健男神社(05:50)~前障子(09:20)~大障子(10:55)~宮原(14:00)~Q合小屋(14:55)
完全縦走(健男神社~祖母山~三つ坊主)の予定を、大幅に縮小しての縦走
まっ、先日、三つ坊主~尾平を歩いているからヨシとしましょう。
(05:50)健男神社に上がり、道中の安全を祈願してスタートする。
神社の右脇を下り、砂防工事を抜けて、登山道に向かう。(神社から2分)
健男神社 活け花?
前日の雨の影響で山はすっぽりとガスに包まれ、杉林は蒸し暑い(--;)
(06:45)歩き始めのだるさに耐えながら、せせらぎの渡渉点に到着
尾根に上がり、次の尾根をトラバースして、また尾根を登り・・・・・
飽き飽きするような登りだ --;
神社から1時間30分位か、アケボノツツジ・ミツバツツジや石楠花が現れた
花を愛でる為か?歩きをサボる為か?、花に見入る時間が長くなる。
(07:55)地籍調査三角点のある黒岩山に到着する。
尾平谷を挟んで、傾山~笠松山~本谷山の縦走路が眩しい
(ホントは、ガスっていて、見えなかったのだ --;)
暫し休憩後、前障子を目指す。
少しずつガスが晴れていく、縦走路の花達がますます賑やかになってくる♪
前障子岩、手前から真っ直ぐに岩峰に登る
(09:10)天を突く尖がり岩場の、『前障子』に到着する。
ザックをデポして、岩肌に取り付く(しがみ付くが正解か?)
風はなかったものの、岩肌が湿り気を帯びていて少し怖かった。
前障子の展望は、Good♪! 来る者を拒むかのような大障子岩の峰々
つい先日歩いた、傾山~古祖母山の縦走路が素晴らしく映る
縦走路に戻り、大障子岩~八丁越へと向かう。
目指す大障子岩と祖母山
(10:55)幾つかの岩峰を乗り越え、巻き道しながら最大の難所の大障子岩へ
流石! 大障子岩と呼ばれるだけあって、素晴らしい展望に岩峰である
食事をしながら見飽きる事なく、展望を楽しみ、ついでにお昼寝まで愉しむ
10分ほどまどろんだか? 『ゴロゴロさん』に起され、八丁越へと急ぐ事に
大障子岩から八丁越~宮原~祖母山
(11:40)八丁越(大障子登山口合流)、神原、メンノチラ沢分岐を通過する
断崖の鹿の背!、スイスイ渡る相棒さんを尻目に、ヘッピリ腰でで乗り越えた
鹿の背の下には、今回最高の石楠花が咲いていた(まるで牡丹の群生!)
鹿の背 石楠花
いよいよ、お空のご機嫌が悪くなってきたようだ
カミナリは大きく響きだし、小雨らしきものも落ち始めてきた
池之原を過ぎた辺りだった、バチバチッと藪を叩く音と同時に白い塊が・・・
雨・カミナリ・雹に襲われる。
(14:00)宮原、カミナリが激しくなり雨足も強くなり、いよいよ合羽を着込む --;
急ごう、屏風岩と馬の瀬尾を越えたら、Q合目の小屋が待っている
小屋泊に心が動き、テント泊を諦める。
屏風岩は、ガスが立ちこめ、少ししか見えない --;
と、目の前に現れた2つの影、またしても『坂口兄弟』の出現だった。
(5/3夕方、杉ヶ越で雨の様子を見、大崩山ピストンは諦めたと・・・)
兄弟と別れ、鎖場の馬の背をトラバースする。
最後の難所?馬の背
あと300m、疲れた相棒さんを励まし、小屋を目指して走る(?)
水場に立ち寄り水を汲む
(14:55)小屋に飛び込むと、小屋にはカミナリをを避ける登山者でいっぱい
(15:35)北の空が明るくなり、雨と雷さんが旅立っていった♪
既に、テント泊の気力を失った我々は、小屋の屋根裏に陣を構え
早い晩御飯を摂り、明日への思いを馳せてオヤスミとした。
終盤は、雨とカミナリに遊ばれたものの、黒岩山から八丁越、池之原までは
見事なアケボノツツジと石楠花に目を奪われ、幾度と無く足を止めて花を愉しんだ
満足感溢れた歩きだった。