藁で縄を綯ってみました。
新しい藁が欲しかったけど、今のご時世藁を残している家は殆どありません。
前に戴いていた藁を使って、縄を綯ってみようと思います。
保存していた藁
葉鞘が付いたままの藁
”忍者熊手”を使って追加って葉鞘を取り除きます。(出来上がりが綺麗になります。)
葉鞘を取り除いた藁
藁打ちします。(霧を吹いて、木槌でトントン叩いて藁をしなやかにします。)
3本の藁を互い違いに交差させ、2つ折りにして綯い始めます。
棒などに引っかけて綯い始めます。
右が、右縄で左が左縄
門松や神事に使う縄は、左縄だそうです。
左縄は、左から右に藁を重ねながら綯っていきます。(右縄は、右から左へ重ねていく)
右手の掌を起点に、左の親指で縄を寄せながら綯っていきます。
サウスポーの人なら、上手く早く綯えるかも知れませんね。
接ぎ藁が出ていますが、最後に切るので気にしなくても良いです。
仕上げにヒゲを切ると綺麗な藁縄になります。
仕上げ前の上2本とヒゲ処理後の下2本
作業開始2時間半経過、やっと25mの縄が出来ました。
門松に必要な長さは、門松1基当たり最低20mです。
”かあさんの歌”で出てくる、”よなべ仕事”で綯わないと間に合いそうにないですね。
延時間4時間25分で、ようやく25m*2本のわら縄が出来上がりました。
さあ~、第1段階の藁縄は、綯いあがりました。
この後は、竹の切り出して、切口が笑顔に成るように竹を切る作業があります。
竹や松、梅などの縁起物の飾り付け準備、容器に薦を巻き付ける作業等などが有ります。
はたして、門松は出来るのでしょうか???
縄綯いも飽きちゃったので、気分転換ににロープワークしてみます。
門松や神事に使う縄は、左縄を使います。
普段使う縄は右縄ですが、左縄は撚りが逆なので結ぼうとすると、ボソッと抜けて上手く結べません。
左縄を結ぶときは”男結び”で結ぶと良いので、”男結び”のお勉強をします。
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