誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、鷹の巣山

2016-05-05 20:35:46 | 山歩き
   2016/05/01(日)・・・晴れ

  遠路英彦山まで来て、1山で帰るんは勿体なくて”鷹の巣山”に登った。
 国500号から薬師峠へと林道をスタートする。
        
          500号から林道ゲートへ向かう。
       
          5分ほどで鷹の巣山登山口
  植林地の杉林を登ると自然林の尾根となって、楽しい山歩きの予感が漂い始める。
 一ノ岳の取り付きに着くと、「帰りは、無理せずに安全な巻道を』の案内板も設置されている。
       
          右は巻道です。
  一ノ岳に登り始めると直ぐに急登になっていて、落ち葉でズルズル滑りながら登る。
 やっと落ち着いたかと思ったら、今度はロープで垂直に近い岩場登りが待っていた。
       
          いきなりロープ場の試練です。
  岩場を乗り越えると、樹幹にポッカリと空間があり、一ノ岳の山頂に到着した。
       
          駐車場を出発して、15分で一ノ岳山頂でした。
          ほとんど展望はないが、樹幹から二ノ岳,三ノ岳が見える。
  一ノ岳からグングン下りって行き、鞍部からやせ尾根を2度3度アップダウンする。
 普通の山なら嫌になるアップダウンだが、ミツバツツジや石楠花もありコース事態も岩場があったり変化があって楽しい
       
       
          綺麗な石楠花さんでした。
 鹿の背を越え、岩場に張り付く木の根を握って身体を引き上げると狭~い二ノ岳山頂が待っていた。
       
          両側が切り立つ鹿の背です。
       
          二ノ岳へ木の根を掴んで登ります。
       
          一ノ岳から50分で三ノ岳に着きました。
  二ノ岳から卓上円錐形の三ノ岳が見えるが、聳え立つ様から最後に待ち受ける恐怖の岩場が思いやられるた。
 二ノ岳から下を見ないでと言われるロープ場を下り、切り立つ岩峰を3度巻進むと素晴らしい鹿の背が待っていた。
       
          ロープ場の下りは、足場が見えないので怖い!
       
          何とも言えない鹿の背
          ***この後、矢印まで登ってしまって、戻るのに四苦八苦
  鹿の背を過ぎるといよいよ三ノ岳の基部に到着です。
 基部からは垂直に立ち上がる岸壁、右にグルッ~巻いて2段ロープに向かっていきます。
       
          まぁ~大したことないねッ
       
          真骨頂の岩場で、下を見ずに3点確保で確実に登って行きます。
  長~い、ロ~プ場をクリアーすると小広場の素晴らしい展望所が待つ受けていて、岩場の恐怖を吹き飛ばしてくれます。
                  三角峰が英彦山の北岳、鈍頂の一ノ岳と二ノ岳はダブって見えます。
  小広場から小藪を掻き分けながら進むと、樹間の中に三ノ岳の頂があった。
       
          途中から同行の士にツショットをお願いしました。
          二ノ岳から1時間ジャストでした。
  山頂からのp展望は乏しいが、樹幹から英彦山北岳と高住神社や1ノ岳、二ノ岳を見る事が出来ます。
 三ノ岳山頂から手前の広場に戻って、展望を愉しみながら、一ノ岳から度々あったロープ場や両側切り立つ鹿の背を思い返す。
 先ず、山頂アプローチの岩場下りの難所が待ち受ける。
 このロープ場だけは巻道がないので、登ったところを下るしか戻る手段がない
 ロープをしっかり握りしめて、つま先に全神経を集中させて、足掛かりを探りながら慎重に下った。 フウウウ~
       
          エスコートが精一杯で、恐怖の場面はノー撮影
          もっとも、撮影などしていたら岩場より怖いカミさんの顔が・・)・・・・・・・・
  岩場を無事に下ったら、往路の鹿の背に魅力を感じつつも巻道を辿ってスタート地点へ戻った。

  全行程:3時間25分
 行程時間は、短かったけどバリエーションに富んだ山で、久しぶりに山を歩いたなと感じた鷹ノ巣山だった。


 
コメント
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