誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島 その9:番外編

2013-06-06 19:28:37 | 
楠川温泉~尾の間温泉~大川の滝~中間ガジュマル園~トローキーの滝~千尋の滝
場所は、地図photoを参照してくださいな


『楠川温泉』  ¥300
楠川温泉は冷泉を沸かしているとの事で、町営で営業権は2年間の入札だそうです。
湯船は幅が1mもなく、うなぎの寝床と言われ、底には丸い川石が敷き詰められている。
元来は観光用ではなく、地元の人のお風呂として使われていて、最近一般に知られてきた
3年前に自前のシャンプーと石鹸を貸してくれた綺麗なお姉さんに会いたかったが2年前に辞めたと (--;)
石鹸,シャンプー,ドライヤーなしです。




『尾の間温泉』  ¥200
 尾の間バス停から歩いて、10分弱のところにあり、屋久島で一番お勧めの温泉だと思っています。
完全な源泉掛け流し、湯温が高くて水で薄めないととても入浴できない、時に湯中りする人もいると
出来た当時は、地元に人だけの家族湯みたいなもので、男女の仕切りのない混浴で今も名残がある。
女湯が泉原 に近いために43~45℃と高い、男湯は下流側でやや温度が低いがそれでも43℃位ある。


大川の滝』 無料
 屋久島の最大級の滝と言われ、落差88mの崖を白い水しぶきを上げながら滑り落ちる様は迫力があります。
滝壺のすぐ近くまで行けて、涼しい水飛沫を浴びながら滝を見上げる事が出来る。
ただ、大雨の後などは、2本の滝となって滝壺どころか、展望所にも近つけない大迫力だそうです。
見頃は、15時頃で、滝に虹がかかる事があるそうです。


『中間ガジュマル園』
 屋久島にはガジュマル園が幾つかあるようだが、我々が尋ねた中間ガジュマル園は、入園料が無料でした ^。^/~
園と言っても、入り口に大きなガジュマルがあるだけで、入園料を取ったら詐欺でしょうね。
見事なガジュマルですね~
 ガジュマルは熱帯性の植物で、着生植物と紹介されていました。
宿木に着生し、気根を下に伸ばしコンクリートををも突き破って地中に根を張って成長し、仕舞には宿木も絞め殺すと・・・
怖くなるくらい凄い生命力ですね。

『千尋の滝』
 センピロの滝:花崗岩の滑が千尋ととてつもなく広い事から、千尋の滝と呼ばれている。
一般の人は滝壺近くには行けないようですが、取水口があるから関係者は滝つぼ近くに行けるみたいです。
展望所から滝まで結構な距離があり、瀑音も殆ど聞こえないし、水飛沫の涼感もないから
滝のスケールの割りには、迫力を感じません。
ただ、映画で紹介されたりしたので、観光客はかなり訪れています。



バス路線から、約3kmほど離れていて、しかも滝の展望所まで坂道だから、歩くと結構時間が掛かります
3年前、yamahiroは15kgの荷物を背負って、バス停から歩きました。
でも、帰りに思わぬ出合いが会って得をしました。
*モッチョム山の登山口があります。

『トローキーの滝』
 海に直接流れ落ちる日本では珍しい滝です。
大雨の後など水量が多くなると、物凄い瀑音が轟久事から、トドロキ=トローキーとなったと言われています。
3年前はm展望所への道も泥濘、木の枝が繁茂していて滝が見えませんでしたが、すっかり道が整備されていた。
上部のビューポイントや下の展望所周辺も、木々の枝が切り払われ、海に流れ落ちる滝の全貌が見れた。
天候がよければ、海と滝とモッチョム山が一望できて素晴しいでしょう。
*海に直接落下するもう一つの滝:石川県輪島市の垂水の滝だそうです。
 日本海の北風で、水がしたから上に拭きあげられる=別名を吹き上げの滝


 屋久島シリーズおしまい~♪ ながながとお付き合い、お疲れ様~~~~
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その8:番外編

