アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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壊れた自民党も捨てなさい

2016年06月15日 19時25分00秒 | 当ブログと私の生い立ち
 「毒親からの独立宣言」の続報です。
 6月11日(土)に転居先の部屋の下見を済ませた後、日曜日をはさんで翌日13日(月)の仕事帰りに、URの営業センターで賃貸契約を締結し、規定の敷金・前払い家賃の入金まで済ませました。親にはまだ転居の日取りも相談しないうちに、いきなり契約締結まで行ってしまうのもどうかと思いましたが、UR休業日(毎週日・水曜日)と自分の勤務シフト公休日が完全に重なる中で、少しでも動ける時に動ける所まで話を進めておいた方が良いと思いましたので。重要事項説明などに思いの他時間がかかり、URの営業所を出たらもう夜の7時を回っていました。

 そして、帰宅してから夜遅くに、親父に転居先の間取り図も見せて、「7月7日には家を出る」と言ったのですが、親父に泣きつかれてしまいました。
 親父いわく、①「せっかく、お前の見合いの話を進めようとしているのに、何もこんな時に急にバタバタと家を出る事ないじゃないか」、②「独立するなら20~30代のもっと若い時期にやっておくべきだったのに、本来なら孫がいてもおかしくない今頃になって、そんな事をしても、もう遅い」、③「ひょっとしたら、見合い相手が親と同居しても良いと言うかも知れないのに」。

 これを聞いて思いました。やっぱり③が親父の本音なのだなと。その他の①②の理由は、確かに本当にそう思う気持ちもあるかも知れませんが、あくまでも③の補足でしかないのではないかと。だって、①の「急にバタバタと家を出る事ないじゃないか」と、②の「今頃そんな事をしても遅い」って、言ってる事がまるで正反対じゃないですか。そんな矛盾した事が平気で言えるのも、①も②も、親父にとっては、最終ゴールの③に至る過程でしかないからです。

 そこで、「でも、いつまでも親と同居していてはいけないという事も、元々親父から言い出した事じゃないか」と、最後まで突っぱねても良かったのですが。しょんぼりしている親父を見ていたら、何だか可哀想になり、見合いの話が進展するまでは、実家を出るのは先延ばしする事にしました。
 そして、その翌日の仕事帰りに、またURの営業センターに出向いて、賃貸契約を解約してきました。URに支払った分は全額戻って来ますが、既に入金してしまった後なので、実際に還付されるのは3~4週間後になります。こんな事になるなら、事前に、もう少し具体的に親父と話を煮詰めておくべきでした。

 しかし、なぜ親父は、そこまで「見合い」「結婚」にこだわるのでしょうか?いや、私も逆に、一生「独身」でいるつもりはないのですが。でも、自分の努力だけでもある程度までは何とかなる受験や就職とは違い、「婚活」には年齢や身長など、自分の努力だけではどうにもならない部分があります。私も、ネットの婚活サイトに登録して、一定努力はしているのですから、もうそれで良いじゃないですか。
 何も、結婚だけが人生の全てじゃない。職場の既婚者を見ても、所帯持ちが皆一人前の人間という訳ではない。実際、子供みたいな人間も結構います。

 そう考えると、親父が結婚にこだわるのは、息子の幸せを考えてと言うよりも、ただ単に自分の寂しさを紛らわせる為に、「サザエさん一家」の幻想にすがりたいだけではないでしょうか。親父の頭の中では、あくまでも「サザエさん一家」が理想の家族像なのです。その家族像からはみ出た私は、世間体の悪い「鬼っ子」でしかないのでしょう。
 でも、いくら結婚できたとしても、現在の核家族では、子供が生まれなければ、独居老人が老人夫婦に置き換わるだけです。現に、私の兄夫婦も妹夫婦も、子供はいません。ここまで少子高齢化が進むと、もはや少人数の核家族だけでは、高齢の親父の介護なぞ無理です。そんな中で、世間体ばかり気にして、「サザエさん一家」の幻想に浸っていても仕方ないのに。

 もっと言えば、日本をそんな老後の不安だらけの国にしてしまったのは誰なのか?「消えた年金」問題を引き起こしたのは誰なのか?ブラック企業の長時間労働を野放しにし、正社員を低賃金で不安定な非正規雇用に置き換え、公営住宅も満足に建てず、正社員にもなれず結婚もできず持ち家もマイカーも持てない若者や中高年を大量に生み出したのは一体誰なのか?自民党や財界であり、その尻馬に乗って、選挙のたびに自民党に投票してきた親父じゃないですか。
 本当に「サザエさん一家」の幸せを願うなら、国民生活を破壊する自民党政治を乗り越えるべきなのに。逆にその尻馬に乗り、自分のやって来た事を棚に上げ、非正規労働者の私をさげすむような眼で見て。業務改善活動で先日会社から表彰された事も無視して、「ただのんべんだらりと過ごしてきた」としか見ない。そんな親父に、何で今更、実家を出る相談なんてしなければならないのか?

