蜜柑の接ぎ木にチャレンジします。
***筋肉痛で草刈り作業を見合わせて、面白半分の園芸作業です。
今まで、”柿と桃の接ぎ穂”にチャレンジしましたが、2つとも失敗でした。
柿の失敗=渋柿が欲しくて、伐採した甘柿から発芽した新芽に接ぎ穂しましたが
普通でも接ぎ穂は難しのに、甘柿に渋柿の接ぎ穂は困難で素人では無理と言われた。
桃の失敗=桃は、接ぎ木の適正時期の誤り、適正時期が9~10月に対して4月に接ぎ木した。
4月でも上手くやれば活着するらしいけど、ど素人の思いつき作業だから無理でしたね。
今回は、実生の台木を使って、”蜜柑の接ぎ穂”にチャレンジです。
穂木を準備します。
2年目の若くて元気そうな枝を使います。
台木の接合部に合う様に斜めにカットします。(アルコール消毒したナイフを使います)
水に30分浸けた後、切り口にメネデ-ル(発根促進剤)を塗ります。
台木を根元から10cm部分で水平に切ります。
接合部を斜めにカットします。(アルコール消毒したナイフを使います)
では、接ぎ木します。
台木の接合部と穂木の接合部を合せます。
接合部が乾かないように&水が入らない様に、カルスメイト(切口保護剤)を塗ります。
クラフトテープをしっかり巻いて、穂先からポリエチレン袋を被せます。
これで、接ぎ木の一連の作業が終了しました。
裏山に植えて育てようと思います。
日向夏・紅八朔・スイートスプリングの3種類を接ぎ木しました。
1本でも接ぎ木が成功してくれたら良いなと思っています。
別途、”スイートスプリングに八朔”・”柚子にカボス”・カボスに柚子”を
高枝(腹接ぎ)接ぎ木で試してみることにしました。
元気そうな高枝の表面に、融合させるための削り込みを付けます。
穂木に削り込みを付けます。
削った部分をくっつけて、麻紐で縛った上からクラフトテープを巻きました。
接ぎ穂の切り口を水の入ったペットボトルに差し込んで水を吸わせます。
穂木が水を吸いながら、融合部で融合してくれるのを待ちます。
1本の蜜柑の木に複数種の蜜柑を成らせる高枝接ぎ木です。
上手く接がるとは思っていませんが、若しかしたらの可能性にチャレンジです。