北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.9.5 『宇佐美』(194m) リハビリ的な・・・
日曜日の昨日はHiromiと別行動とした。
週末の土日に仕事のストレスを、
全て発散してしまおうというHiromiを、
私のリハビリ的な山行につきあわせるのは、
さすがに気が引ける。
いや、Hiromiはねえ、
ウソだかホントだかよくわからないけどねえ、
「一人で大丈夫?」、
「ホントに大丈夫??」、
って言ってくれるのよ。
けど、そう言われれば言われるほど、
「自信がない」とは言いずらくてさあ・・・
逆にこれはHiromiの作戦かあ!?
「大丈夫!?」と追い込んで、
「だいじょばない」とは言えなくされたかぁ・・・?
昨日の朝もストレッチをしていると、
急に呼吸が苦しくなった。
ほんの一瞬なんだが。
副反応?
現実にワクチン接種後に死亡している人は、
全国で既に1,000人を大きく超えている。
やはり今日も体慣らしの、
リハビリ的山行と決めていてよかった。
ワクチンの副反応が出るのは、
若い証拠だと言ってくれる人もいるが、
私はもう若いふりをしていられるわけでもなく、
やせ我慢には耐えられず、
体力だって人並みの、ただの高齢者。
一旦事が起きてからではもう遅い。
山に入って急性心不全で倒れたなら、
そのまま死後の世界へまっしぐら!
それは仕方ないとしても、
極力人に迷惑をかけぬようにしなくては!
それで昨日は栗山町の、
桜山地区に出かけた。
ここには「桜山池」を基点として、
周遊できる林道がある。
途中で「宇佐美」(三等三角点)を踏み、
変化に富んだ風景を楽しみながら歩ける。
昨日の朝はのんびりとして、
完全に体が目覚めた状態になってから家を出た。
そして10時40分、
「桜山池」下の駐車地をスタート。
すぐにエゾシカ防護柵の扉を開けて林道に入った。
入ってすぐのところで、
重機が入って作業が行われているようだが、
この日は日曜日なので作業は休みだった。
それを過ぎると間もなく、
生活協同組合が行った植林地に出る。
早速現れる広い風景がいい。
広い伐採地の中を歩いて行くと、
傾斜が増して高度を上げて行く。
と、ここで死んだヘビを見た。
もうカラカラの皮だけになっていたが、
ずいぶん小さいヘビだった。
今年はヘビを目にする機会が多く、
これで春から11度目になる。
伐採地から美しい樹林帯を歩き、
駐車地をスタートして約2kmで、
林道を外れて藪に入った。
そして短い藪漕ぎで、
11時25分、三等三角点「宇佐美」。
ここには何度立ったろう?
すぐに藪を抜けて林道に下りた。
ここからしばらくは樹林に囲まれた中を歩くが、
突然前方の視界が開け、
伐採地の風景が目に飛び込んでくる。
伐採地の西側には馬追丘陵と、
栗山町を中心とした南空知の田園風景だ。
その中には私が幼少の頃から、
小学校いっぱいまでを過ごした地域も望まれる。
ここは私が幼い頃から見つめ続けていた、
原風景の山並みなのだ。
今リハビリ的山歩きを、
私の原風景の中で行っていることに、
不思議な「縁」のようなものを感じる。
そんな西側の風景を眺めたあとは、
また樹林帯に入るが、
しばらく歩くと今度は、
東側の伐採地に出合う。
そしてそこからは夕張方面に、
『冷水山』から『鳩ノ巣山』を経て、
『三角山』や「久茶運内」までの山並みが見える。
ただ林道を歩いているだけなのに、
このような風景を次から次へと、
楽しめるところもなかなかない。
次回はこの伐採地から、
東奥の「左股」(三等三角点・354m)まで行ってみよう。
と、突然ここでスズメバチが攻撃してきた!
その大きさといったら、
これまでに見たこともないビッグサイズだ!
一匹だけだが頭をめがけて刺そうとする。
叩き落としたいが、
更に気が立って仲間を呼ばれるとまずいので、
とにかく刺されないようにしながら逃げの一手だ。
何があったかわからないが、
幸いにも突然向きを変えて林の中に飛び去った。
仲間を連れて戻ってこられても困るので、
そそくさとその場を退散!
