※下記の情報がメールで送られてきましたので、拙ブログでも紹介しておきます。いずれも東京都内での企画です。都内・関東在住の方でご関心の在る方はどうぞ。
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●講演:
核実験は独裁政権の断末魔か? 北朝鮮で今何が起きているのか?
RENK代表 李英和による最新情勢分析(12月9日)
核実験を強行した金正日独裁政権。そして、水害などによる被害と冬の訪れの中、飢餓と抑圧に苦しむ北朝鮮民衆。これから北朝鮮はどこへ行くのか、独裁政権の崩壊と民主化に向けて私たちは何が出来るのか、何をしなければならないのか。あくまで北朝鮮民衆の救援と独裁体制の政権変換と民主化を見据えて考える緊急集会です。北朝鮮人権侵害啓発週間開幕前日、RENK代表李英和が講演します。
司会 高英起(RENK東京、ジャーナリスト)
講師 李英和(RENK代表 関西大学教授)
日時 12月9日 午後6時開場 6時半開会
場所 食糧会館(有楽町線麹町駅下車、徒歩1分)
参加費 1000円
連絡先 info@renk-tokyo.org
●討論会:
「中国の民主化とアジア」(12月10日)
主催=アジアと中国の民主主義を考える会(代表:牧野聖修・前衆議院議員)
電話:090-3510-7606(日本語)、090-2179-9812(中国語)
アジア地域において、政治的にも経済的にも大きな影響力を持つ中国は、残念ながら民主的な国家とは言えず、人権問題をはじめとする多くの問題を抱えています。
これらの問題に取り組む民主化活動家たちは、どのようなことを考え、中国をどのような国にしようとしているのでしょうか。中国が大きな影響力を持つ国であるだけに、民主化の行方もアジア地域に大きな影響を及ぼすものと考えられます。
そこで、中国民主化運動のリーダーである費良勇・民主中国陣線主席、薛偉・中国民主団結連盟主席、そして台湾から世界の民主化を支援している蔡昌言・台湾民主基金会副執行長の各氏が来日するのを機に討論会を開き、意見を交換したいと思います。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
日時=2006年12月10日(日)13時15分から16時45分まで
場所=TKP秋葉原ホール(東京都千代田区岩本町3-3-6 井門岩本町ビル7F)
アクセス:JR秋葉原駅・昭和通口徒歩5分、都営新宿線岩本町駅・A4徒歩1分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅・4番出口徒歩4分
会場費=1000円
基調講演=費良勇・民主中国陣線主席
発言=蔡昌言・台湾民主基金会副執行長
薛偉・中国民主団結連盟主席
岡田英弘・東京外国語大学名誉教授
宮脇淳子・東京外国語大学講師 ほか
ウイグル、チベット、北朝鮮等と中国民主化との関係についても、発言予定。
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●講演:
核実験は独裁政権の断末魔か? 北朝鮮で今何が起きているのか?
RENK代表 李英和による最新情勢分析(12月9日)
核実験を強行した金正日独裁政権。そして、水害などによる被害と冬の訪れの中、飢餓と抑圧に苦しむ北朝鮮民衆。これから北朝鮮はどこへ行くのか、独裁政権の崩壊と民主化に向けて私たちは何が出来るのか、何をしなければならないのか。あくまで北朝鮮民衆の救援と独裁体制の政権変換と民主化を見据えて考える緊急集会です。北朝鮮人権侵害啓発週間開幕前日、RENK代表李英和が講演します。
司会 高英起(RENK東京、ジャーナリスト)
講師 李英和(RENK代表 関西大学教授)
日時 12月9日 午後6時開場 6時半開会
場所 食糧会館(有楽町線麹町駅下車、徒歩1分)
参加費 1000円
連絡先 info@renk-tokyo.org
●討論会:
「中国の民主化とアジア」(12月10日)
主催=アジアと中国の民主主義を考える会(代表:牧野聖修・前衆議院議員)
電話:090-3510-7606(日本語)、090-2179-9812(中国語)
アジア地域において、政治的にも経済的にも大きな影響力を持つ中国は、残念ながら民主的な国家とは言えず、人権問題をはじめとする多くの問題を抱えています。
