蒟蒻を作るための灰汁を準備します。
一言で” 灰汁 ”と言うけれど、灰汁を作るための灰は木の種類によって左右されて
竹や杉などの灰で作った灰汁では、蒟蒻が固まりませんし色味も味も違うそうです。
田舎の姉たちに聞いて、薪用にとっておいたクヌギを燃やして木灰を作ることにしました。
雑物が混ざらないように、ドラム缶の焼却器で燃やします。
どれ位の薪で、いくらの灰が取れるか計量しておきます。
薪を燃やすだけなので、何も考えなく良いし暖が取れます。
10kgの薪を燃やしてできた灰は、たったのこれだけでした。
木灰を篩に掛けて、燃え残りの炭を取り除いたら250gしか残りませんでした。
原料10kgが、1/40になって、これじゃ~目標の灰汁1Lを作るのは無理かなぁ~
参考資料に依ると、『3.5kgの木灰から4升出来る』から、250gから500ml出来そうです。にいおると
1kgの蒟蒻芋からコンニャクを作るには、灰汁が200~230cc必要だから、2回分は確保できたかな
もっと薪(20kg)を燃やしてたくさんの木灰を作って、数回分の灰汁を作っておこうと思います。
余談ですが、
灰汁用の灰を作りながら、焼き芋も焼きました。
新聞紙にくるんで⇒濡らして⇒アルミホイルで包んで⇒火中にポイッ
紅あずまの方が甘くてホクホク、ほくほくつkりながら
パープルスイートロードは、横に割れないよど繊維質が多いです。
寄り道が長くなりましたが、話を灰汁に戻しましょう。
次は、灰を濾す為の道具を作りましょう。
ザルに奇麗な藁敷き灰を入れたら、土手を作って空池状にして水を濾しますが
奇麗な藁が手元にないので、『 棕櫚の皮 』を使って空池を作ろうと思います。
田舎ならどこの家でもある『 棕櫚の木 』皮を使って縄や箒を作ったり
雨具代わりの蓑も作ったりと昔は活躍した植物です。
8枚剥ぎ取ってきました。
硬い部分をたたいて鞣しながら奇麗に洗います。
お天道様でカラカラに乾燥させて、叩いて最後のゴミを落とします。
では、早速灰汁を作ってみましょう。
シュロの皮、キッチンペーパー、笊、灰汁受け、木灰
笊にキッチンペーパーと棕櫚の皮を広げて敷きます。
木灰を擂り鉢状に入れます。
熱湯をゆっくり回し掛けていきます。
最初の1滴が落ちてくるのが待ち遠しかった。
1回目の濾液(灰汁)ですが、なんだか色合いが薄いような気がします。(琥珀色になる予定でしたが・・)
少し舐めてみたけど、ピリッとした刺激がありません。
濾液をもう一度回し掛けて、濃縮?したけど余計に薄くなってしまいました。
舐めてみてもピリッした刺激は出来ていないようです。
これじゃ~コンニャクの凝固剤に使えないかも知れませんね。m(_ _)m
次回は、20kg以上を燃やしてたくさんの木灰を作ろうと思います。
灰汁を作る手順も、笊+新聞紙(6~8枚)で濾過しようと思います。
但し、この日に作った灰汁も凝固剤として試してみるつもりです。
妻の友人からいつもいろんな野菜を頂きます。旦那さま
が結構広い畑で趣味で楽しんでおられます。
さつま芋を送ってくれました。昨年学んだ濡らした新聞
紙に包んで、を今日早速ストーブの上に乗せてね。
日々、挑戦されている色んな記録、読ませて頂いて
ます。
朝晩冷え込むようになって、冬の到来近しですね。
ストーブで新聞紙+アルミホイルでの焼き芋
手軽で美味しく戴けますよね。
深部を濡らす水の量を変えたり、アルミホイルに
小さな穴を開けたりすると、同じ芋でもホクホク感が変わります。
一度お試しあれ
、