すると直にまた西側に伐採地が現れた。
これは以前なかったものだ。
今夏伐採されたようで、またまた素晴らしい景観が増えた。
ホントいいねえ、この林道!
林道も終盤となった頃、
支線である「桜山1号線」のゲートを越えて入る。
水が抜けず汚い林道を歩いていくと、
送電線とまたまた伐採地が現れる。
この伐採地の風景が素晴らしい。
麓の田園地帯が手に取るように望まれる。
その前に上部で眺めた新しい伐採地が東側に見えている。
そして最後は送電線下の作業道を下り、
「桜山池」に下り立つ。
池の奥には渡り鳥が群れをなして浮いていた。
もう北からやってきたのだろうか?
13時10分、駐車地。
リハビリ的ゆったり山行に、
これほど適したところは他になし!
と言い切れる約5kmの素晴らしい林道歩きだった。
この先この林道を何度歩くことになるかなあ?
これでワクチンの副反応は消えたろう。
さあ、今日からまた活動しましよう!
2021.9.4 『鳴海沢』(284m)~『東六戸』(246m) ワクチン接種後
今週木曜日の午後、
新型コロナウィルスの二回目ワクチン接種を受けて、
昨日でちょうどまる二日が経過した。
注射した左上腕部には筋肉痛のような痛みが残ったものの、
発熱などはなかった。
ところがその後時折心臓の鼓動が強くなり、
ドックンドックンと、
はっきり感じることがあった。
このまま心臓が止まってしまうのでは?
と思うほど強く感じた。
それがワクチンに対する、
副反応なんだろうか?
また、時折瞬間的だが、
肺が苦しく感じる時がある。
一昨日はもしものことを想定し、
山には向かわず完全休養とした。
そして昨日は極力心拍数を上げぬよう、
林道歩きがほとんどを占める山へ。
Hiromiは物足りないだろうから、
自分で納得できる山に向かうよう指示したが、
もう弟子だか親友だか相棒だか、
わけのわからなくなったHiromiは、
私が心配だからとついてきてくれた。
まあ、今となってはHiromiが私の保険だ。
昨日の朝我が家にHiromiの車を置いて、
当別町青山に向かった。
青山から道々11号線を厚田方面に走り、
峠を下りだして間もなく、
予定した林道入口に着いたのだが、
ゲート前にバリケードが置かれ、
「伐採作業中につき立ち入り禁止」とあった。
これでは諦めざるを得ず、
直近の林道歩きに変更した。
道々「青月線」に入り、
「村田の沢川」に架かる「青流橋」たもとから入る、
「村田の沢林道」を利用することにした。
林道入口には駐車できないので、
道々を500mほど戻り、
空き地を見つけて駐車。
9時50分にスタートした。
「村田の沢林道」を歩くのは3度目だが、
Hiromiは初めてなので新鮮だ。
しかし林道は荒れてイタドリが道を狭めている。
車が走らなくなって久しいようだ。
下草が伸びて林道を覆っているものの、
乾ききっているので支障はない。
空は澄み渡り素晴らしい好天だ。
ただその分直射日光がジリジリと暑い。
時々「暑い」、「暑い」と口にしながら歩く私。
一方Hiromiは暑さなぞものともせず、
黙々と前を歩いて行く。
Co.270で林道分岐を迎え、
その右上が「鳴海沢」だ。
しかし笹が濃く一段上に上がり、
その笹を漕ぐのに難儀する。
そしてようやく見つけた三角点標石!
