アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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なにわB級グルメ探訪3 麺とご飯のセット

2007年06月08日 22時57分03秒 | なにわB級グルメ探訪
 このシリーズ記事も、今までは他に色々書く事があって更新が滞っていましたが、今回久々に更新という事で。記事冒頭の写真は、今年4月某日の私の夕食メニューです。この日は外食で、某定食チェーン店で食事を取りました。確か、この日はうどん・蕎麦メニューが更新された初日で、私も当日は店頭の宣伝文句に釣られて、蕎麦とから揚げの小皿とチラシ寿司で夕食を済ませました。

 そこでふと思ったこと。誰が言い出したか定かではないのですが、麺類(うどん、蕎麦)とご飯をセットで食べるのは大阪ぐらいなものだ、という事を聞いた事があります。しかし、これは本当にそうなのでしょうか。確かに、大阪には「お好み焼き定食」というのがあります。お好み焼きと白ご飯の定食です。流石にこれは私は食べる気がしませんが、実際にそういうメニューがあるのだから、食べる人が少なからず居るのでしょう。

 ところで、本当に大阪人はこんなに炭水化物好きなのでしょうか。私にはどうも信じられません。何故なら、私は大分後になるまで、「うどんとご飯」の組み合わせが嫌いでしたから。子どもの時は、確かにウチでもそういう付け合せの夕食もありましたが、私は嫌々食べていた記憶があります。大分経ってから、「焼きそば定食」を手始めに、「半チャン」(ラーメンと小炒飯)、「散らし寿司と蕎麦」「丼と蕎麦」までは抵抗無く食べれるようになりました。しかし「丼とウドン」になると、よっぽど空腹でない限り、余り食べる気がしない。ましてや「お好み焼き定食」などは論外。

 「丼と麺」のセットにしても、大抵はうどん屋で食べるのですが、そういうセットメニューしかないからそれを食べるだけの話で。かけ蕎麦をセットで注文するのも、少なくとも私の感覚では、あくまでも味噌汁か吸い物の変わりとして食するのです。普段はオカズと味噌汁でご飯を食べるのですが、たまに気が向いたら汁物の代わりとしてかけ蕎麦を頼む、くらいの感覚でしかない。だから、セットの時はご飯は小ぶりのカヤクか丼で、麺類も蕎麦に限定で。大阪人って、本当にそんなに「粉モン、炭水化物」好きなの?
コメント (1)
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人民弾圧の軍隊が守るアベジョンイルの「美味しい国」

2007年06月08日 06時49分00秒 | 監視カメラよりも自由な社会に
・自衛隊による違憲・違法の国民監視活動を告発する(しんぶん赤旗)
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-07/2007060703_01_0.html
 http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/index.html
・情報保全隊監視団体一覧(PDF形式/98.8kB)(同上)
 http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/20070606_shii_ichiran.pdf
・イラク派遣で陸自、反対市民の情報収集 発言など詳細に(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY200706060369.html
・こわいよ~自衛隊の市民運動監視体制(お玉おばさんでもわかる政治の話)
 http://otama.livedoor.biz/archives/50751656.html
・なんで自衛隊が消費税反対署名の活動まで見張ってるんだ?(同上)
 http://otama.livedoor.biz/archives/50751920.html
・なるほど「法令の範囲内」だ!(A PLACE IN THE SUN)
 http://pochicoro.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_2ffa.html
・戦争を実行することがいかに民意に反することか~自衛隊による市民監視活動が示す軍隊の正体(情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士)
 http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/70ebea3cbac14b504710344bbdb1704f
・自衛隊が国民を敵視して監視(あつこばのブログ)
 http://atsukoba.seesaa.net/article/44135852.html
・自衛隊の内部文書についての緊急声明(森住卓HP)
 http://www.morizumi-pj.com/#q
 

 上記の新聞記事を見た時は流石にびっくりしました。何と、自衛隊が、情報保全隊という組織を使って、政党や大衆運動の動向を長期に渡って監視していた、というのです。それも、イラク反戦運動や米軍基地撤去運動だけでなく、労組の春闘集会や、民商や土建組合の運動から、「年金改悪・大増税反対」と銘打った集会に至るまで、逐一監視していたのです。
 監視対象も共産党だけではありません。連合労組や社民党、民主党から、キリスト教会・イスラム教会や映画監督の山田洋次さんまで監視していました。それぞれ、共産党はP、社民党はS、市民団体はCV、民主党・連合系はGL、新左翼系はNLという様に、隠語で監視対象を識別しながら。「P系団体の反戦デモ」「S市議の発言」とかいう様に。民主党の増子参院議員の発言も「反自衛隊活動」としてマークされていました。監視されていなかったのは自民党・公明党と日本会議などの極右ファシスト団体だけです。(詳細は上記リンクの情報保全隊監視団体一覧を参照)

 その事実を国会で追及されると、政府側は判で押した様に「合法的な調査活動だ」「自衛隊の機密保全活動の一環だ」と居直りの答弁に終始していました。
 ついこの間もそんな理屈で、自衛隊は、米軍普天間基地の沖縄県内たらい回し・実質増強や辺野古の海の環境破壊に反対している人たちに対して、掃海母艦を差し向けて威嚇しました。大義名分の無いイラク侵略戦争に反対する人たちを「反日・反自衛隊分子」として、デモ参加者の顔写真を至近距離から撮りまくっていました。春闘や増税反対集会の監視に至っては、何をか況やです。そのうちに、年金改悪やホワイトカラー・エグゼンプションに反対する運動も、全部監視・弾圧対象にするつもりでしょう。

 自衛隊法とかには確かに情報の調査・収集・保全について規定した条文もあるようですが、それはあくまでも自衛隊内での隊員相互の情報の取り扱い方や守秘義務について定めた内規でしかない筈です。その内規の範囲を逸脱して、憲法の人権規定やシビリアン・コントロールの原則なども何処吹く風で、国民の正当な権利行使であるデモや集会まで「反日・反自衛隊」の勝手な理屈で以って好き勝手に弾圧されたのでは、堪ったものではありません。「反日・反自衛隊」弾圧なら何でも許されるのなら、クーデターでも何でもし放題です。

 それで当の自分たちはと言うと、パソコンの機密ファイルの中にお気に入りのエロ画像を保存して、イージス艦の中で勤務中にファイル交換していてウィニーに感染された挙句に外部に流出させてしまうという体たらくなのだから、お話になりません。自分たちのデタラメな情報管理で生じたミスを棚に上げて、恰もまるで自分たちが外国から攻撃されているかのような世論操作まで行い、あろうことか民主運動弾圧の口実にするとは、言う事が盗人猛々しいにも程があります。

 90年代のオウム事件からこの方、とりわけ911テロや917の拉致問題表面化以降は特に、「外国の反日工作員から国を守る」といったキャンペーンが、国家権力の側からマスコミを使って意図的・系統的に垂れ流されてきましたが、その行き着く先がこれです。自衛隊が守ろうとしているのは、実は国民の生命・財産などではなくて、米軍基地や大企業の利権や、偽装請負やネットカフェ難民を生み出す国民総搾取の「美味しい国」の仕組みなのです。御用学者やネットウヨクが擁護して止まない「国柄」とか「国体」とかいうものの正体も、この「美味しい国」の仕組みなのです。

 ただ安倍の特異な所は、その「美味しい国」の搾取の仕組みを守るのに、過去の遺物でしかない時代錯誤な靖国神社や万世一系の天皇神話などをわざわざ引っ張り出してきて後生大事に奉り、世界で物笑いの種になっている点です。この性癖は岸信介以来の親譲りなので一生直らないでしょう。しかし、安倍が過去の世襲君主を引っ張り出してきてまで崇め奉るこの「美しい国」(政府・財界にとっての美味しい国、国民にとっては年金ぼったくり詐欺と格差社会の散々な国)ですが、世襲制の北朝鮮の言う自称「強盛大国」と、その本質においては全く同じではないか。如何にバカマルコスの所業と言えども、前号記事の年金言い訳パンフみたいに笑って済ませられる話では、断じてありません。

 何度も言いますが、軍隊は国民を守るために存在するのではありません。国民を弾圧する為にあるのです。これは絶対王政時代からの普遍的真理です。そんな事ぐらい、軍隊が関東大震災や米騒動の時にどう動いたのか、沖縄戦で何をしたのかを考えれば、直ぐに分るものを。本当の意味で「人民の軍隊」と言えるのは、かつての南ベトナム解放戦線やメキシコのサパティスタの様な民族解放ゲリラだけですが、これも民主主義が機能しなくなれば容易に「人民弾圧の軍隊」に変貌してしまう事も、旧ソ連や中国やアルジェリアの例で証明済です。

 「北朝鮮が侵略してきたらどうする?」って。一体何処に、今の日本を侵略してくる(そういう能力と意志の在る)国が在るのですか。中国にしても、今や米・日と経済的には持ちつ持たれつの関係であるのに。北朝鮮その他の国(これには東側だけでなく西側諸国も含まれる)の工作員や麻薬密売人が時々不法入国を試みたりしますが、そんなモノは税関や海上保安庁が犯罪行為として取り締まれば、それで済む話です。そんな得体の知れない不安の為に、米国のやる事に何でもかんでも追従して、侵略の片棒を担がされてテロの標的にされたり、軍隊をのさばりかえらせて政治的自由や生存権を侵害され「美味しい国」を永遠に続けさせる事の方が、よっぽど愚かです。

 「私たちは過激派や政府転覆を試みるような輩ではないから弾圧されない」と思っている人がいたら、これもとんでもない誤解です。今回の例でも、監視・弾圧対象にされたのは共産党や左翼だけではありません。お上に逆らうものは全てその対象にされるのです。それでも良いというならば、どうぞ勝手にすれば良い。たとえ消費税が10%・20%に引き上げられてセーフティラインが切り縮められても、ずっと政府・財界のイヌとして「北朝鮮が中国が攻めて来る」と喚き続けて、餓死でも何でもすれば良い。私は嫌です。そんな奴らの巻き添えになどされて堪るか。

※以上、昨夜仕上げた第1稿にいくつか書き足しています。
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