誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

翁に逢いたくて、一ノ峯・二ノ峯(4/16)

2020-04-17 17:55:31 | 山歩き

    オキナグサに逢いにやって来ました。

   このご時世、家を出てから帰り着くまで、何処にも寄らず誰にも接触せず行動しました。

   熊本県南阿蘇郡西原の一ノ峯858mと二ノ峯870mの双耳峰の山です。

    最初は、一ノ峯を目指して登り始めます。

   野焼き後、日数が立っていないのでしょうか、山が黒っぽく焦げています。

   例年なら、芽吹いたばかりの若葉と雲雀の声に癒やされるけどこの日は静かです。

    おっ 最初に目に付いた花は、白いスミレ(ヒゴスミレ?エイザンスミレ?)です。

    わっ\(◎o◎)/!

   ハルリンドウの大株、迫力有りますね~

     一大群生地も数カ所、住み心地が良いのでしょうね。

    スミレ

    ちっちゃなちっちゃなヒメハギも有りました。

    一ノ峯へのやや急勾配の登りになってきました。  
   登り切る手前から、”オキナグサ”を探して登ります。

   いよいよ、”オキナグサ”に逢えると思とワクワクしてきます。

    わ~い

   山頂手前で最初の”オキナちゃん”に逢えました。

    これはお見事、滅多に出会えない大株です。

   一ノ峯の山頂までは、この2株だけでした。

    一ノ峯の山頂、左ののっぺりが俵山から南外輪山がつづいています。

   手前の三角峰が、二ノ峯です。

    4年前の熊本地震で出来た時くぁれがそのまま残っています。

    地震で滑り落ちていった、ニノ峯山頂の巨石をみると地震の凄さが垣間見れます。

   さっ オキナグサ”の宝庫のニノ峯に向かいましょう。

    一ノ峯から下る途中にも数株あり、楽しませてくれました。

   俯いているけど、花弁の仲間で見ることが出来ました。

  ニノ峯への登り返しになると、あちこちに”オキナちゃん”が現れます。。

   ラッキー、超ラッキーです。

   早咲きの”オキナグサ”が、草名そのものの”翁”になっていました。( ^^) _U~~

   山で自然の姿の”翁”を見るのは久しぶりでした。

   もう下山してもいいくらい大満足でした。

   一ノ峯を振り返って

    ニノ峯は、巨石がいっぱいの狭い山頂です。

   お腹もすいたので、花見は少しお預けにして山ランチとします。

    先日、鹿児島の姉が送ってくれた”灰汁巻き”です”

   常温でもかなり日持ちする保存食、コメの膨張で餅状になります。

   切り分ける時も、包んである竹の皮を紐状にして切るので道具は不要です。

    黄な粉砂糖や砂糖醤油で戴きます。

   もち米なので、満腹感たっぷり&腹持ちもいいです。

   食後にコーヒーなど、ゆ~っくり50分のランチタイムを終えたら

   もう一目、”オキナちゃん”を愛でて、下山することにします。

    いい感じで咲いてくれています。

   こんな具合だとチルトやバリアングル機能のモニターがなくてもいいです。

   腹這いにならなくても良いので、服が汚れる心配もありません。

    まだこれから開くものもかなり見かけました。

    産毛が可愛いですね。

    ツクシショウジョウバカマも沢山咲いていました。

    ミヤマハコベも見つけました。

   3時間30分、た~っぷりオキナグサやその他の花を愛でて癒されました。

   下山後は、秘密の某所でお土産をゲットして帰ることにします。

   います。群生、小さな地味な花だけど見応えがあります。

    ゲットしたお土産の”蕨”、鉛筆と比較すると大きさが判るでしょう。

   灰汁抜き~小口カット~ポン酢に漬けて、我が家自慢のピクルスにします。

    なんと、”キクラゲ”も見つけちゃいました。

  数々の山野草、翁との出逢いのお土産まで付いた贅沢、且つ、3密は完全回避のお山歩でした。   

  明日からの当面は、野良仕事に精を出します。

コメント
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