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なにわB級グルメ探訪4 YOKOJI HAMBURGER

2007年06月15日 23時23分56秒 | なにわB級グルメ探訪
 先日の記事「ジャンクフードのメガ対決」の中で話題に出た「ちゃんとしたプロの料理人が調理した本格的なハンバーガー・サンドイッチ」の味を求めて、大阪市内は地下鉄御堂筋線本町駅の近くにある「YOKOJI HAMBURGER」のお店にやってきました。私がこの店を選んだのは、大阪にも他に幾つかあるオリジナル・ハンバーガーショップの中で一番値段的に手頃そうだったのと、以前何かの折に見たテレビ番組の中でこの店の事を取り上げているのを思い出したからです。

 私が行ったのは金曜日の丁度お昼時で、企業のオフィスが集中する本町の御堂筋界隈は、ランチタイムを楽しむサラリーマンやOLで賑わっていました。そのお店も丁度その中にあり、私が行くと既にレジの前に少し行列が出来ていました。
 お店の造りは50年代の古き良きアメリカをイメージしたカフェバーみたいな感じで、店内にはカントリー調の音楽が流れていました。並んでいると程なく店員さんがメニューを持ってオーダーを聞きに来ました。私は、まあ初めという事で、一番オーソドックスな「オリジナル・デミグラス・ハンバーグ」とアイスコーヒーのセットを頼みました。

 ここの店は、バンズ(パン)に挟むものはハンバーガー・レタス以外は全て追加オーダーで頼むようになっていて、チーズとベーコンを併せたフルトッピングにすると千円以上します。「ああやっぱりここでもハンバーガー1個で千円以上するのか」と一瞬思いましたが、マクドなどとは比較にならない店員の愛想の良さや、待ち時間はコーヒー飲み放題のセルフサービスに、直ぐに気を取り直しました。それで、注文すると出来上がりまで20分ぐらい掛かるという事で、番号札が配られたのも、ハンバーガー・ショップに入って初めての経験ですが、これもご愛嬌という事で。

 それで出てきたのが、記事冒頭の写真のハンバーグ。ハンバーガー以外に間に挟まっているのがレッドチェダーチーズ、石狩川ベーコン、ネッカたまご。その左にあるのがデミグラスソースとマヨネーズで、客が上のバンズを開けて自分でお好みの量だけスプーンに掬ってトッピングの上に乗せるのだそうです。ハンバーガーのサイズは丁度マクドのビッグマックぐらいでしょうか、どうにか口をあけて齧れる程の大きさでした。

 それで食べたのですが、やっぱり味はマクドやロッテリアのハンバーガーなんかとは全然違います。モスバーガーとも比較にならないくらい美味しかったです。ハンバーガーは手作りそのものの味で、今までのパサパサのパティとは比べ物にならない。ネッカたまごの目玉焼きも、しっかりと卵の味でした。では今まで食べていたハンバーガーは一体何だったのかという感じで。

 食べた後の満足感・充実感・「ホッとした感じ」は、やっぱり千円以上出して食べただけの価値はあります。というか、まともなものを食べようと思えばやっぱりそれ相応に金が掛かるという事でしょうか。「安かろう悪かろう」では、物理的な満腹感は味わえても精神的な満足感は味わえないという事か。そう言えば、かつて失業中で職探しの時に、500円以内のパンとコーヒーでランチを済ましていた日々を思い出しました。あの時はランチを食べてもこういう満足感は全然無かった。ランチの度に「エサを食わされている惨めな自分」を思い知らされていた。年金暮らしが始ると、再びこの様な想いを味わう破目になるのだろうか。
 しかしそれにつけても、ランチ1食千円以上はやっぱり高すぎる。こんな高いランチでは、たまの休みの日にしか食べれません。「美しい国」より「食いっぱぐれの無い国」を。況してや、ごく普通に生きていく事すら競争競争でしのぎを削らなければ適わないような「美味しい国」などは論外。

(関連記事)
・YOKOJI HAMBURGER のHP
 http://www.yokoji-hamburger.com/index.html
コメント (1)
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