これらの問題に取り組む民主化活動家たちは、どのようなことを考え、中国をどのような国にしようとしているのでしょうか。中国が大きな影響力を持つ国であるだけに、民主化の行方もアジア地域に大きな影響を及ぼすものと考えられます。
そこで、中国民主化運動のリーダーである費良勇・民主中国陣線主席、薛偉・中国民主団結連盟主席、そして台湾から世界の民主化を支援している蔡昌言・台湾民主基金会副執行長の各氏が来日するのを機に討論会を開き、意見を交換したいと思います。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
日時=2006年12月10日(日)13時15分から16時45分まで
場所=TKP秋葉原ホール(東京都千代田区岩本町3-3-6 井門岩本町ビル7F)
アクセス:JR秋葉原駅・昭和通口徒歩5分、都営新宿線岩本町駅・A4徒歩1分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅・4番出口徒歩4分
会場費=1000円
基調講演=費良勇・民主中国陣線主席
発言=蔡昌言・台湾民主基金会副執行長
薛偉・中国民主団結連盟主席
岡田英弘・東京外国語大学名誉教授
宮脇淳子・東京外国語大学講師 ほか
ウイグル、チベット、北朝鮮等と中国民主化との関係についても、発言予定。
先の沖縄県知事選挙で野党統一候補の糸数慶子候補が惜敗しました。勝ったのは自民・公明両党が支持し稲嶺県政の継承を掲げた仲井真弘多氏。両者の得票は、糸数氏30万9985票に対して仲井真氏34万7303票と、その差は3万7千票余り。私個人としても、今回の県知事選では是非糸数氏に勝って欲しいと思っていたので、この選挙結果は残念なものでした。
如何に出遅れたとは言え、糸数氏と言えば、参院議員として、また沖縄社会大衆党の副委員長として、地元では知名度抜群の候補者でした。それに今年の春には、「此処で勝てば県知事選にも勝つ」と言われていた沖縄市長選挙で革新市政の奪還が成し遂げられていましたので、「勝算はかなりある」と思われていたのですが。
与党としては、「福島県知事選挙や福岡市長選挙は、最悪取りこぼしても別に構わない。民主党系や保守の反主流が当選しても、次にそいつをオール与党に取り込んでしまえばそれで良い。しかし沖縄だけは、取りこぼして在日米軍の再編に支障をきたす様な事があっては、絶対にならなかった」という事でしょうか。今回の選挙では、何時にも況して企業ぐるみ・業界ぐるみの締め付け選挙が横行しました。何せ相手の仲井真候補は沖縄電力の会長で、前知事の稲嶺恵一氏ともども、通産・経済官僚畑を歩んできた方ですから、ぐるみ選挙はお手の物でしたでしょう。
また、今回の選挙で期日前投票の票数が11万余票と、投票総数の1割以上を占めた事も、はっきり言って異常です。期日前投票と言うのは、従来の不在者投票制度とも違い、特別な理由が無くても期日前に投票できる様になったというものです。公明党・創価学会がこれを悪用して、選挙直前に学会員の住民票を異動させて期日前投票に動員したという事が言われています。この党・団体は過去もそういう前科が色々ありますから。
その相手の与党候補ですが、選挙戦では徹底的な「与党隠し、基地隠し」を図りながら、普天間移設・基地問題から経済問題に、巧妙に争点逸らしを図ったのが功を奏したと言われています。これが、県内失業率8%と全国一高失業率の沖縄で、最後には与党に有利に働きました。それは、知事選の争点選択での基地問題重視26%に対して経済振興重視52%という県内世論調査の結果にも、如実に現われていましたから。
戦前から戦後と「日本本土の捨て石」にされてきた沖縄には根強い反中央感情があり、それは革新系だけでなく保守系の政治家にも見られる傾向なのですが、沖縄保守には「我々の犠牲のお陰で日本本土の繁栄がある、本土がその犠牲に報いるのは当然」という意識があり、その見返りを求めてアンクル・トムよろしく本土への忠勤に励むという、"政治のねじれ現象"が存在します。本土の方はそれをまた逆手にとって、沖縄を援助漬けにして安保の前線基地に仕立て上げてきました。それが、沖縄であれだけ基地被害が頻発していても、尚且つ保守と革新が拮抗して「革新一色」とは必ずしも成らない理由です。
