アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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プレカリアート、主夫になる。

2015年08月26日 23時00分10秒 | 当ブログと私の生い立ち
 前々回記事の中でも少し触れましたが、現在、親父が入院中です。別に危篤とかではなく、近隣の市民病院で総胆管結石(そうたんかんけっせき)の除去手術の順番待ちの状態で、親父自身は暇を持て余しているのですが、何分高齢なので気掛かりです。その為に、私は現在、実家の家事や片付けに追われています。この8月23日の大阪での戦争法案反対デモにも遂に参加出来ませんでした。申し訳ありません。
 しかし、その中で、今回の不遇を逆にチャンスと捉え、今までやった事のなかった自炊にも挑戦しつつあります。そう、「主夫」です。但し、私は未婚なので、厳密に言えば「夫」ですらないのですが。
 今や家事は女性だけの仕事ではありません。最低限、男でもお米ぐらい炊けなければ、21世紀の男女共同参画社会の中では生きていけません。その「悪戦苦闘」の中間報告を次に紹介して行きたいと思います。ベテラン主婦やベテラン「主夫」が聞けば笑う様な話も一杯出てきますが、まあ、そこは愛嬌(あいきょう)と言う事で。



 まず、親父が入院して真っ先にキッチンを片づけ、賞味期限切れ食品の大半を廃棄しました。
 手始めにインスタントラーメンや調味料から始めて、冷蔵庫・冷凍庫の中も整理しました。賞味期限切れの食品も、7月以降の物で品質的に大丈夫な物は残しましたが、それ以前の物はたとえレトルトパックの物でも迷わず廃棄しました。また、日付的に大丈夫なレトルト食品や中元で送ってきた素麺についても、親父と二人で食べきれない分については、いつまでも置いておいても仕方がないので、職場の同僚におすそ分けしました。
 そうしないと、このまま放っておいたら、早晩我が家は「ゴミ屋敷」と化してしまいますから。既に兄貴も妹も独立し、今や親父と二人しか家にいないのに、親父がなぜこうも買いだめしたがるのか、私は不思議でなりません。亡くなった母親もそうでしたが、やたら買いだめたがるのです。そのせいで、今や掃除にも支障を来し始めています。近くにはスーパーがあり、最近はコンビニも出来たのに、なぜ必要分だけ小まめに買おうとしないのか。買い物が煩(わずら)わしいと一気に買いだめし、捨てるのが勿体(もったい)無いとため込んだところで、使い切れずに腐らせて、後で一気に捨てなければならない方が、よっぽど煩わしいし勿体無いのに。
 ただ、私の住んでいる高石市は、普通(可燃)ゴミの収集については「一部従量制」を採用していて、無料で出せる年間のゴミの量が決まっています。一定量までは、市役所から配られるピンクの無料券をゴミ袋に貼って出せばよいのですが、それ以上になると、コンビニ等で1枚30円もする茶色の有料券を購入して、ゴミ袋に添付しなければなりません(券の色は年度毎に変わります)。今回の在庫整理で無料券をかなり使ってしまったので、親父、退院して帰って来たら、さぞかし怒るだろうなあ…。



 そして、キッチンの片づけが一段落した後、いよいよ「主夫」修行を始めました。今まではお袋がいて、お袋が亡くなった後も夕飯の支度は親父任せになっていました。別に私が家事をやっても良かったのですが、親父に一足先を越されてしまい、私もそれについつい甘えてしまっていました。そこで、「これではいかん」と一念発起し、親父の入院を機に、私も飯と卵焼きぐらいは作れるようになろうと、ネットの情報を頼りに、自炊に挑戦する事にしました。
 まず、卵焼きからマスターする事にしました。ネットのレシピによると、「卵2個に砂糖大さじ1杯と醤油小さじ少々を加え、卵は白身を黄身に混ぜ込むように溶き(決して泡立てない)、フライパンに3分の1ずつ流し込み、専用のコテで卵を巻いていく」とあります。私も最初は、卵焼きのフライパンを買ってきて、そのレシピに沿った作り方をしました。しかし、それだとどうしても卵焼きが甘ったるくなるので、もう二回目ぐらいからは、卵には醤油だけ入れて、コテも使わず箸だけで卵を巻いていきました。箸で巻いたので、ネット写真のようなキレイな形にはなりませんでしたが、最初の頃と比べると、それなりに卵焼きの形になって来ているのでは…。味も基本的に満足がいくものでした。ところで、私は、フライパンに敷く油をサラダ油にしましたが、最近はサラダ油よりもオリーブオイルが主流となりつつあるようですね。



 最後に炊飯です。何といってもコメは日本の主食なので、卵焼きよりもこちらの方からマスターし始めたのですが、途中で大チョンボをやらかしてしまい、マスターするのが卵焼きよりも後になってしまいました。
 どういう大チョンボをやらかしたかと言うと…。私、恥を忍んで敢えて書きますが、自分でご飯を炊くのは初めてだったので、炊飯器の外釜に直接お米と水を放り込んでしまいました💦。「お米は計量カップに1合(180ml)ずつ入れ、水はその1.5倍、それを3合分ぐらい入れ、炊きあがった後は15分ぐらい蒸してから、ご飯をかき混ぜなければならない」という所までは、本やネットであらかじめ「予習」していましたが、実際に自分でご飯を炊いた事がなかったので、何も知らずに炊飯器に直接お米と水を放り込んでしまったのです💦💦。まさか、そこまで書かなければならないとは、本やネットの編集者も思わなかったのでしょう💦💦💦。
 外釜から水が漏れだして、初めてその失敗に気が付き、あわてて炊飯器を近くの電器店に持って行って、そこで分解清掃してもらいました。やがて分解清掃も終わり、再び炊飯を試みて、今度は何とか上手く行きました。味も上々でした。ただ、白米のある場所が分からなかったので、胚芽米だけで炊いてしまい、後で親父から「胚芽米は高価なのに」と怒られてしまいました。そこで、白米を見つけ出して、「これからは白米2:発芽米1の比率で炊くように」と言われました。

 そういう、普通では考えられないような大チョンボまでやらかしてしまいましたが、何とかご飯と卵焼きだけは自分で料理できるようになりました。
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