2013-06-05 20:19:56 | 出来事
 誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その8:番外編
『平内海中温泉』

 屋久島には温泉が少ないが、誰でも入れる1押しが『尾の間温泉』だと思う
また、料金が無料の温泉で、上手く時間調整しないと入れない温泉もあります。
一つは、湯泊温泉でもう一つは、平内温泉で、今回は、平内温泉に入ってきました。

この平内温泉は、海中温泉として有名で、干潮の前後2時間が入浴できる時間です。
満潮時は、海の中に消えてしまい、入浴する事が出来ません。
     
 男女混浴ですが、脱衣所もなし、水着着用もダメ(バスタオルOK)なので、女性の入浴は勇気が要ります。
まっ、足湯があるから、足湯に浸かるくらいは良いでしょうが、男性がスッポンポンでブラブラさせているからね~ (^。-)
干潮は、2回/日だから、夜だったら、バスタオルを巻いては入れますが、景色はイマイチになりますね。
     
 入り口で、協力金¥100を払って、洗面器を借りて湯殿?湯田?に向かい、海岸の岩陰で脱衣して入浴
岩を嗽てコンクリを張った小さな湯船が4っつほどで、底からお湯が湧いてきている。
          
          
完全に潮が引いた時は、水を入れないと熱くては入れない!
海岸だけど、塩分は全くない完全な温泉で、地元の人は良く使っているそうです。

 屋久島に行ったら、是非訪ねてみてください。
尾の間から、車で10分も走れば、左側に『平内海中温泉』の案内板があります。
         
         
         
駐車場はないので、ほかの車の邪魔にならない場所に停めたら良いでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その7:番外編

2013-06-04 18:18:57 | 出来事
  誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その7:番外編
         
         『茶屋ひらの・屋久然料理』
屋久然料理ひらの~大川の滝~中間ガジュマル園~尾の間温泉~千尋の滝
愛子岳を下山して、平内海中温泉に向かっていると、休店のはずの”ひらの”が営業中となっている。
ん?ちょうど、女将さんが出てきたので、翌日の予約の経緯を話すと、当日に変更してくださった。
    
         
 お店の造りも目を見張るものがあるが、ここの料理を食べたら忘れる事がないだろう
         

   
 最初に訪れた時、薬膳料理との言葉だけで尋ね目の前に出て来た料理にただ驚く目を丸くするだけだった。
綺麗な器が次から次に並べられ、あっと言う間にテーブル一杯になってしまった。
数に驚かされ、その一つひとつの味に魅了され、大皿に盛り付けられたトビウオの姿揚げには言葉が出なかった
 そして今回、屋久島行きが決まって、真っ先に予約を入れたのがここ『茶屋ひらの屋久然料理』だった。
   
        見てください♪ このご馳走の数々♪
味噌汁の亀の手はビックリするほど大きかった。
   
       トビウオの姿揚げ、残すのは背骨だけで、超うんまぁ~

全部で18品、お値段はリーズナブルな¥2100なり~♪
本当なら夜の料理を戴きながら、ビールや三岳を戴きたかったが、昼の部が精一杯との事で受けてもらえなかった (--;)
この日は、まだ予定がありyamahiroは車の運転をしなくちゃならず、相棒さんが美味しそうにビールを飲むのを指を咥えて見てました。
早食いのyamahiroには信じられないくらい、『茶屋ひらの』1時間を越える食事時間となっていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その6

2013-06-03 19:23:52 | 山歩き
 誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その6
2013/05/26(日)・・・・・曇り&霧&風+時々晴れ
千尋の滝~神山979m~モッチョム山940m
   
 屋久島5日目も、4:40分起床して朝食を摂って、6:00に千尋の滝の手前の登山口から出発する。
        
登山口から最初の渡渉まで5分位は、殆ど傾斜はなくウオーミングアップにちょうど良かった。
        
 最初の渡渉=増水時は渡渉できない
 渡渉地点を過ぎると、傾斜がきつくなり登山道に路岩があって乗り越えに四苦八苦する。
40分ほど急登が続き592mに達すると、傾斜が緩み谷川に着く、、谷川の風が涼しくて火照った体に嬉しかった。
   