それは結局は、青山貞一氏も指摘しているように、「安保の前線基地ととっかえひっかえに、国依存、公共事業依存、特例的補助金依存、公債依存といった体質を余儀なくされてしま」う事にしかならず、沖縄の経済的自立や失業解消には全然結びつかない訳ですが、それでも安保の捨て石として沖縄をずっと飼い殺しにしておきたい日本政府と、お零れを頂戴する事に汲々としている沖縄保守との政治的馴れ合いが続いてきたのが、沖縄の政治構造の一断面でした。
しかし、この"政治的ねじれ構造"の中でも、尚且つ保守と拮抗して実際に県政を何度も担った経験を有する所に、沖縄革新勢力の根強さがあります。本土ではとっくに失われた革新統一や全野党共闘の伝統が沖縄では未だ息づいているのも、その一つの現れです。戦前の琉球処分や戦時中の沖縄戦の体験、戦後の「安保の捨て石」という辛苦の体験が、それを後押ししているのです。これも又別の沖縄政治構造の一断面です。
それに加えて、沖縄革新には「ごった煮の強さ」もあるのではないでしょうか。先に保守勢力の所で述べた"政治のねじれ現象"は、実は沖縄の革新勢力の間にも別の形で、「本土支配からの離脱を求めながら本土復帰を希求する」「日の丸を掲げて復帰闘争を闘ってきた」という形で存在するのですが、私はこれは逆に、沖縄革新の強さでもあると思うのです。
沖縄の革新勢力の中には、本土からの政治的独立を求める琉球独立党や沖縄の政治的独自性を強調する沖縄社会大衆党から社民党・共産党を経て嘉納昌吉氏など民主党「左派」の潮流まであり、その周縁部にも保守でありながら反中央意識が強い下地幹郎氏ら率いる政治団体「そうぞう」などがあります。
それらの潮流は、時には先述した「アンクル・トム」や「本土への甘え」の形で弱点として露呈する場合もありますが、逆に戦後の祖国復帰運動や1995年の米兵幼児レイプ事件を契機に沸きあがった全県ぐるみの抗議運動の様に、政治的立場を超えた結集として結実する場合もあります。
「沖縄革新勢力の弱点は経済問題だ」という意見があります。「いくら基地経済からの脱却を叫んだ所で、目の前の高失業の前では画餅にしか過ぎない。それよりも、国との条件闘争の中で如何にうまく立ち回るかを考えた方が得策だ」という意見です。「では保守勢力は上手く立ち回れたのか、稲嶺保守県政の下で失業や生活苦は軽減したのか」と具体的に問われると、潤ったのは本土資本だけでありそれに群がる一部の利権集団だけに過ぎませんでした。それに対して、太田県政時代の脱基地アクションプログラムの様に、地元経済の活性化や基地経済からの脱却の試みは、いずれも革新県政下でこそ本格的・具体的に進められたのですが、それが形となって現われる前に保守に県政を奪われてきたというのが、本当の所ではなかったのでしょうか。その真実をもっと県民にアピールしていけば、当落は逆転しその票差ももっと開いていたのではないかと、悔やまれます。
最後に、公明党対策について。彼の党・宗教団体の謀略的手口については、不断の革命的警戒心で以って注意・監視していかなければならない、としか言い様がありませんが、その中で、沖縄県知事選挙と同日に行われた兵庫県尼崎市長選挙の結果から、教訓を引き出せないか、という気がします。尼崎と言えば公明党・冬柴幹事長のお膝元です。そこで、利権談合政治打破を掲げて前回初当選した市民派の女性現職市長が、今回は自民・公明推薦の新人候補相手に、10万1千余票対4万7千余票と、ダブルスコア以上の票差で圧勝しました。如何に新人とは言え、相手は与党候補。それをここまでの票差で勝つ事が出来たのは、相手の謀略に機敏に徹底的に反撃したからに他なりません。ここから教訓を引き出して、次回は沖縄でも県民の良識が謀略に打ち勝つ事を、示してやらなければなりません。
(参考資料)
・沖縄県知事選、全野党共闘の敗因と問われる今後の行方1~3(青山貞一)
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7227.html
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7228.html
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7229.html
・沖縄県知事選2006(荒野草途伸BLOG出張所)
http://xatosi.at.webry.info/200609/article_1.html
