病」であったのかと後々考察している。
ここで、冒頭で紹介したロケットニュース内で「二日酔い」に苦しんでいる29歳若者達の酒の楽しみ方を紹介しよう。
夏といえば冷たいビール! ビールといえば飲み会にビアガーデン!! 次の日は最悪の二日酔い……。 夏真っ盛りの今、すでにこんなパターンを経験している人がたくさんいるのではないだろうか。二日酔いは誰にとってもつらいものだが、なかでも「二日酔いで最も苦しむのは29歳」という興味深いデータが発表され、酒好きの間で話題になっている。
なぜ29歳が二日酔いで最も苦しむのかというと、もう若くもなくスタミナもないのに、それを認めずに「まだまだ大丈夫!」と飲み続けるからだという。
ひどい二日酔いで苦しんだ29歳の声を紹介しよう。
「週末出かけたら、月曜日でもお酒が抜けていないのを感じる」「土曜に飲みに行ったら、日曜の夜8時ごろまで気分が悪い」「週末に飲んだら、次の日仕事に行くのは無理。仮病を使って休んだこともある」
6割の人が「月曜日に二日酔いのまま出勤している」 また1年のうち平均6日間も二日酔いが理由で会社を欠勤しているそうだ。
確かに30代に突入する前の29歳という年齢は、実年齢と自分の年齢感覚が折り合わない時期かもしれない。 楽しむのはよいが、健康のためにもお酒はほどほどに!
原左都子の私論で締めくくろう。
まず最初に自分が「酒」を飲める体質か否かを、年齢に係わらず医学的観点からわきまえるべきであろう。
それが分からずとも30歳手前とは、人それぞれに人生の過渡期なのかもしれない。 もしも心身不調の折りには、一時酒の付き合いを断って、今後の長い人生を見つめつつ静かに一人で時間を過ごすのもいいかもね?!?