10時50分、四等三角点「鳴海沢」。
すぐにその場を離れて林道に戻った。
そして直前に出合った分岐から、
左方向に歩を進めていく。
すると間もなく植生がガラリと変わり、
針葉樹林帯に入る。
Hiromiが「こっちの景色の方がいいね!」。
こちらの林道もびっしり草に覆われているが、
まだ歩くのに支障はない。
分岐から1.5kmほど歩いて、
林道を外れて斜面に取り付いた。
わずかな高低差でピークに上がるが、
広い面積のピークは、
いったいどこに三角点があるのかわからない。
今年ここに二度立ち、
そのいずれでも標石を確認することができなかった。
それで今回は「二人なら!」、
という期待を込めて挑んだが、
やはり見つけることができなかった。
残念・・・
それでも一応、11時40分、四等三角点「東六戸」。
周辺に人為的な手が入っているので、
標石ごと土の中に埋没した可能性がある。
この三角点はもう見つからないなあ・・・
この地点から林道を更に進んで、
最終的には周遊して駐車地に戻ることにした。
ただこの先は南に面した斜面に、
林道が刻まれているので、
太陽光をいっぱいに浴びたブッシュに、
一面覆われているであろうことが気がかりだった。
そしてその懸念は的中し、
いくらも進まないうちに、
次第に濃くなった笹が、
最後は林道を判別できなくしていた。
12時15分、進行を断念。
すぐに引き返した。
すると今度は上空をにわかに覆った真っ黒い雨雲から、
ポツリポツリと雨が落ちてきた。
その雨はアッという間に強くなり、
雨宿りをするところも見つからぬまま、
ベチャベチャになりながら歩行を続けた。
しかしそんな強い雨も、
「鳴海沢」直下の分岐まで戻ると弱くなり、
そのうち上がってしまった。
それどころか分岐下の下降では、
その辺りにわずかしか降らなかった様子。
雨雲のギリギリ端を歩いてきたようだ。
13時30分、駐車地。
コロナワクチン接種後の体慣らしには、
ちょうど良い林道歩きだった。
さて、今日も体慣らしに出かけるとするか。
2021.9.2 『東阿蘇岩』(217m) ワクチン接種の前に
麓から眺めて小さく、
地形図で見てもピークまでの距離が短いのに、
実際に登ってみると、
意外に手応えがあるという山がある。
今日はそんな山の一つに登ってきた。
当別町弁華別から北西方面に見える山塊がある。
その最高標高点付近には航空自衛隊の、
レーダードームが備えられている。
これは『阿蘇岩山』(一等三角点・418m)だ。
航空自衛隊の敷地内にあるため、
登ることは許されていない。
一度登ってみようとして問い合せたが、
防衛省に直接許可を得るよう言われた。
しかしそこまでして登ろうとは思わない。
今日登ったのは、
その『阿蘇岩山』の右側(北側)に見える、
小さいが形の良い三角形に見える山だ。
今週は火、水曜と二日間出勤の予定だったが、
月~火曜と具合が悪く水曜日だけ出勤した。
そして今日からまた休みで、
来週は水曜日一日だけの出勤となる。
今朝家を出て当別町弁華別に向かった。
今日は午後から新型コロナウィルスワクチンの、
二回目接種を控えていたので、
昼までには帰宅しなければならなかった。
旧弁華別小学校の前を過ぎてしばらく走ると、
当別川を渡る「青山橋」が現れるので、
そのすぐ手前で左手の小道に入った。
すると広い空き地となり、
その最奥を駐車地とした。
車を離れてすぐ藪に入った。
と同時に小沢が現れて渡渉しなければならないが、
両岸がコンクリートと石で固められて、
簡単には渡れない。
それでしばらく行ったり来たりしてしまった。
その間に目に付く不法投棄。
ゴルフボールやクラブまで投げ捨ててあった。
小沢には一箇所木が渡されていたので、
そこから対岸へ渡ることができた。
その後は一貫して笹の海を行く。
ただ全く当にしていなかった、
地形図に記されている破線林道が、
かすかに踏み跡を残していたので、
利用できる限りそれを利用して進んだ。
そしてそれが消滅したところで、
笹の海を登って行く。
笹はそこそこ密度が濃く、
私の背丈を超える部分もあった。
そんな中を辛抱しながら登って行くと、
ピークのほんの50mほど手前から、
登山道があるかのように、
すっきりとした部分を歩け、
四等三角点「東阿蘇岩」。
標石周りもすっきりしていた。
下山は同ルートをたどる予定だったが、
笹の背が高く見通しが効かない中で、
それてしまったので、
強引に笹を漕いで下部の破線林道跡に当てて駐車地へ。
もう10時半過ぎていたので、
急ぎ帰途に着き、女房と午後のワクチン接種に向かった。
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