・沖縄知事選の敗因と参院選への対策(カナダde日本語)
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-315.html
・沖縄県知事選は、全然接戦なんかじゃない(タカマサの気まぐれ時評)
http://blog.drecom.jp/tactac/archive/1217
・沖縄県知事選、負けていたら特措法も…防衛長官明かす(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061123i112.htm
・「沖縄県知事選・期日前投票」・・・・・又してもカルト票にやられたね。(kobaちゃんの徒然なるままに)
http://blogs.yahoo.co.jp/posutoman21/267908/24162925.html?p=1&m=c&pm=l
如何に出遅れたとは言え、糸数氏と言えば、参院議員として、また沖縄社会大衆党の副委員長として、地元では知名度抜群の候補者でした。それに今年の春には、「此処で勝てば県知事選にも勝つ」と言われていた沖縄市長選挙で革新市政の奪還が成し遂げられていましたので、「勝算はかなりある」と思われていたのですが。
与党としては、「福島県知事選挙や福岡市長選挙は、最悪取りこぼしても別に構わない。民主党系や保守の反主流が当選しても、次にそいつをオール与党に取り込んでしまえばそれで良い。しかし沖縄だけは、取りこぼして在日米軍の再編に支障をきたす様な事があっては、絶対にならなかった」という事でしょうか。今回の選挙では、何時にも況して企業ぐるみ・業界ぐるみの締め付け選挙が横行しました。何せ相手の仲井真候補は沖縄電力の会長で、前知事の稲嶺恵一氏ともども、通産・経済官僚畑を歩んできた方ですから、ぐるみ選挙はお手の物でしたでしょう。
また、今回の選挙で期日前投票の票数が11万余票と、投票総数の1割以上を占めた事も、はっきり言って異常です。期日前投票と言うのは、従来の不在者投票制度とも違い、特別な理由が無くても期日前に投票できる様になったというものです。公明党・創価学会がこれを悪用して、選挙直前に学会員の住民票を異動させて期日前投票に動員したという事が言われています。この党・団体は過去もそういう前科が色々ありますから。
その相手の与党候補ですが、選挙戦では徹底的な「与党隠し、基地隠し」を図りながら、普天間移設・基地問題から経済問題に、巧妙に争点逸らしを図ったのが功を奏したと言われています。これが、県内失業率8%と全国一高失業率の沖縄で、最後には与党に有利に働きました。それは、知事選の争点選択での基地問題重視26%に対して経済振興重視52%という県内世論調査の結果にも、如実に現われていましたから。
戦前から戦後と「日本本土の捨て石」にされてきた沖縄には根強い反中央感情があり、それは革新系だけでなく保守系の政治家にも見られる傾向なのですが、沖縄保守には「我々の犠牲のお陰で日本本土の繁栄がある、本土がその犠牲に報いるのは当然」という意識があり、その見返りを求めてアンクル・トムよろしく本土への忠勤に励むという、"政治のねじれ現象"が存在します。本土の方はそれをまた逆手にとって、沖縄を援助漬けにして安保の前線基地に仕立て上げてきました。それが、沖縄であれだけ基地被害が頻発していても、尚且つ保守と革新が拮抗して「革新一色」とは必ずしも成らない理由です。
それは結局は、青山貞一氏も指摘しているように、「安保の前線基地ととっかえひっかえに、国依存、公共事業依存、特例的補助金依存、公債依存といった体質を余儀なくされてしま」う事にしかならず、沖縄の経済的自立や失業解消には全然結びつかない訳ですが、それでも安保の捨て石として沖縄をずっと飼い殺しにしておきたい日本政府と、お零れを頂戴する事に汲々としている沖縄保守との政治的馴れ合いが続いてきたのが、沖縄の政治構造の一断面でした。
しかし、この"政治的ねじれ構造"の中でも、尚且つ保守と拮抗して実際に県政を何度も担った経験を有する所に、沖縄革新勢力の根強さがあります。本土ではとっくに失われた革新統一や全野党共闘の伝統が沖縄では未だ息づいているのも、その一つの現れです。戦前の琉球処分や戦時中の沖縄戦の体験、戦後の「安保の捨て石」という辛苦の体験が、それを後押ししているのです。これも又別の沖縄政治構造の一断面です。
