先週ぐらいから、私の右目下の瞼にメバチコが出来てしまいました。初めのうちは別に何ともなかったので市販の目薬で済ませていたのですが、だんだん瞼に違和感を感じるようになったので、今日医者に行ってお薬をもらってきました。今回はその事で、身辺雑記も交えながら思う所を少し。
●医療費が高い。
メバチコで医者に通うのは今回が初めてで、初診という事もあって、治療費が3千円ぐらい掛かりました。医者の領収書を見ると、診療報酬のかなりの部分を検査代が占めていました。月収20万円あるかないかの私にとっては、不意の出費は3千円でも大きいのです。それでなくても鍼灸治療で毎月1~2万円の出費があるのですから。今年の夏に歯周病の治療を受けた時も、毎月5千円前後の出費があって、貯金するのに苦労しました。ちなみに、この鍼灸治療費は保険が利かないので、毎年せっせと領収書をためて医療費控除の確定申告をしています。
実際に計算してみたらよく分りますが、大の大人が食っていく為には、単身者でも月収10数万円は最低必要です。何もしなくても、税金・社会保険料・光熱費・昼食代等々の必要経費に、大半のお金が消えていきます。だから月収10~20万円台のワーキングプアにとっては、数千円・数万円の違いが、貯金出来るか出来ないかの損益分岐点なのです。ボーナスなど基本的には無いので(在ってもせいぜい寸志程度)、家計の赤字が続くとそれはもう即、借金生活への転落(多重債務者への道)を意味します。たとえ毎月数万円、否数千円であっても、お金を貯めれるか貯めれないかの違いは大きいのです。その為に私も一時は3箇所のダブルワークで生活をしのいだりもしましたが、そういう無茶はそうそう出来るものではありません。こんな気持ち、ホリエモンなどのヒルズ族や、天下り・親の七光り・議員年金などのお陰で遊んで暮らしているような奴らなどには、絶対に分らないだろう。一刻も早く、社会保険料を以前の様に1割負担に戻せ!
●肝心な時に掛かれる医者が無い。
地方の過疎地では、医者不足や医療機関の統廃合で、無医村やお産も出来ない地域が広がっています。大都市部はそれに比べたらまだマシですが、医療機関の不足・偏在は、都会でも目に見えない問題となって広がっているのではないでしょうか。
私の住んでいる地域は大阪市郊外の人口数万人の衛星都市ですが、最寄り駅周辺の半径約300m以内にある医療機関は、斯くの如く偏在しています。鍼灸整骨医6軒、歯科医4軒、内科医1軒、整形外科医1軒、耳鼻咽喉科1軒。眼科医も一応1軒あるにはある。昔は外科医や小児科医も各1軒あったのですが、当の昔に廃業しています。ちなみに、私の市には公立病院がありません。市は、市立病院を求める住民運動に対して、形ばかりの診療・保健センター設置でお茶を濁しました。
眼科医も、昔からの開業医が1軒未だあるにはあるのですが、もう今は殆ど休業に近い状態なので(診察日は僅か週3日)、私も仕事のある平日には到底通えないので、今回はわざわざインターネットで調べて、隣駅の近くの民間総合病院で診てもらう事にしました。
●鍼灸整骨医が近年やたら増えたのは何故?
先述した様に、医療機関の分布が特定の診療科目に偏在しています。小児科や産婦人科が見当たらないのは、これらの科目の診療報酬が低く抑えられており、労に見合うだけの収入が得られないので医者の成り手がいないからですが、鍼灸医や歯科医にばかり偏在しているのは、一体何故なのだろうか?
