誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

福寿草に誘われて、岩宇土山へ

2020-02-13 17:36:57 | 山歩き

    岩宇土山の福寿草鑑賞(2/11)・・単独のお山歩 

            遠路を仰烏帽子山だけじゃ勿体な~~い

   と言う事で、車中泊して、2日連続の福寿草鑑賞のお山歩でした。

   道の駅から、県道247号線で久連子集落の再奥から岩宇土山を経て白崩平~オコバ谷へ  

    8:30-登山口からいきなり急登です。

    尾根に上がると傾斜が緩みホッと一息するも直ぐにアップダウンと急登になる。

    石灰岩の痩尾根、気持ちいいしルートを見失うことはありません。

   石灰岩の露出した尾根が続き、やがてお地蔵さんが現れます。

    

    9:15-お地蔵さん

   無事に下山することと福寿草に逢えることをお願いしました。

P

    ロープに助けられながら斜面をトラバースします。 

   落石とずり落ちそうな場所なので、慎重に且つ一気に通り抜けます。

    トラバースは、慎重に歩かないと数百メートル転落していきそうです。

    10分位要して、長~いトラバースを抜けると早速福寿草がお出迎え

    180℃向きを変えたら、又してもロープ&ロープの急傾斜のトラバース  

    9:35-鍾乳洞に到着です。

   若しかしたらと期待しながら”氷筍”を探しましたが、雫の下は濡れていただけで筍はなし

   条件が揃えば”氷筍”を見ることが出来ますよ~

   ?年前から、久連子岳と呼ばれるようになりました。

   登山道から少し入り込みますが、ここまで、少し早歩きだったので、

   心臓がバクバクしているので、今回は”久連子岳”はパスします。   

    またしても、雪道を歩ける幸運に恵まれました。  

    樹木のない、石灰岩帯を登ります。

    振り返ると、取り付き点がやっと見える急登です。

   風に晒されて、雪はなかったけど軽石が凍てついていてちょっと怖かった。

    立ち止まって稜線に目をやると、上福根山~南山犬切~積岩山の縦走路が素晴らしく映っていた。

     2013/05=茶臼山~上,中下福根山~1本樫山~北山犬切~岩宇土山の縦走(9時間05分の超ロングラン)

        2014/05=(南山犬切)、高巣山~蕨野山~岩茸山~積岩山の縦走を思い出しました。

    暫くネットに添って歩き、ネットと別れると再び石灰岩の尾根です。

   人吉カメさんの”山頂まで5分”の見慣れた案内板が2つも現れます

   やがて、石灰岩のこんもりしたピークが岩宇土山の山頂となる。

  

     9:55-岩宇土山の山頂に到着

   アルミの山頂プレートがなければ通り過ぎちゃいそうです。

   殆ど展望はなく、前方に微かに茶臼山~上福根山が見えるだけです。

   ピークを越えるように直進して、やや急坂を鞍部へと下って行きます。

    白崩平~オコバ谷~は、左に折れます。

    ズルズル滑る斜面ですが、雪が助けてくれました。

   ただ、ルートを外さない様に周りを見ながら、気に下ります。

    少し開けた場所に下ってきましたが、白崩平はまだ先です。

    10:25-ネットが現れ、白崩平に降りてきたようです。

    ネットの外、杉林にも福寿草が生えてきています。

   ネットに沿って、石灰岩峰に向かいます。

    白崩平、福寿草の群生地です。

   が、想像していた光景と違って、黄金色が見当たりません。

    標示版の周辺に10株ほど咲いていただけの寂しい群生地に変わっていました。

   オコバ谷から登ってきたら、ネットに沿って杉林に向かうとたくさんの福寿草に会えます。

   福寿草に別れを告げると、オコバ谷へと下ります。

    白崩平からオコバ谷へも急傾斜の道ですが、足場が削られて楽に歩けました。

    10:40-水音は聞こえるけど涸谷のオコバ谷

   渡渉地点だけは見落とさない様にしてくださいね~

    大崩壊地を左に見ながら下って行くと、幾つもの砂防ダムが現れます。

    10:55-オコバ谷の登山口に降りてきました。

    登山靴では歩きたくないコンクリート道が続きます。"(-""-)"

    右側には、砂防ダムがいくつも作られています。

   途中から数えてみましたが、12基を超えていたので20基くらいあるのかなぁ~

   殆どの砂防ダムが埋まってしまっていて、土石流を防ぐ効果は無くなっているかも知れませんね。   

    11:05-白骨林が見えてくるとゴールです。

  カミさんを登山口に残しての岩宇土山、久しぶりの早歩きで2時間35分のお山歩でした。

  この後、久連子の里に立ち寄りました。

    門外不出の”久連子鶏”です。

   ”セリバオウレン”を探しましたが1株も見つけられませんでした。

  時期が早すぎた?絶滅しちゃったのかなぁ~ 

コメント
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