初めて作った小麦の収穫が終わりました。
たったの4反?ほどの小麦を刈り取るのに、3.5日も掛かり毎日が涙の連続だった。
お師匠さんの日程に合わせて、4枚の圃場の4スミを鋸鎌で手刈りしていた5/20の午後にお師匠さん突然現れる。
『5/21は来れなくなったから、今から麦刈りの実地指導!』と有無を言わせぜ・・・・
バタバタとコンバインを圃場に卸して、いざ麦刈りとなったが、コンバインが言う事を聞かない
頼みの綱のお師匠さんも、コンバインの調整知識はないらしく麦刈りどころか機械調整に時間が過ぎて行く
スギナが多いために、少し刈るとカッター部分に巻き込みや藁を送る部分に挟み込んで機械をバラスの繰り返し
通常16時頃までと言われる、麦や稲刈りだが時計は17を回り、夜露が降り始めて一層刈取りが困難になる。
18時、『もう此処までが限界!』と、初日の麦刈りを終わらせたが、明日からの作業に不安の涙が出始める。
刈り取った小麦は、乾燥施設に持ち込む予定だったが、応急の策としてガレージに広げて干すことにする。
そして、お師匠さんは、今日に要領で、残りの3反半をゆっくり刈ったら良いよ~と、帰って行った。
5/21、不安一杯で朝を迎える。
10時、カミさんと二人で、昨日の要領で麦刈りを始める。
私は、コンバインの運転をしながら、刈取り部分の巻き込みに注視、カミさんはコンバインに並走して排藁の掻き出し
巻き込んだら止まって除去、脱穀送りが詰まっては機会をバラす、焦る気持ちと裏腹に作業は進まない。
作業を開始して、2時間余りをついやして、1枚目の麦刈りが終了~
コンバインを2枚目の圃場に下ろして、やっと昼食とする。
昼食後の休憩もそこそこに、コンバインに注油しながら低速運転で暖気を行い一旦エンジン停止
カミさんの到着を待って、始動いようとしたらセルモーターがウンとスンとも言わず、メイン電源が繋がらない
色々チェックするも兆しは見えず、頼みの綱のお師匠さんにTELするも的確なアドバイスは得られず
頭に浮かんだには、懇意にして貰っている自動車整備工場の社長の顔で、畑違いだが藁にもすがる思いでTEL
生憎と社長は出張だったら、専務と息子さんがいて整備士を寄越してくれた。(な気の涙が、うれし涙になった。♪)
しかし、2級整備士さんも畑違いの機械と有ってなかなか原因がつかめず、時は刻々と過ぎて行く
カミさんは、一人で広い圃場に向かって手刈りを始める。
16時、異常の原因究明!ヒューズで断線でもなく、バッテリーのアース不良(錆だらけが主原因)
16:30、麦刈りの適正時間は過ぎてしまったが、残りの3枚の圃場と天気を考えるとコンバインを動かすしかなかった。
少し刈っては止まり、刈っては止まりを繰り返しながら、何とか1往復が終ろうとしたその時にまたも悲劇が・・
警告音が鳴り異常ランプが点滅する、無理に回すと異臭と発煙が出るし、なかなか異常の場所が判らない(5回目の涙)
警告ランプの絵を見てやっと排出部分の掃除巧口まりだと判り、排出部分を開けるとギッシリ詰まりこんでいる。
詰まりを取り除き再始動すると、1分もせず再び警告音と異臭と発煙が起こる。
発煙はベルトがスリップしてのものと判ったが、何が原因か特定できない(警告ランプは、先と同じ)
やれることはないので、先の排出部分の掃除巧口を開くと、先ほど除去したにも関わらずまたもやギッシリ
つまりを掻き出し、エンジン始動で何とか異音も異臭も収まり、安堵の胸を撫でた時は、18次を回っていた。
もうこの日も限界、刈り取った小麦を持ち帰りガレージに広げて、本日の作業終了となった。
5/22、圃場を見下ろす。
刈取りが済んだのは、全体の1/4ほどでこの先どうなるかと途方に暮れるもやるしかない!
9:45、少し早いが刈取りをスタートさせる。
3日目となる麦刈り、少しは順調になりつつある。
昨夜、夕食を取りながらカミさんとコンバイン&麦とスギナについて反省会をしたのである。
①排出部の詰まり原因は、深こぎだったので極力浅こぎしよう。
②巻き込みはスギナが多い場所なので、浅刈りで首振りはしない事と低速で脱穀部への送りを少なくする。
③脱穀部分つまりでの機械バラし、お師匠さんが教えた方法じゃなくても簡単な方法が見つかった。
3つの改善が功を奏したのか、2枚目の圃場を午前中に終わらせる事が出来た。(2番目位に広い圃場)
午後は、刈り取った小麦の搬出を考えて、4枚目の圃場を刈り取る事にする。
しかし、4枚目の圃場に乗り入れて、刈取りを始めようとしたら、刈り取り部へのガイドが動かない!