        とっても綺麗な黄金のエビネ、マクロ撮影を忘れちゃいました。
        
        倒木にミニ庭園が♪
 谷川から再び傾斜のきつい登りとなるが、長くは続かず6:55万代杉立つ尾根に着く
   
        万代杉・・・試し切りじに空洞があったのでしょうか?
 万代杉から北斜面をトラバース気味にアップダウンしながら、谷川を2度通過するとモッチョム太郎に出会う。
モッチョム太郎の案内板があるが、登山道から少し奥に立っている為、うっかりすると見落としてしまうかも・・・
                   
                モッチョム太郎
 モッチョム太郎を過ぎると木々の間から、割石岳が望めるのだがこの日はガスで殆ど見えなかった (--;)
モッチョム太郎まで1時間25分を要し、天候がどう変化するか不安で休憩なしで歩き続ける事にする。
    
           途中の石楠花
 8:05神山979mに到着する。
ガーン! 3年前は雨とガスで全く視界がなかった!そして今回は、雨は降っていないがやっぱりガスで展望ゼロ
モッチョムに嫌われちゃったなぁ~ (--;)
ただ、強い風が拭きつけていて、ガスも勢いよく流れ、時々太陽の日が差し込んでくれる。
目指す、モッチョム山940mピークも見え隠れしていて、若しかしたらの期待を持って、モッチョム山へと歩きを再開
     神山からモッチョムの光景
 神山から嫌と言うほど急勾配を880mまで下っていくと、目の前に20mほどのロープの登りが待っていた。
ロープを握り締めて攀じ登ったかと思うと、又も下りがあり、神山から25分を費して、やっとモッチョムの基底部に達する。     
         
基底部から2段のロープがあり、最後の登りは吹き付ける風が弱まる一瞬を攀じ登った。
8:30モッチョム山940m、2度目の山頂に立つ
           モッチョム山
        
 モッチョム山の山頂、神は見捨てなかった。
相変わらずガスがあるものの、何時もは歓迎しない風がガスを運び去り、眼下に素晴しい展望を見せてくれた。
尾の間の町と青い海、波打ち際の白い飛沫が、油絵のようだった。
  
 暫く展望を楽しんだ後、山頂から伸びるザイルを下ると、祠が祀ってあり優しい雰囲気の石仏が海を眺めていた。
       
頭の上に建つ事を詫び、写真も許しを乞いながら撮影した。
 祠から山頂に戻り、おそらく次に来る事はないだろうと、目の前に広がる展望を目に焼き付ける。
山頂滞在35分、今回の屋久島の最後の山を下りる事にした。 11:00登山口に帰着
5時間の山歩き、山中で会った登山者は、3組7名だけだった。
  
付録: 3年前の登山では、ここに寝て登山に備えた。
  
夜半に雨が降り出し、階段下に逃げ込んだ。
今回は、レンタカーで安心快眠できた♪

 4泊5日奇跡的にも天候に恵まれて、最高の屋久島遠征を成就でき、3年前の苦い思いも払拭できた。
2回目のモッチョム山、前回は小雨、今回はガスで天候はイマイチ、又もや不完全燃焼かと思ったが
山頂に着くと、風がガスを払ってくれて素晴しい景色を見る事が出来、神の恵みを授かったかと思った。
レンタカー使用で歩きが少なかった分、地元の人達との触合いは少なかったが、何度も島の人の暖かさを感じた。
余所者がいない一体感が、人間本来の優しさを表しているのではないだろか
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その5

2013-06-02 19:16:17 | 山歩き
 誘われて、山・あ・る・記 in 屋久島(2回目) その5
2013/05/25(土) 晴れ時々曇り
愛子岳1239m

