10月半ば、四国は紅葉真っ盛りと期待して出掛けた。
10/17-臼杵港から航路で四国の八幡浜港へと渡る。
ワッ 高いな~ --;
ちっさいフェリー
土小屋の登山口で夜を明かし、朝日が昇るのを待って登山を開始する。
おっ!土小屋の夜明けだぁ~
神社の登山口、お邪魔しまぁ~す。
石鎚山の山頂が見えています。
神社から舗装道路を横切り、ハイキング道の登山道を歩いて行く
後ろを振り返ると、三角峰の岩黒山が優しく見送ってくれていた。
振り返れば三角峰の岩黒山
『石鎚国定公園 石鎚山』の案内板が現れると、”伊吹山”や”子持権現山”が見え
更にその稜線の先には、一度は登ってみたい”瓶ヶ森”の雄姿が何時か来てねと誘う。
子持権現山と瓶ヶ森
鶴ノ子ノ頭の東から尾根を越えると、石鎚山と天狗岳の岩峰が目に飛び込んでくる。
岩峰の右端に石鎚神社の社が、朝日を浴びて光っているのが見えた。
石鎚山頂と天狗岳
最初のベンチから少し傾斜が増して来るが、展望が素晴らしく殆ど疲れを感じない。
壊れた小屋跡?五葉松休憩所と呼ぶらしいが、チラ見するだけで先を急ぐ。
石鎚山頂から出発地点の土小屋へと目を回すと、四国の峰々が連なって見えていた。
四国の峰々
山頂を正面に見ながら軽く木道を上り下りしながら高度をあげて行く。
尾根の右側になると、二ノ鎖尾根の中ほどに蝋燭岩の『天柱石』が見えてくる。
天柱岩
天狗岳の岩峰を見上げながらガレ場を抜けてやや急傾斜を登ると二の鎖場
二ノ鎖場直下には、避難小屋とバイオトイレの建設中でややごった返していた。
鎖場の登りに備えて鳥居下で休んでいると、ヘリの爆音と同時に凄まじい突風
慌てて鳥居にしがみつく、中には突風に帽子を閉ざされてしまう登山者もいた。
二ノ鎖場鳥居
さrて、いよいよ試練の鎖場の登りが始まります。
やや緊張気味の相棒さんを促して、おっきな鎖に手を伸ばし足を掛ける。
殆ど垂直の岩壁に掛けられた鎖場、1/3ほど登った辺りから相棒さんが止まる。
右手を輪に掛けて!アングルに足を通して!と、アドバイスするも硬直状態が続く。
二の鎖場
鎖場を下るのもままならず、俄か山仲間に励まされて相棒さん意を決して登り始める。
苦戦の末にやっと二ノ鎖場を登り切ったが、さらにその先には三ノ鎖場が待つ。
三ノ鎖場
鎖場に向うか?迂回路に回るか?苦渋の決断を迫られ、もう泣き出さんばかりの顔
後から来た登山者たちが一人二人、鎖場に取り付きスルスル~と登って行く。
もちろん、全ての登山者が鎖を登るのではなく、鎖場へ来るのは殆どが山の兵達だ。
5分くらい待っただろうか、遂に相棒さんの足が鎖場の取り付きに向かった。
三ノ鎖場は四本の鎖があるので、相棒さんに横並びでアドバイスを送る事にする。
ん?なんと、二ノ鎖場でのヘロヘロ登りが嘘みたいにスイスイ~と登って行く。
しかも、中ほど登った辺りから後ろを振り返る余裕?すら見せるのだった。
鎖場を登り切ると、やった~石鎚山の山頂に到着である。
快晴のこの日、09:50にも拘らず、山頂広場は登山者で溢れんばかりだった。
石鎚神社
天狗岳
二ノ森・五代別れ
石鎚山山頂は360度視界を遮るものはなく、愛媛県・高知県界の峰々や
遠くは、瓶ヶ森を越えて三嶺山までも見えそうで、飽きなく展望を楽しむ事が出来る。
ただ、のんびりしていると次から次に登山者が登って来て、天狗岳がラッシュになる。
ザックをデポして、怖~い天狗岳へと向かって歩き出す。
天狗から山頂の社
もうダメ~・・・涙の撤退
切り立つ天狗岳のアクセス、既に目的の山#石鎚山”に達したのにまだこの試練かよ
怖~い岩場をへっぴりこしでイザって進んでいると、次々に追い越されれ行く。
25分ほど費やしてやっと最後の難所に到達したが、前後を登山者達に挟まれて動けず
相棒さん、涙のリタイアを決断して、石鎚神社の社へと踵を返した。
石鎚神社の社、なんだなんだこの人は・・・
腰を下ろす場所もない位に登山者が押し掛けていて、お昼ご飯を立ち喰いしている人も
混雑の山頂はどうにも居心地が悪いし、お昼にはチョイ早いので下山する事にする。
山頂山小屋を回って、長々と続く無粋な金属製の階段道へと向かう。
登山道を見下ろすと山が沈むのではないかと思うほどの人の列が繋がって見えた。
捨て違う度に交わす挨拶に辟易しながらも、五葉松休憩所に戻って昼食とした。
紅葉を目指した石鎚山だったが、終わってみると紅葉にはほとんど縁がなかった。
地元の山屋さんに聞くと、先週の台風でほとんどの紅葉が奪われたと言っていた。
まっ、相棒さんの石鎚山初登頂達成でヨシ♪としましょう。
この後、シラサ峠を走って、租谷へ向かったが最高の林道走行だった。
子持権現山んの近傍から見る”石鎚山”や”瓶ヶ森””自念子の頭””伊予富士”と続く