ガイド部からガタガタと変な音が起きて、チェーンが外れてしまっていた。
カバーを外してチェーンを嵌めるが、1回転もするとまたも外れてしまい。途方に暮れる始末(7回目の涙;)
(実は、4枚目の圃場に向かう途中、気が急いていた事もあり、コンバインを土手に突き当てたのだった。)
ままよ、歪が起きているかも知れない部分を押し込み、ダメなら1条刈りで行こうと決断
運良く、開き直りがる効果があったようでチェーン外れが収まり、やっと麦刈りを再稼働させる事ができた。
4枚目の圃場は、スギナが少ない事と麦が良く熟れていて、刈取りがスムーズに進行していく
巻き込みや詰まり対策も効果を発揮して、2時間で1枚の圃場の刈り取りが完了
時間は、16;40でまだ刈り取りは出来そうだったが、この日は刈り取った小麦を乾燥工場へ持ち込む作業もある。
コンバインを3枚目の圃場に移動させ、軽トラックを圃場に乗り入れて刈り取った小麦を積み込み乾燥工場へ
フウウ~、
今日の夕食も20時、3日連続で遅い夕食となる。
焼酎を傾けながら、麦刈りとこんなはずじゃなかった田舎暮らしをカミさんと語らう。
もう、小麦は作らない?
乾燥工場の人に、『1/2~2/3の終了だね』と言われたんじゃ、悔しいから今年も作る????結論持ち越し~
5/23、この日は何とか麦刈りを終了させなければならない
しかし、一番広い圃場で、スギナも一番濃い圃場を刈り取らなければならないので先が思いやれれる。
入念に油射しを行い、10時ジャストにスタートさせる。
おっ、この日は順調だね、コンバインのご機嫌も良さそうだぁ~♪
と思ったのは束の間、直ぐにスギナに掴まってしまう。
脱穀への送り部の詰まりを見ると、麦1スギナ4の割合じゃないですか!(涙も出ません)
もうこれ以上の手立てはありません。
コンバインの速度を最低速度に落として対処し、時々、停止して脱穀部への送り量を調整して詰まりを防ぐ
速度と時々停止で、巻き込み7回+詰まり4回で済んだものの、全ての刈り取りが終わったのは15時
子の圃場も、4時間余りを費やしたが、どうなる事かと思っていた麦刈りが終わったぁ~
コンバインを圃場の隅に移動して、掃除&手入れを済ませて我が家へ戻ろうとしたら、又も悲劇が待っていた。
何が起きたか?
メイン電源は来ているが、セルモーターがウンとスンとも言わない
クラッチ、安全装置、ヒューズ・・・異常なし、2日目とは、明らかに様子が異なっている。
神様?は、何処まで試練を矢を放つのか、麦刈りが終わった後なので最悪の事態は免れているが・・・
取り敢えず、刈り取った小麦を乾燥工場へ持ち込む。
3日間、買い物もできなかったので、買い物を済ませて帰宅すると18:45を回っていた。
今夜も、遅い夕食だなと重たい足を引きずりながら、もう一度コンバインの元へ出向く
クラッチなど足チェックして、祈りを込めてスターターを捻るが、全く反応はなくご臨終(もう笑うしかない!)
余分な出費だなと思いながら、農機具工場へ点検依頼の電話をした。
結果:コンバインは、農機具墓場へ行く事になりました。
今後はコンバインが手に入らない限り、麦を作ることは出来ません。(涙も涸れました。)
今後の作業
田島急便工場乾燥(14時間)⇒藤田食材⇒農林公社低温倉庫・・・適宜製粉~道の駅で販売
①3日間の作業時間
1日目:3人*4時間
2日目:2人*7.5時間
3日目:2人*7時間
4日目:2人*4.5時間
合計:50時間
②圃場の広さ:約4反(40a)
③麦の収量:乾燥~調整が終了した時点で、収穫量が判ります。
コンバインの袋18袋なので、滅茶苦茶少ない収量だと思います。
後で聞いたが、播種前に、①石灰チッソを撒かないとダメ(やっていない!)
②管理機で中耕しないとダメ、
管理機で除草はしたが、逆回転で中耕するとは知らなかった。
③2~3月に、除草剤を散布しないとダメ、
お師匠さんから、この3点についての指導やアドバイスはなかった。
自分の作物なのだから、自分で勉強しなかったのが一番悪いが、ど素人には何らかの助言が欲しかったな。
種子代、肥料代、燃料代、支払作業代(乾燥、調整、低温倉庫、製粉、販売手数料、労働賃、その他雑費(機械修理代)
小麦を作るメリットがえられるのでしょうか?