それに加えて、沖縄革新には「ごった煮の強さ」もあるのではないでしょうか。先に保守勢力の所で述べた"政治のねじれ現象"は、実は沖縄の革新勢力の間にも別の形で、「本土支配からの離脱を求めながら本土復帰を希求する」「日の丸を掲げて復帰闘争を闘ってきた」という形で存在するのですが、私はこれは逆に、沖縄革新の強さでもあると思うのです。
沖縄の革新勢力の中には、本土からの政治的独立を求める琉球独立党や沖縄の政治的独自性を強調する沖縄社会大衆党から社民党・共産党を経て嘉納昌吉氏など民主党「左派」の潮流まであり、その周縁部にも保守でありながら反中央意識が強い下地幹郎氏ら率いる政治団体「そうぞう」などがあります。
それらの潮流は、時には先述した「アンクル・トム」や「本土への甘え」の形で弱点として露呈する場合もありますが、逆に戦後の祖国復帰運動や1995年の米兵幼児レイプ事件を契機に沸きあがった全県ぐるみの抗議運動の様に、政治的立場を超えた結集として結実する場合もあります。
「沖縄革新勢力の弱点は経済問題だ」という意見があります。「いくら基地経済からの脱却を叫んだ所で、目の前の高失業の前では画餅にしか過ぎない。それよりも、国との条件闘争の中で如何にうまく立ち回るかを考えた方が得策だ」という意見です。「では保守勢力は上手く立ち回れたのか、稲嶺保守県政の下で失業や生活苦は軽減したのか」と具体的に問われると、潤ったのは本土資本だけでありそれに群がる一部の利権集団だけに過ぎませんでした。それに対して、太田県政時代の脱基地アクションプログラムの様に、地元経済の活性化や基地経済からの脱却の試みは、いずれも革新県政下でこそ本格的・具体的に進められたのですが、それが形となって現われる前に保守に県政を奪われてきたというのが、本当の所ではなかったのでしょうか。その真実をもっと県民にアピールしていけば、当落は逆転しその票差ももっと開いていたのではないかと、悔やまれます。
最後に、公明党対策について。彼の党・宗教団体の謀略的手口については、不断の革命的警戒心で以って注意・監視していかなければならない、としか言い様がありませんが、その中で、沖縄県知事選挙と同日に行われた兵庫県尼崎市長選挙の結果から、教訓を引き出せないか、という気がします。尼崎と言えば公明党・冬柴幹事長のお膝元です。そこで、利権談合政治打破を掲げて前回初当選した市民派の女性現職市長が、今回は自民・公明推薦の新人候補相手に、10万1千余票対4万7千余票と、ダブルスコア以上の票差で圧勝しました。如何に新人とは言え、相手は与党候補。それをここまでの票差で勝つ事が出来たのは、相手の謀略に機敏に徹底的に反撃したからに他なりません。ここから教訓を引き出して、次回は沖縄でも県民の良識が謀略に打ち勝つ事を、示してやらなければなりません。
(参考資料)
・沖縄県知事選、全野党共闘の敗因と問われる今後の行方1~3(青山貞一)
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7227.html
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7228.html
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7229.html
・沖縄県知事選2006(荒野草途伸BLOG出張所)
http://xatosi.at.webry.info/200609/article_1.html
・沖縄知事選の敗因と参院選への対策(カナダde日本語)
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-315.html
・沖縄県知事選は、全然接戦なんかじゃない(タカマサの気まぐれ時評)
http://blog.drecom.jp/tactac/archive/1217
・沖縄県知事選、負けていたら特措法も…防衛長官明かす(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061123i112.htm
・「沖縄県知事選・期日前投票」・・・・・又してもカルト票にやられたね。(kobaちゃんの徒然なるままに)
http://blogs.yahoo.co.jp/posutoman21/267908/24162925.html?p=1&m=c&pm=l