 屋久島4日目は、波の音を聞きながら4:30に目を覚ました。
手早く朝食を摂りコーヒーを飲むと、夕べ涼しい時間に距離稼ぎと5:40愛子岳登山口へと向かった。
登山口に向かう途中、朝日を浴びて愛子岳の岩峰が白く輝いていた。
     
         麓から愛子岳
6:00愛子岳登山口の案内板を入って行くと、殆ど整備されていないとの情報どおり狭い道だ
         
        狭く荒れた登山道  
雨水が流れた登山道は抉れていて、愛子岳の可愛い名前とはかけ離れた荒れた登山道である。
足元に注意しながら緩い傾斜を登っていくと、海抜200mのプレートが現われる。
この200mプレートを境に、強烈な登りが始まった。
日帰りとは言え、気温が高くなる予報と非常時の雨具一式等などで、背負う荷物は10kgは有に超え重たい
木々の間から差し込む朝日が造る自分の影、あまりの急登で自分の頭の影を踏みそうになる

 噴出す汗が額から頬を伝い流れ落ちる、元気な相棒さんの息使いが何時もに比べ荒い様だ
6:30堪らず足を止めて、水補と共に腹式呼吸で息を整える。
3年前はこれほどきつくは感じなかったが、どうやらこの3年間に蓄えたお腹が響いているようだ
5分の小休止の後、歩きを再開するが一向にペースが上がらなかった。
  
 愛子岳の登りは、林の中で全くと言っていいほど展望はなく、只管、急登に耐えて登って行くだけである
7:35汗を滴らせながら、古く朽ち掛けた切株のしるべの木の道標に到着する。
        
        しるべの木 道標でしょうか
急登はまだ続き、見たくはなかった鹿防護ネットを見やりながら登ると、一時傾斜が緩くなってくる
緩い傾斜が下りになった先に、愛子岳唯一の水場があり、40m下った先と書かれていた。
上り返しが嫌だったので、水場には行かず ^。-
        
水場を過ぎると再び急登が待っていて、8:00とまりの木の道標まで急登の連続だった。
とまりの木から正面に、愛子岳の岩峰が白く輝きながら聳えて見え、やっと元気が湧いてきた。
        
        とまりの木?  
            愛子岳の岩峰が見える。
狭くなった登山道、木の枝を掻き分け右に回り込んで進むと、ゴロゴロ石の登りとなり今まで以上の急傾斜となる
ゴロゴロ石の登りは長くは続かないが、何箇所かに太いロープが設置されていた。
        

        
        
私(愛子岳)を制覇しようなんて、ムチを振るっているようだ
 ゴロゴロの石場を抜けると太陽の日差しを浴びながらの岩場登りが待っており、ここの登りもロープと格闘だ
       
          
       
        とまりの木が、真下に見えます。
花崗岩の一枚岩を這いずるようにして登り詰めると、愛子岳が頑張った褒美として360度のパノラマ展望を見せる。
8:35愛子岳1239mの山頂に到着したよ
  
       愛子岳の山頂
       

       
 天柱の太正岳や、昨日歩いた翁岳から宮之浦岳、その後方には薄く永田岳の雄姿が見えた。
35分間、愛子岳の山頂から展望を楽しむと、往路を忠実に下るが岩場は登るとき以上に慎重になった。
この日は天候もよく、風もなかったが、雨天時や強風のときは怖さを感じることだろう
       
        ぎょっ! ヘビ~・・・木の根っこじゃん(^。-;)
       
        ???
 11:00スタート地点の登山口に戻った。
5時間の山歩き、山中で会った登山者は、2組3名の淋しい山だった。
   
         ヤクシマつつじ
        
         ツクバネウツギ
        
         イチゴ? 美味しくなぁ~い (--;)      
        出会った花達
下山後は、屋久島観光を楽しみ、夕方になってモッチョム登山口に移動して夕餉を楽しむ
夕餉には、屋久島の銘酒、三岳を戴きました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする