誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

小麦一段落(^。^)

2016-05-29 16:56:08 | 田舎日記
   小麦の収穫が終わって一段落です。

   小麦を刈り取ったら、時間をおかずに乾燥機に掛けます。
  11/5に播種したので、ほかの小麦よりも1ヶ月近く収穫となりました。
  小麦作りが初めてと言う事もあって、刈取りがベストの時期なのか判らないままでした。

   田島さんと言う大農家にお願いして、乾燥機にかけて貰いました。
  持ち込んだ小麦の水分を測定すると、凡そ32%と事で水分率がやや高めとの事でした。
  32%の水分を12%以下に乾燥させますが、急激に乾燥すると小麦がはじけたりするとか
  14時間の乾燥で目標水分率の11.5%に達しました。

        乾燥後の小麦です。
        **乾燥費用=調整後の出来高だそうです。
   乾燥機からドリ出した小麦は、藤田食糧に持ち込んで調整という作業をして貰います。
  調整とは、乾燥した小麦を、粒選別機、石抜機、比重選別機によって細麦、屑麦や夾雑物を除去し、整粒率を上げます。
  乾燥から調整までの間に時間を置くと”コクゾウムシ”が発生するから自宅での管理はせず藤田食糧にお願いした。
  (通常は、乾燥から調整は、2~3日なのだが、ハダカ麦の最盛期であり調整作業が6月になるらしい)    
        **調整費用=調整後の出来高で、\100/kgだそうです。

   調整が終わると、検査するコースと検査しないコースに別れます。
  麺用やパン用、醸造用などとして出荷するものは、検査項目も決まっていて検査が必須だそうです。
  我が家の小麦は、自家製粉して使うことになるので、品質検査から等級別けする必要はありません。
  ただし、赤カビ病はチェックします。
 
   調整が終ったら、農林公社の低温倉庫に保管して貰い、適宜に製粉~販売となります。
  \300/1袋・年の保管料と別途製粉代が必要になります。
  
   以上で小麦の最終工程となり、大雑把に収支計算をしてみたけどほとんど利益はありません。
  100kgの小麦粉が採れたとして、\450/kg*100kg=\45000
  かかった費用は、種子代+燃料代+肥料と除草剤+作業支払賃+その他(包装袋や道の駅手数料)≒\30000
  ¥45000-¥15000=¥30000何やってんだろう・・・・・・(--;)
  
コメント
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