改めて「ケータイ有害論」

2010-06-27 20:55:52 | 日記

学習塾の集まりなどでよく聞く話の中に、生徒のケータイマナーがあります。

学校へのケータイ持込は禁止しているところが多いものの、塾への持込はそこまで徹底してはいないのが現状で、例えば夜遅くに授業が終わってカラケータイで家に連絡して迎えに来てもらうために必要という意見も有ります。

しかし、ACSではタッチメールで生徒の入退室時には自動的に登録先(通常は保護者)に連絡メールが届くようになっていますし、そもそもレギュラー授業の時間は毎週変わることはないのですから、終了時刻にあわせて迎えに来てもらうのに必ず必要なツールというわけでもありませんよね。

ケータイは、少なくとも塾の中においては99パーセント有害です。

ケータイは、生徒の集中力を削ぎます。

辞書機能などにこれを用いる生徒もいますが、肝心の辞書すらまともに使いこなせないのに、こんなやり方でカンニングめいたことをしては駄目です。

そもそもケータイを見せ合って喜んでいる時点で、それは塾の中でするべき行為ではありません。

それに、この「勉強するには不要な道具」は、習慣性或いは依存性があって、それは特に自立心のない生徒の方により悪影響を及ぼします。

よく「うちの子、ちっとも勉強しなくて決まっているんです」などと言われる保護者の方がいますが、表でならともかく、塾にまでそれを持たせて(塾にそれが不要である理由は上に書いた通りです)子どもを甘やかせておきながら「勉強しない」というのは矛盾した話だと思いませんか?

以上、多少キツイ言葉ですが、それはその分だけこの道具が子どもたちの勉強機会を蝕んでいるのだという危機感から書きました。




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