たったの4反?ほどの小麦を刈り取るのに、3.5日も掛かり毎日が涙の連続だった。
お師匠さんの日程に合わせて、4枚の圃場の4スミを鋸鎌で手刈りしていた5/20の午後にお師匠さん突然現れる。
『5/21は来れなくなったから、今から麦刈りの実地指導!』と有無を言わせぜ・・・・
バタバタとコンバインを圃場に卸して、いざ麦刈りとなったが、コンバインが言う事を聞かない
頼みの綱のお師匠さんも、コンバインの調整知識はないらしく麦刈りどころか機械調整に時間が過ぎて行く
スギナが多いために、少し刈るとカッター部分に巻き込みや藁を送る部分に挟み込んで機械をバラスの繰り返し
通常16時頃までと言われる、麦や稲刈りだが時計は17を回り、夜露が降り始めて一層刈取りが困難になる。
18時、『もう此処までが限界!』と、初日の麦刈りを終わらせたが、明日からの作業に不安の涙が出始める。
刈り取った小麦は、乾燥施設に持ち込む予定だったが、応急の策としてガレージに広げて干すことにする。
そして、お師匠さんは、今日に要領で、残りの3反半をゆっくり刈ったら良いよ~と、帰って行った。
5/21、不安一杯で朝を迎える。
10時、カミさんと二人で、昨日の要領で麦刈りを始める。
私は、コンバインの運転をしながら、刈取り部分の巻き込みに注視、カミさんはコンバインに並走して排藁の掻き出し
巻き込んだら止まって除去、脱穀送りが詰まっては機会をバラす、焦る気持ちと裏腹に作業は進まない。
作業を開始して、2時間余りをついやして、1枚目の麦刈りが終了~
コンバインを2枚目の圃場に下ろして、やっと昼食とする。
昼食後の休憩もそこそこに、コンバインに注油しながら低速運転で暖気を行い一旦エンジン停止
カミさんの到着を待って、始動いようとしたらセルモーターがウンとスンとも言わず、メイン電源が繋がらない
色々チェックするも兆しは見えず、頼みの綱のお師匠さんにTELするも的確なアドバイスは得られず
頭に浮かんだには、懇意にして貰っている自動車整備工場の社長の顔で、畑違いだが藁にもすがる思いでTEL
生憎と社長は出張だったら、専務と息子さんがいて整備士を寄越してくれた。(な気の涙が、うれし涙になった。♪)
しかし、2級整備士さんも畑違いの機械と有ってなかなか原因がつかめず、時は刻々と過ぎて行く
カミさんは、一人で広い圃場に向かって手刈りを始める。
16時、異常の原因究明!ヒューズで断線でもなく、バッテリーのアース不良(錆だらけが主原因)
16:30、麦刈りの適正時間は過ぎてしまったが、残りの3枚の圃場と天気を考えるとコンバインを動かすしかなかった。
少し刈っては止まり、刈っては止まりを繰り返しながら、何とか1往復が終ろうとしたその時にまたも悲劇が・・
警告音が鳴り異常ランプが点滅する、無理に回すと異臭と発煙が出るし、なかなか異常の場所が判らない(5回目の涙)
警告ランプの絵を見てやっと排出部分の掃除巧口まりだと判り、排出部分を開けるとギッシリ詰まりこんでいる。
詰まりを取り除き再始動すると、1分もせず再び警告音と異臭と発煙が起こる。
発煙はベルトがスリップしてのものと判ったが、何が原因か特定できない(警告ランプは、先と同じ)
やれることはないので、先の排出部分の掃除巧口を開くと、先ほど除去したにも関わらずまたもやギッシリ
つまりを掻き出し、エンジン始動で何とか異音も異臭も収まり、安堵の胸を撫でた時は、18次を回っていた。
もうこの日も限界、刈り取った小麦を持ち帰りガレージに広げて、本日の作業終了となった。
5/22、圃場を見下ろす。
刈取りが済んだのは、全体の1/4ほどでこの先どうなるかと途方に暮れるもやるしかない!
9:45、少し早いが刈取りをスタートさせる。
3日目となる麦刈り、少しは順調になりつつある。
昨夜、夕食を取りながらカミさんとコンバイン&麦とスギナについて反省会をしたのである。
①排出部の詰まり原因は、深こぎだったので極力浅こぎしよう。
②巻き込みはスギナが多い場所なので、浅刈りで首振りはしない事と低速で脱穀部への送りを少なくする。
③脱穀部分つまりでの機械バラし、お師匠さんが教えた方法じゃなくても簡単な方法が見つかった。
3つの改善が功を奏したのか、2枚目の圃場を午前中に終わらせる事が出来た。(2番目位に広い圃場)
午後は、刈り取った小麦の搬出を考えて、4枚目の圃場を刈り取る事にする。
しかし、4枚目の圃場に乗り入れて、刈取りを始めようとしたら、刈り取り部へのガイドが動かない!
