アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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電気料金不払いの勧め

2012年06月10日 19時10分54秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
 今週も全国各地で反原発のデモや集会がありましたが、生憎私の場合は、母の法事や自分自身の体調不調が重なり、今までみたいには動けない状態が続いています。しかし、たとえそんな状態でも、野田政権や電力会社の原発再稼働方針を黙って見過ごす訳にはまいりません。あいつら金持ちは、自分自身は安全な所に身を置きながら、「電気を使いたければ原発を受け入れろ、失業したくなければ原発ジプシーでも厭わずに働け」と、我々貧乏人にだけ犠牲を押し付けてきているのですから。そんな理不尽な言い分なぞ到底受け入れる事は出来ません。
 でも何も言わなければ認めた事になってしまう。さりとて今までみたいには動けない。そんな私のような人でも出来る取り組みがあります。それが下記の取り組みです。

(転載開始)
・原発で作った電気はいらない。自動引き落としをやめよう!(電気代不払い宣言)

 東京電力・福島第一原子力発電所の破局的な事故によって、私たちは目が覚めた。もう『原子力は安全です』というデマは信じない。東電は誠実に被害者に向き合い、十分な賠償をすべきだし、政府は子どもたちを安全な場所に避難させるべきだ。そして何より、原子力発電をやめてほしい。福島第二、柏崎刈羽はじめ、すべての原発の即時廃止は、地震列島日本に暮らす大多数の人々の願いでしょう。
 ところがデモで原発反対をいくら叫んでも、閉鎖された電力館(原発の巨大PR施設)の扉の前では虚しく響くばかり。東電や政府や、当事者がデモの現場にやってきて、私たちの意見に耳を傾けるなんてことはない。
 デモはデモだ。道行く人々のために、また、私たち自身のためにこれからもやろう。ただ、それだけでは充分でないので、私たちは各電力会社に対して電気料金を「不払い」することにした。金持ちも貧乏人も、電気を使っていれば電力会社の「顧客」。私たち一般の消費者は、独占企業である電力会社以外から電気を買うことはできず、電気がなければ、憲法が言う「健康で文化的な最低限度の生活」さえ営めない。
 電力会社は、独占企業として、私たちの意見に耳を傾ける義務があるはずだ。しかし彼らは、そんな声をひとつとして聞き入れようとしない。それどころか『節電しないと計画停電する』とか、『原発を再稼働させないなら電気代を上げる』とか。私たちを脅迫してくるばかり。利益の9割を家庭への課金から得ているのに、経団連、メガバンクのいいなりで原発再稼働をしようとしている。

 私たちは、原発で作った電気はいらない。
 その意思表示のために、電気代を不払いしよう。もしあなたが、自動引き落としで払っているのなら、それは原発推進に白紙委任状を出しているのと同じだ。だから、「自動引き落としをやめる」のが最初の一歩になる。

1.自動引き落としをやめ、コンビニなどでの振替用紙払いに切り替える 電気の領収書に書いてある番号に電話し、「原発への抗議のために振替用紙払いにします」と言えば、すぐ変更できます。→(電力会社)入金時期が不安定化する。
2.催促通知が来る。電気を切られる前に払う または家に来る集金人に、直接意見を言いながら払う。いったん切らせて、何時間か送電停止させる。またつなぎに来てもらう。→(電力会社)売掛金が滞留する。人件費がはね上がる。
3.原発でできた分の電気代の支払いを拒否する。 郵便局のATMで一部だけ支払う。たとえば1円だけ払うのをやめる→(電力会社)再請求のため、督促コストがさらに増える。

 自動引き落としをやめるだけでも、意義は大きいです。このささやかな試みに、ぜひ、あなたも続いてください。
 まずはお手元に、先月の電気の領収書のご用意を。
 3.の支払い拒否のくわしいやり方は、このビラに書きました。ぜひご覧下さい。
 http://d.hatena.ne.jp/ootomi/files/fubarai_bira.pdf (PDFファイルをダウンロードします)

 電気代不払いプロジェクト
 toudenfubaraiあっとgmail.com
(転載終了)
 http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/1329440394

 この電気料金不払い運動は意外なほど効果があるようです。その歴史は昭和初期の「電灯争議」にまで遡ります。当時の不況下で、富山県や長野県などで電気料金引き下げを求める不払い運動が広がります。それに対して電灯会社は電気供給ストップで対抗しますが、「電気は天下の回りもの、むやみな供給停止はまかりならぬ」との勝訴判決を勝ち取り、電気料金引き下げに成功する例も現れます。
 あの戦前ですら、これだけの成果を勝ち取る事が出来たのですから、今の我々に出来ない筈がありません。しかも、何も全額不払いにしなくても構わないのです。支払方法を自動引落しから振込払いに代えて、たとえ1円でも払わなければ良いのです。たった1円にかかる遅延利息なぞ無いも同然です。そして、実際に供給がストップされる前に、残りの1円を払ってやれば良いのです。「これ以上好き勝手な事をするなら、こちらも黙っていないぞ」と無言の圧力をかけながら。
 これを、単なる「嫌がらせ」としか捉えられないようでは、事の本質を見誤ります。「嫌がらせ」をしているのは、寧ろ政府や電力企業の方なのですから。今まで散々、被曝や環境破壊のリスクや、原発の為の割高な電気料金や税金を押し付けておきながら、今頃になって「経済が立ち行かなくなる」と脅しつけても無駄です。人々の命や暮らしを犠牲にしておいて経済もクソもありません。電気料金不払いは、そんな国家権力や独占企業の横暴に対する「ささやかな抵抗」「正当防衛」です。 
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