 そう思ったから、今回は少し強硬手段に出てやったのです。何かあればすぐ「気に入らないなら家を出て行け」と言う親父に対して、「なら、こちらも、その気になればいつでも出て行くぞ」と言う姿勢を見せ付けてやったのです。その気になれば、URライト(定期借家)以外にも、JR新今宮駅周辺にある外国人観光客向け民泊ホテルや福祉住宅もある。別にタコ部屋みたいな所に泊まらなくても、実家脱出の手段なぞ幾らでもあるのです。
 でも、そんな事で幾ら親父と張り合っても仕方ないので、今回は様子見に留める事にしました。それに私も、今回は少しやり方が性急、強引過ぎたと自分でも思います。「毒親」の中ではまだ比較的マシな部類の親に対して、少しやり過ぎたなと。そういう意味では、私も反省しなければなりません。但し、次また親父が「気に入らないなら家を出て行け」とか言ってきたら、その時は本当に親を見捨てるつもりでいます。

 その中で、参考になるサイトを見つけました。それが次の二つのサイトです。

 まず、一つ目の「壊れた器は捨てなさい」から紹介します。毒親の下で育てられた自分自身の経験を基に、当事者以外には理解しにくい「毒親」の定義やその対処法について、次のように細かく解説してくれています。

(毒親とは)
 子供に悪影響をあたえる親を毒親といいます。多くの場合、親本人は自分が毒であることに気づいていません。暴力のほか、精神的ないじめや束縛、脅し、ゆがんだ愛情のかけ方など、さまざまな方向から子供を苦しめます。

(毒親のタイプ)
・無関心型(世話しない)
 子供に必要な親の義務を果たさない親…たとえば、満足な食事を与えない、必要なものや費用を渡さない、言葉をかけない、などです。
・過干渉型(支配する)
 子供を自分の持ち物のように扱い、別人格であることを認めません。親の指示通りに物事が進まないと子供が責められます。
・病んでる系(世話させる)
 病んでいたり不幸な状態にあることをアピールし、子供に世話を焼かせます。子供は小さな頃から親に甘えられず、自分の幸せを罪だと思うようになります。

(よくある毒親の行動パターン)
・条件つきの愛情
 世の中の大多数の親は、子供の幸せを願っています。子供を愛しているからです。一方、毒親は、自分の思い通りになる子供だけを愛します。自分だけを愛しているからです。
・言動が一貫しない
 毒親は、子供に矛盾した指示を出します。動物を大切にしなさいと言いながら、気に入らないペットを捨てるなど…心の支えとなる親の言うことが変わってしまうと、どの指示に従えばよいのかわからず、子供は混乱します。
・話し合いができない
 ものごとを断定的にとらえ、話し合いができないのも毒親の特徴です。その結果、子供は白か黒か言われた通りのものとして反応するしかできません。
・子供に嫉妬する
 人の親だから自動的に尊敬される存在になるわけではありません。毒親は、ひとりの人間として見た時すでにダメな人であるという確率が高いです。

 そして二つ目が、毒親の支配→離れる→洗脳を解く→自分を取り戻す【毒親】NEVERまとめ。 上記の解説を、さらに具体例に即した形で、下記のように網羅的に説明してくれています。

(毒親の毒セリフ)
「親の言うことを聞いて置けばよい」
「親に逆らうのか?」
「親の言うことが聞けないのであればご飯は抜き」
「親に逆らうなら勘当だ」
「誰のおかげで飯が食えていると思っているんだ」
「親の言うことを聞かない子はいらない」
「あなたはブサイクだから」
「あなたは頭が悪い子供だから」
「お前は馬鹿だから」
「弟と比べてお前は顔が悪い」
「運動神経が鈍い」
「誰がここまで育てた!」
「学校に行かせたのに恩知らずが!」
「お前らのために嫌な仕事でも我慢しているんだぞ!」
「親の言うことに逆らうのか!」
「お母さんの言うとおりにすれば安心だから」
「子供の癖に生意気な」



 ここまで読んで、ある事に気が付きました。ここに出てくる人物像って、安倍晋三や橋下徹、石原慎太郎や、それに連なる右翼の政治家・文化人・芸能人(百田尚樹、津川雅彦など)の言動そのまんまじゃないですか!セクハラ野次を飛ばした都議とか、「自民党は嫌い」と言った巫女(みこ)さんに対して「巫女のくせに生意気な。夜にホテルに連れ込んで説教してやる」と放言した自民党の政治家、とかを筆頭に。

・「自分の思い通りになる子供だけを愛する」→ネトウヨ(ネット右翼)しか愛せない。「ニコ動」「フジテレビ」等の御用番組しか出ない。(安倍晋三)
・「言動が一貫しない」→外向けには「法の支配、自由・人権などの価値観を共有する日米同盟」とか言いながら、国内では秘密保護法や戦争法(安保法制)を強行採決したり、「憲法を法律に合わせる」だの「私が立法府の長だ」だの言って、憲法も三権分立も無視したり。(安倍晋三、中谷元)
・「話し合いができない」→すぐに逆切れし、何かと言えばすぐに「中立でない」と決め付けて、報道番組に圧力かけまくり、反対意見を抑圧。(安倍晋三、高市早苗、百田尚樹)
・「子供のくせに生意気な」→「巫女、女、バイト・パート・派遣、生活保護受給者、在日朝鮮人…のくせに生意気な」(巫女発言の大西英雄、セクハラ野次の鈴木章浩、等々)

 そうか、なるほど。今の安倍晋三自身が、A級戦犯の「毒祖父」岸信介に育てられた「アダルト・チルドレン」だったのだ。そんな「毒首相」「毒与党」が我が物顔で国を支配していたら、そりゃあ「毒親」も一杯出てくるわな。「壊れた器は捨てなさい」とサイト主が言うなら、それと同じように「壊れた自民党も捨てなければならない」。まずは今度の参議院選挙で、それを示してやろうじゃないですか。
コメント (2)
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