内科や外科に比べたら医者になり易い、というのはあるでしょう。医師国家試験の難易度や診療報酬点数との関係も大いにあるのでは。それと鍼灸医について言えば、需要が増大しているからか。
鍼灸整骨医については、その大半はこの10年のうちで開業したものであり、そのほぼ全てが、保険非適用の鍼灸専門医とは別の、電気治療やマッサージが中心の保険・労災適用開業医です。それは、裏を返せば取りも直さず、ストレスや過密労働の為に、腰痛や頚肩腕症候群に悩まされる人が激増した、という事ではないでしょうか。
●医療費が高い。
メバチコで医者に通うのは今回が初めてで、初診という事もあって、治療費が3千円ぐらい掛かりました。医者の領収書を見ると、診療報酬のかなりの部分を検査代が占めていました。月収20万円あるかないかの私にとっては、不意の出費は3千円でも大きいのです。それでなくても鍼灸治療で毎月1~2万円の出費があるのですから。今年の夏に歯周病の治療を受けた時も、毎月5千円前後の出費があって、貯金するのに苦労しました。ちなみに、この鍼灸治療費は保険が利かないので、毎年せっせと領収書をためて医療費控除の確定申告をしています。
実際に計算してみたらよく分りますが、大の大人が食っていく為には、単身者でも月収10数万円は最低必要です。何もしなくても、税金・社会保険料・光熱費・昼食代等々の必要経費に、大半のお金が消えていきます。だから月収10~20万円台のワーキングプアにとっては、数千円・数万円の違いが、貯金出来るか出来ないかの損益分岐点なのです。ボーナスなど基本的には無いので(在ってもせいぜい寸志程度)、家計の赤字が続くとそれはもう即、借金生活への転落(多重債務者への道)を意味します。たとえ毎月数万円、否数千円であっても、お金を貯めれるか貯めれないかの違いは大きいのです。その為に私も一時は3箇所のダブルワークで生活をしのいだりもしましたが、そういう無茶はそうそう出来るものではありません。こんな気持ち、ホリエモンなどのヒルズ族や、天下り・親の七光り・議員年金などのお陰で遊んで暮らしているような奴らなどには、絶対に分らないだろう。一刻も早く、社会保険料を以前の様に1割負担に戻せ!
●肝心な時に掛かれる医者が無い。
地方の過疎地では、医者不足や医療機関の統廃合で、無医村やお産も出来ない地域が広がっています。大都市部はそれに比べたらまだマシですが、医療機関の不足・偏在は、都会でも目に見えない問題となって広がっているのではないでしょうか。
私の住んでいる地域は大阪市郊外の人口数万人の衛星都市ですが、最寄り駅周辺の半径約300m以内にある医療機関は、斯くの如く偏在しています。鍼灸整骨医6軒、歯科医4軒、内科医1軒、整形外科医1軒、耳鼻咽喉科1軒。眼科医も一応1軒あるにはある。昔は外科医や小児科医も各1軒あったのですが、当の昔に廃業しています。ちなみに、私の市には公立病院がありません。市は、市立病院を求める住民運動に対して、形ばかりの診療・保健センター設置でお茶を濁しました。
眼科医も、昔からの開業医が1軒未だあるにはあるのですが、もう今は殆ど休業に近い状態なので(診察日は僅か週3日)、私も仕事のある平日には到底通えないので、今回はわざわざインターネットで調べて、隣駅の近くの民間総合病院で診てもらう事にしました。
●鍼灸整骨医が近年やたら増えたのは何故?
先述した様に、医療機関の分布が特定の診療科目に偏在しています。小児科や産婦人科が見当たらないのは、これらの科目の診療報酬が低く抑えられており、労に見合うだけの収入が得られないので医者の成り手がいないからですが、鍼灸医や歯科医にばかり偏在しているのは、一体何故なのだろうか?
内科や外科に比べたら医者になり易い、というのはあるでしょう。医師国家試験の難易度や診療報酬点数との関係も大いにあるのでは。それと鍼灸医について言えば、需要が増大しているからか。
鍼灸整骨医については、その大半はこの10年のうちで開業したものであり、そのほぼ全てが、保険非適用の鍼灸専門医とは別の、電気治療やマッサージが中心の保険・労災適用開業医です。それは、裏を返せば取りも直さず、ストレスや過密労働の為に、腰痛や頚肩腕症候群に悩まされる人が激増した、という事ではないでしょうか。