ガイド部からガタガタと変な音が起きて、チェーンが外れてしまっていた。
カバーを外してチェーンを嵌めるが、1回転もするとまたも外れてしまい。途方に暮れる始末(7回目の涙;)
(実は、4枚目の圃場に向かう途中、気が急いていた事もあり、コンバインを土手に突き当てたのだった。)
ままよ、歪が起きているかも知れない部分を押し込み、ダメなら1条刈りで行こうと決断
運良く、開き直りがる効果があったようでチェーン外れが収まり、やっと麦刈りを再稼働させる事ができた。
4枚目の圃場は、スギナが少ない事と麦が良く熟れていて、刈取りがスムーズに進行していく
巻き込みや詰まり対策も効果を発揮して、2時間で1枚の圃場の刈り取りが完了
時間は、16;40でまだ刈り取りは出来そうだったが、この日は刈り取った小麦を乾燥工場へ持ち込む作業もある。
コンバインを3枚目の圃場に移動させ、軽トラックを圃場に乗り入れて刈り取った小麦を積み込み乾燥工場へ
フウウ~、
今日の夕食も20時、3日連続で遅い夕食となる。
焼酎を傾けながら、麦刈りとこんなはずじゃなかった田舎暮らしをカミさんと語らう。
もう、小麦は作らない?
乾燥工場の人に、『1/2~2/3の終了だね』と言われたんじゃ、悔しいから今年も作る????結論持ち越し~
5/23、この日は何とか麦刈りを終了させなければならない
しかし、一番広い圃場で、スギナも一番濃い圃場を刈り取らなければならないので先が思いやれれる。
入念に油射しを行い、10時ジャストにスタートさせる。
おっ、この日は順調だね、コンバインのご機嫌も良さそうだぁ~♪
と思ったのは束の間、直ぐにスギナに掴まってしまう。
脱穀への送り部の詰まりを見ると、麦1スギナ4の割合じゃないですか!(涙も出ません)
もうこれ以上の手立てはありません。
コンバインの速度を最低速度に落として対処し、時々、停止して脱穀部への送り量を調整して詰まりを防ぐ
速度と時々停止で、巻き込み7回+詰まり4回で済んだものの、全ての刈り取りが終わったのは15時
子の圃場も、4時間余りを費やしたが、どうなる事かと思っていた麦刈りが終わったぁ~
コンバインを圃場の隅に移動して、掃除&手入れを済ませて我が家へ戻ろうとしたら、又も悲劇が待っていた。
何が起きたか?
メイン電源は来ているが、セルモーターがウンとスンとも言わない
クラッチ、安全装置、ヒューズ・・・異常なし、2日目とは、明らかに様子が異なっている。
神様?は、何処まで試練を矢を放つのか、麦刈りが終わった後なので最悪の事態は免れているが・・・
取り敢えず、刈り取った小麦を乾燥工場へ持ち込む。
3日間、買い物もできなかったので、買い物を済ませて帰宅すると18:45を回っていた。
今夜も、遅い夕食だなと重たい足を引きずりながら、もう一度コンバインの元へ出向く
クラッチなど足チェックして、祈りを込めてスターターを捻るが、全く反応はなくご臨終(もう笑うしかない!)
余分な出費だなと思いながら、農機具工場へ点検依頼の電話をした。
結果:コンバインは、農機具墓場へ行く事になりました。
今後はコンバインが手に入らない限り、麦を作ることは出来ません。(涙も涸れました。)
今後の作業
田島急便工場乾燥(14時間)⇒藤田食材⇒農林公社低温倉庫・・・適宜製粉~道の駅で販売
①3日間の作業時間
1日目:3人*4時間
2日目:2人*7.5時間
3日目:2人*7時間
4日目:2人*4.5時間
合計:50時間
②圃場の広さ:約4反(40a)
③麦の収量:乾燥~調整が終了した時点で、収穫量が判ります。
コンバインの袋18袋なので、滅茶苦茶少ない収量だと思います。
後で聞いたが、播種前に、①石灰チッソを撒かないとダメ(やっていない!)
②管理機で中耕しないとダメ、
管理機で除草はしたが、逆回転で中耕するとは知らなかった。
③2~3月に、除草剤を散布しないとダメ、
お師匠さんから、この3点についての指導やアドバイスはなかった。
自分の作物なのだから、自分で勉強しなかったのが一番悪いが、ど素人には何らかの助言が欲しかったな。
種子代、肥料代、燃料代、支払作業代(乾燥、調整、低温倉庫、製粉、販売手数料、労働賃、その他雑費(機械修理代)
小麦を作るメリットがえられるのでしょうか?