10/17-臼杵港から航路で四国の八幡浜港へと渡る。
ワッ 高いな~ --;
ちっさいフェリー
土小屋の登山口で夜を明かし、朝日が昇るのを待って登山を開始する。
おっ!土小屋の夜明けだぁ~
神社の登山口、お邪魔しまぁ~す。
石鎚山の山頂が見えています。
神社から舗装道路を横切り、ハイキング道の登山道を歩いて行く
後ろを振り返ると、三角峰の岩黒山が優しく見送ってくれていた。
振り返れば三角峰の岩黒山
『石鎚国定公園 石鎚山』の案内板が現れると、”伊吹山”や”子持権現山”が見え
更にその稜線の先には、一度は登ってみたい”瓶ヶ森”の雄姿が何時か来てねと誘う。
子持権現山と瓶ヶ森
鶴ノ子ノ頭の東から尾根を越えると、石鎚山と天狗岳の岩峰が目に飛び込んでくる。
岩峰の右端に石鎚神社の社が、朝日を浴びて光っているのが見えた。
石鎚山頂と天狗岳
最初のベンチから少し傾斜が増して来るが、展望が素晴らしく殆ど疲れを感じない。
壊れた小屋跡?五葉松休憩所と呼ぶらしいが、チラ見するだけで先を急ぐ。
石鎚山頂から出発地点の土小屋へと目を回すと、四国の峰々が連なって見えていた。
四国の峰々
山頂を正面に見ながら軽く木道を上り下りしながら高度をあげて行く。
尾根の右側になると、二ノ鎖尾根の中ほどに蝋燭岩の『天柱石』が見えてくる。
天柱岩
天狗岳の岩峰を見上げながらガレ場を抜けてやや急傾斜を登ると二の鎖場
二ノ鎖場直下には、避難小屋とバイオトイレの建設中でややごった返していた。
鎖場の登りに備えて鳥居下で休んでいると、ヘリの爆音と同時に凄まじい突風
慌てて鳥居にしがみつく、中には突風に帽子を閉ざされてしまう登山者もいた。
二ノ鎖場鳥居
さrて、いよいよ試練の鎖場の登りが始まります。
やや緊張気味の相棒さんを促して、おっきな鎖に手を伸ばし足を掛ける。
殆ど垂直の岩壁に掛けられた鎖場、1/3ほど登った辺りから相棒さんが止まる。
右手を輪に掛けて!アングルに足を通して!と、アドバイスするも硬直状態が続く。
二の鎖場
鎖場を下るのもままならず、俄か山仲間に励まされて相棒さん意を決して登り始める。
苦戦の末にやっと二ノ鎖場を登り切ったが、さらにその先には三ノ鎖場が待つ。
三ノ鎖場
鎖場に向うか?迂回路に回るか?苦渋の決断を迫られ、もう泣き出さんばかりの顔
後から来た登山者たちが一人二人、鎖場に取り付きスルスル~と登って行く。
もちろん、全ての登山者が鎖を登るのではなく、鎖場へ来るのは殆どが山の兵達だ。
5分くらい待っただろうか、遂に相棒さんの足が鎖場の取り付きに向かった。
三ノ鎖場は四本の鎖があるので、相棒さんに横並びでアドバイスを送る事にする。
ん?なんと、二ノ鎖場でのヘロヘロ登りが嘘みたいにスイスイ~と登って行く。
しかも、中ほど登った辺りから後ろを振り返る余裕?すら見せるのだった。
鎖場を登り切ると、やった~石鎚山の山頂に到着である。
快晴のこの日、09:50にも拘らず、山頂広場は登山者で溢れんばかりだった。
石鎚神社
天狗岳
二ノ森・五代別れ
石鎚山山頂は360度視界を遮るものはなく、愛媛県・高知県界の峰々や
遠くは、瓶ヶ森を越えて三嶺山までも見えそうで、飽きなく展望を楽しむ事が出来る。
ただ、のんびりしていると次から次に登山者が登って来て、天狗岳がラッシュになる。
ザックをデポして、怖~い天狗岳へと向かって歩き出す。
天狗から山頂の社
もうダメ~・・・涙の撤退
切り立つ天狗岳のアクセス、既に目的の山#石鎚山”に達したのにまだこの試練かよ
怖~い岩場をへっぴりこしでイザって進んでいると、次々に追い越されれ行く。
25分ほど費やしてやっと最後の難所に到達したが、前後を登山者達に挟まれて動けず
相棒さん、涙のリタイアを決断して、石鎚神社の社へと踵を返した。
石鎚神社の社、なんだなんだこの人は・・・
腰を下ろす場所もない位に登山者が押し掛けていて、お昼ご飯を立ち喰いしている人も
混雑の山頂はどうにも居心地が悪いし、お昼にはチョイ早いので下山する事にする。
山頂山小屋を回って、長々と続く無粋な金属製の階段道へと向かう。
登山道を見下ろすと山が沈むのではないかと思うほどの人の列が繋がって見えた。
捨て違う度に交わす挨拶に辟易しながらも、五葉松休憩所に戻って昼食とした。
紅葉を目指した石鎚山だったが、終わってみると紅葉にはほとんど縁がなかった。
地元の山屋さんに聞くと、先週の台風でほとんどの紅葉が奪われたと言っていた。
まっ、相棒さんの石鎚山初登頂達成でヨシ♪としましょう。
この後、シラサ峠を走って、租谷へ向かったが最高の林道走行だった。
子持権現山んの近傍から見る”石鎚山”や”瓶ヶ森””自念子の頭””伊予富士”と続く
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